天司長ですけど、グラブルの世界じゃありません   作:夜と月と星を愛する者

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1話

やぁ、久しぶりだね。諸君……ん?すぐ前にあっただろだって?ハハハ、そうだね。君たちからしたらつい昨日の出来事のようなんだろうね……だけど、私からしたらもう何千年も前の事なんだ、あの裂け目から落ちて目覚めたら見たことのない景色だったんだ、ザンクティンゼルでもポート・プリーズでもなかった、それを知った時はちょっとがっかりはしたが、逆にいうなら私は死ぬ事はないということに喜びを感じたさ

 

その後はこの世界の事を知るために世界中を渡り歩いた、時には魔物の上位互換である“魔獣”を倒したり悪神や魔神と呼ばれる俗に言う“悪”を滅したり様々な場所に赴き様々な事を成した……そしていつしか私は英雄譚や物語に度々出てくるようになった、英雄に武器を知恵を授けたり私たち天司が人では敵わない強大な敵を倒したりなどしているうちに……『真なる神』『天王』『導く者』などの名が付けられていた…しかし、私は考えるようになった…

 

「私が彼らを助けているいることが彼らを堕落させてしまうのではないか?」

 

私であるルシフェルは『進化』を司っている。だからこそ私は地上から姿を消した……当然、人々は驚愕した…しかしそれぞれの種族の代表が私の前に立ち…「天司長ルシフェル様、私たちは何度も助けられてきました…ルシフェル様が案じておられることももっともであります。……ですから私たちは貴方様の手を煩わせないほど強くなると今ここに宣言します!」

 

その日を機に彼らは強くなった、奪われる者が隠れる者が次々と立ち上がり武器を手にとり戦った…彼らはとても強くなった、私の前で宣言した各種族の代表はそれらの一線を画していた、その者たちは『八天星』と呼ばれる英雄となり私が取り逃がした“邪神”を見事に倒してくれた……私はそれを見届けた後、天界へと還った

 

人々は平穏を謳歌した………しかし、それから数百年後、ダンジョンと呼ばれる物から魔物が出てくるようになった、私が地上にいた頃なら問題なく全てを退けることが出来たであろう……だが、人々はこの数百年で衰退した、しかしその時期より超越存在(デウスデア)である神々が神界より降り立つようになった…そして神々は人々に恩恵(ファルナ)と呼ばれるのを授けた、それから長い年月が経っても魔物達はダンジョンから出てきて人々を襲っていった……中には人を襲わない強き魔物もいた、そして人々の運命を分ける大戦が起きた…魔物の数およそ5000万…対して人の数およそ1000万、魔物がゴブリンなどの弱い魔物が多くいれば勝算はあったであろう。しかし、魔物の中には魔獣になりかけのものもいた、当然人々は押され多くの犠牲者が出た………

 

………だからこそ私は地上に赴いた、友を愛する者を家族を失い泣き叫ぶ人々を見た時、私は自身で決めた事を覆すことになるとわかってはいたが、耐えられなかった……だからこそ私達が降り戦った、人々を鼓舞して武器を手に取らせた…

 

……大戦が終わり人々から感謝された…しかし当然ながら『何故もっと早くきてくれなかった!!』と言う人々もいた…私は天界の役割を言うのを躊躇った、人が死ぬのはわかっていた、それが寿命か病気か、事故か殺されるかの違いではあるが……私の立場は非常にならなければならないしかし私は元は…いや、前世は人であったからこそ非常にはなれなかった、人を蘇らせる術はあった、しかし蘇らせてしまってはいらぬ争いを起こしてしまう可能性がある…だからこそ私は天界の役割に死者を選定するというものをつけていた、彼らは複雑な心境になるだろう…生きている間は会えないが、死んだら会えると言っているようなものだからだ、だからこそ私は躊躇った、しかし私は真実を伝えた、未来には尾ひれが付いたりどこか欠けた内容になるであろうが……『君たちの言い分ももっともである。しかし、私達がいる天界では“勇士”“偉人”“英雄”には願いを叶えさせるというものがある。君たちはこの戦いで間違いなく英雄となった……今の私の話で死ねば会えると考えたものもいるだろう。しかし、すぐに会いに行くことが、友が愛するものが、家族が喜ぶと思うか?…答えは否だ、大切な人が自身に会いに来たと喜ぶものもいるだろう。だが、言い換えれば自分に会うために死んだと嘆き悲しみ罪悪感に呑まれるものもいるだろう……だからこそ…悲しみを背負いし人々よ天命を全うし天界へときたれよ。そして、その時に会うといい』……と、私は言った

 

そして、寿命を終え天界へと来たものには大切な人たちを合わせた……皆、喜んでいた………しかし、人には輪廻転生という掟がある。だから人々を満足させたら転生の輪に入れた……中には私が地上にいた時の友もいた、記憶を忘れて新たな生を得るのが人が送るサイクルなのだ……なのだが…………

 

「ルシフェル様!コーヒーを淹れました!一緒に飲みましょう!」

 

彼はサンダルフォン。私が地上に降りた時、私を慕ってくれた者の1人だ…何の因縁か、彼はグランブルーファンタジーのサンダルフォンと同じ名をし同じ姿であった…他の者も……

 

「おい、サンダルフォン。ルシフェル様に近づきすぎだ」

 

サンダルフォンに注意しているのが、ミカエル…こちらも姿も名も同じだ

 

「羨ましいわ。そこを代わってちょうだい(ルシフェル様も困っているでしょう)」

 

今の本音と建て前が逆の言葉を発したのが、ガブリエル。こちらも(ry

 

「おい、ガブリエル。本音と建て前が逆だぞ」

 

厳つい声音の彼がウリエル。こち(ry

 

「………」

 

無言で此方を見ているのがラファエル。(ry

 

今はここにいないが、ハールート、マールート、そして堕天司ではなく天司として、オリヴィエとベリアルもいる。他にも天司ではないが、ゾーイ、ヴェイン、ランスロット、ジークフリート、パーシヴァル、ジャンヌ・ダルクなどとこの世界での英雄たちもいる。地上のファミリアというものでいうところの

 

団長 ルシフェル

副団長 サンダルフォン

幹部 ミカエル・ラファエル・ガブリエル・ウリエル・ベリアル・オリヴィエ

団員 ハールート・マールート・ゾーイ・ヴェインetc

 

と言った感じだ

 

彼らは元は地上の人であったが、天界に来た時に私の側でお力になりたいと言ったので、ミカエル達には私の力を与え天司にしたのだ……まぁ、元々天司にさせる予定ではあったのだが、彼らが自ら申したから此方としては良いことなのだが…

 

……これが、私の今の日常だ…もしかしたら、あの世界のルシフェルもこんな日を送っていたのではないのだろうか…

*ゾーイ達はグラブルの世界ではルシフェルの部下ではありません

 

「………君たちに伝えたい事がある…」

 

「はい!なんでしょうか?」

 

私は前々から考えていた事を伝えることにした

 

「私は……暫しの間、地上に降りることにした」

 

「「「「「!!?」」」」」

 

「な、何故ですか!?」

 

「……今の光ある者達が、どんなものなのか、見てみたいのだ」

 

「そ、それでしたら俺たちが!…」

 

「…いや、私自身の目で見たいのだ」

 

「……ルシフェル様」

 

「どうした、ミカエル」

 

「ルシフェル様が留守の間はどうされるのですか?」

 

「それは、サンダルフォンに任せようと思う」

 

「!?…俺…ですか…?」

 

「あぁ、君はこれまで私の側にいた、だからこそ信頼している君に任せようと思うのだ…もちろんミカエル達も信頼している。今まで私に付いて来てくれたのだからな」

 

「それは私達がルシフェル様を慕っているからです」

 

「ありがとうミカエル。他の者達も」

 

「あぁ、俺様はルシフェル様に一生ついて行くと決めたからな」

 

「私はルシフェル様に命を助けてもらった、だから私は全てを捧げるとあの時誓った…」

 

「………俺は、貴方について行く」

 

「………ありがとう」

 

「ルシフェル様…俺は…貴方のようには…出来ない……」

 

「…サンダルフォン」

 

俺はサンダルフォンの肩に手を置いた

 

「私は別に私のようにやれと言っているわけではない。サンダルフォンが見て、聞き、判断をすれば良い分からないことがあったらミカエル達に聞くといい……お前は1人ではないのだから」

 

「ッ!!………わかりました、天司サンダルフォン。天司長より任された大役…不肖の身ではありますが、見事、成し遂げて見せましょう!」

 

「……良かった…ではベリアル達にもこちらから伝えに行こう」

 

「は!行ってらっしゃいませ」

 

私はサンダルフォンの言葉を聞いてベリアル達がいる訓練場に転移した

 

 

 

ガキン!!カキン!カキン!

 

金属がぶつかり合う音を聞きながら私は訓練場を見た……そこには接近戦を仕掛け剣で攻撃をしているオリヴィエとそれを四本の魔力で生成した剣でそれらを捌いているベリアルがいた

 

「オリヴィエ、ベリアル」

 

「ッ!ルシフェル様!?」

 

「おぉ、フェルさん。どうだい?あんたも一緒にしないかい?それか俺とソドミーするか?」

 

「貴様!ルシフェル様になんて事を言っているんだ!大体お前は昔からルシフェル様に対して馴れ馴れしすぎるんだ!ましてやそ、ソドミーだと!?そこになおれ!その腐った精魂斬ってやる!」

 

「おうおう、そんな怒んなよオリヴィエ。軽いジョークじゃねぇかジョーク……2割はな」

 

「はぁぁぁ!!!」

 

シュン!

 

「危な!?」

 

「はぁ…落ち着けオリヴィエ。ベリアルは少しその癖を直せないのか」

 

「ッ…わかりました」剣を鞘に納める

 

「悪いなフェルさん。あんたを見たら勃起しちまってな」

 

「剣を抜くな私、ルシフェル様の命令に従え…」

 

「…伝えておくことがあったからな……暫しの間、私は地上に降りる」

 

「え!?何故ですか!?」

 

「おいおい、まじかよ。あんたを暫くの間見れないとか死んじまうじゃねぇか……ん?そういえば、サンダルフォンも中々にイイ感じだったな…」

 

「……(すまないサンダルフォン)今の人々の様子を身近で見て見たくなったのでな…君たちには私が不在の間、サンダルフォンの手助けをしてやって欲しい」

 

「……わかりました、正直貴方について行きたいですが、ルシフェル様にそう言われたら断れませんからね」

 

「…サンダルフォンはまだヴァージンのはずだから俺が初めてを奪う……うわ、やっば、めっちゃ興奮する」

 

「「…………」」

 

ベリアル…地上にいた時からこんな感じだったが、更に磨きがかかってないか?

 

「…オホン…では、よろしく頼む」

 

「は!お任せください!」

 

「こうしちゃいらんね!調教する手順と道具を準備しなくちゃ!」

 

………ベリアルは何処かへ飛び去っていった

 

「…ベリアルを止める事が出来る者はいないのか………」

 

「……お言葉ですが、ルシフェル様…あれは病気とかの次元を越えてます。止める事は不可能かと」

 

「……そうか………おそらく、ハールートとマールートはこの事を知っているであろうから私はそろそろ地上に降りるとしよう」

 

「は!行ってらっしゃいませ」

 

「あぁ」

 

そうして私は地上に降り立ったのだ

 

 

 

*※*※*

 

 

 

数ヶ月後

 

オラリオの西の大通りにある店…『青い空』

 

カランカラン

 

「いらっしゃい、料理は何にするかな」

 

『青い空』のただ1人の従業員兼店長の銀髪の美青年がいた

 

「私の名前?……“ルシオ”、とでも呼んでくれ」

 

 




まだ、案があったので昨日に続きもう1話あげておきました……オリヴィエの口調が違う感ハンパない。ベリアルは結局どっちであろうがベリアルだった

感想お待ちしております( ゚∀゚)
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