テイルズオブジゲーム   作:星匠

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真っ白の空間に変態

???

 

ぺちぺち

 

「う~ん」

 

パチパチ

 

「あとちょっと」

 

バン

 

「痛い!」

 

ルークが起きるとそこは真っ白な空間だった。辺りにはなんにもなくアッシュ、ティア、ナタリアが立っている。

 

「ア、アッシュ!」

「ふん さっさと起きろ屑が」

 

 

不機嫌そうにルークを睨んでいる。

 

「ルーク。やっと起きましたの?」

 

ナタリアが呆れた顔をしている。

 

「ルーク。大丈夫?」

 

ティアが心配して近寄ってくる。

 

「ああ、大丈夫だ。……ここどこ?」

 

ルークは体を動かすと太ももが痛い事に気づく。

 

「もしかして、起きた時に痛かったのは、アッシュが蹴ったからか?」

 

ルークが不思議そうに頭をかしげる。

 

「てめぇがなかなか起きないから蹴っただけだ」

 

アッシュの顔が不機嫌そうに見えるのは勘違いじゃないはずだ。

 

〈よし。皆起きたな。〉

「「「「!」」」」

 

そんな会話をしていたら不思議な声を聞いた。いや、聞いたと言うよりは、脳に響いてきた。

 

「お前は誰だ!どこに居やがる!」

「待てアッシュこの声は!」

 

ルークにはこの声が聞き覚えがあった。それはティアと初めて会ったあの日の朝も聞いた声だ。それは目の前に少しずつ形を作ってゆく。顔はルークとアッシュと同じ顔をしている。

 

〈そう。私の名前はr「「きゃあああああ」」どうしたんぶげらぁ〉

 

出てきたそいつはアッシュとルークに殴り飛ばされた。

 

「どうしたじゃねーよ。お前……人の体でなんて格好で出てきやがる。」

「しかも、それをティアに見せるなんて覚悟出来ているんだろうな?」

〈いやいや!出来てないからやめて。暴力駄目ゼッタイ〉

 

なんと出てきた奴は全裸だった。しかもルークやアッシュの体でだ。ティアとナタリアは顔を赤くしながら手で顔を隠すが指の間からチラチラ見ていたりする。

 

((ルーク/アッシュの体ってああなっているのね))

〈ぎゃーーーーーーーーー〉

 

結局出てきたやつはアッシュとルークにボコボコにされました。

 

「で、お前は誰だ?」

 

アッシュが問い詰める。

 

〈ボコボコにした後に聞く!?まぁいいや我の名前はローレライ。ルークの完全同位体である。〉

「やっぱりローレライだったか。だがなぜその格好なんだ?」

〈ルークの体のほうがいいかなぁ~って思ったから。深い意味はない。〉

「ふざけるな」ダン

〈ギャーーーーー〉

 

ローレライが適当な事を言ったせいでアッシュの足蹴を食らって地面に悶えてる。ちなみに今度は服を着ている。どこかから取り出したようだ。

 

「あれ?ローレライって触れるのね」

〈痛った~ あ!それの事ね。ここは不思議な場所で我は封印中はここにずっといたの。〉

「え?私たちは封印されたのですか?」

〈そのことなんだけど、ルークとアッシュは分かるけどなんで女性二人がここにいるわけ?〉

 

ローレライが二人に不思議そうに聞く。

 

「私はティアさんに誘われてきたんですの」

 

「私はなんか行かなきゃいけない気がして」

 

〈うーんうーん…………うんわかった考えるのめんどくさい。これからここに住んで。〉

 

そう言うとローレライが指の指した方向に家が出来た。

見た目は二階建てで住みやすそうな家だ。

 

「なんであんな家で住まなきゃならねーんだ」

〈それは、君たちの体が今アクゼリュスの世界にないんだ。〉

「どうゆう事だ?」

〈つまり君達の体を再構築するのに時間がかかるんだ。〉

「その体が再構築されるまであそこで住んでいればいいんですね。」

〈しょうゆうこと。でもただ住んでるだけじゃつまんないからあそこに違う世界の遊び道具を置いといたから。それじゃ楽しんで我はアクゼリュスを楽しむから〉

「あ!おい、待て!」

〈細かい事は中に行ったらわかるから。じゃ~ね〉

 

そう言うとローレライは姿を消しどこかに行ってしまった。

 

「………行ってしまわれましたわね。」

「とりあえず家に行くか。」

 

こうして四人は家に向かった。

 

 

(うーんなんでティアとナタリアが居たんだろう?でもまぁ、可愛かったなぁ。)

 




なかなかローレライとナタリアの言葉使いが難しいです。

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