人間なんて・・・嫌いだ。【ナルト♀成り代わり】   作:博麗日輪

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気が付くと私は大きなお札が貼ってある檻の前に居た。

 

ナルル)ここは…どこ?

 

足元にはふくらはぎの真ん中くらいまで水に足が浸かっていた。

 

?)誰だ…。

 

檻の中から声が聞こえて改めて檻の中を見てみるとそこには。

 

ナルル)…私はナルル。

 

殺気をガンガン飛ばしている九本の尾を持つ大きな狐がいた。

 

?)ナルル?嘘をつけ先程生まれワシは封印されたのだぞ?

ナルル)いえ間違えなく私がナルルです。

?)それに姿が違いすぎる。

ナルル)え?

 

ふと足元を見てみると。

 

ナルル)これは?!

 

足元の水に前世の姿の私が立っていた御丁寧に鎖と枷とかつて重かった(今は何とも)鉛玉付きで。

 

ナルル)…最悪。

 

せめて体質だけは消えていて欲しいと思い私は腕に爪を尖らせ引っ掻いた。

 

ポタポタ…

 

私は爪なんか切る暇なんて与えてもらえてなかったから妖怪か?!ってくらい長い。

 

?)?!何をしている。

ナルル)静かにしてて。

 

しばらくその爪で切った場所を見ていると。

 

スッ…

 

ナルル)…。(ポロッ

?)…お前。

 

私はホントに運のない奴だと思う。

 

ナルル)ゴシゴシ)はぁ…。

?)なぜ泣く。

 

ため息をついた私に聞いてきた。

 

ナルル)こんな体質はいらない…。

 

私がそう呟くと狐は黙った。

 

ナルル)独り言だと思って聞いて…私は前世の記憶があって、この体質や成長などのせいで母に虐待された。

 

 

 

おぎゃーおぎゃー

 

人)おめでとうございます元気な女の子ですよ。

母)私の…赤ちゃん。(ギュッ

 

産まれた直後私は強く優しく抱かれた、今思えばこの頃から私は異常だった「産まれた直後私は強く優しく抱かれた」なんて覚えているんだから。そしてその数日後私は更に変化した。

 

子)まぁま…ぱぁぱ。

(この頃名前すらなかったので「子」と表示します。)

 

そう言葉を喋った…それを聞いた父は驚いたものの泣いて喜びました…しかし母は違った。

 

母)…気味が悪い。(ボソッ

 

当たり前の事だ普通はもっとかかることをほんの数日でやり遂げてしまうんだから。

 

父)凄いな!外見は人形みたいで綺麗だし、成長も早い!白色のかぐや姫って言われるかもな!

 

そう言って私の頭を少し乱暴に撫でた、父は大興奮していた。そして私の支えはその頃から父だけだった父以外の人はみんな私のことを気味悪がっただから私は家にずっと一人でいた…もちろん友達なんて居なかった。

 

父)お前にこれをやろう。

子)これなぁに?

父)かぐや姫って言う絵本だ。

 

父は私によく読み聞かせをしてくれた。

父はとても優しかっただから父が大好きだった…けれど人とは弱い生き物ですぐ死んでしまう悲しい者だった。

 

ナルル)数年がたったとある日。

 

その数年の間に父は私に勉強という物や動植物を教えてくれたな。

 

 

子)ど…して?

 

父が交通事故で亡くなった…私の目の前で…。

 

子)人は脆いのね、すぐに傷つき死ぬ…。

 

この時私は思った父を信頼し過ぎたと、すぐに壊れるものなど信じる価値もない…と思っていなければ感情が理由も分からず大暴れするだろう。

父が亡くなったということは、私の希望の光が絶たれたということ、当然外の人は私を死神だとか疫病神だとか噂をする、それだけならまだ良かったけど。

 

母)もうあんたの部屋はここよそして二度と外には出さない。

 

連れてこられたのは高い所に小さな窓がありコンクリートや石で出来た壁と床…牢獄と言っていい場所だった、そして私はそこで鎖に繋がれ鉛を付けられ過ごした。勿論外にも出られなかった。

 

 

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