今回むちゃ短いです
あと2話程度です
今回は拍手喝采歌合をリピートで聴きながら書きました。
6時半。本来ならこの時間には起きているはずのこの部屋主は未だ夢の中。夢の中で何を見ているのかは分からないが、いい夢だということは確かなことだ。
だってほら、こんなに幸せそうに眠っているんだし。
目覚ましは鳴らないように設定した。常日頃の睡眠時間が7時間というなんとも模範的な生活をしているが、たまにはっちゃける。具体的に言うと徹夜する。
健康的な生活をもとに、今日は徹夜しているのだ。その反動で午前中すべて使って寝る。彼の眠りを妨げるものはまだない。
12時40分、ようやく彼は起きた。起きると同時に彼は大急ぎで時計を確認する。12時41分、彼は焦るがその二秒後には今日が休みだったのを思い出して落ち着く。
特に散らばっている様子のない部屋で彼は背伸びする。
「よく寝た。世界、おはよう!」
彼の休日は始まったばかりだ。
とはいっても明日は仕事なのだから午後も行動できる時間は限られてしまうが。
そのあと、午後も彼は眠った。昼寝といって軽く2時間は寝ている。見た目は廃人そのものである。
16時、彼はまた起きる。起きた後は特にすることはなく、お風呂に入り夜ご飯を食べ寝るだけである。
体を全く動かさず、逆に怠惰の限りを許す。こういう休日もたまにはいいものだろう。では、おやすみ。また明日。
月曜日になった。私はまた平日ルーティーンをして会社へ向かう。時計を見るとまだ7時半。いつもなら電車で向かうところだが、今日は時間がある。
健康体を維持するという目的で買った自転車に乗り込みべダルに足をかける。時間があるとき、または週に1回ほど自転車を使って通勤する。
暑がりなのだが、このくらいの暑さなら自転車をこぐことで生まれる風を体に受けて涼める。特に朝の風は気持ちがいい。
あれこれ自転車を漕ぎ続けて50分、ゆっくり寄り道をしながら無事美城に到着。自転車本体にカギをつけ、タイヤにロックをかける。
それを専用駐車場に持って行った後、階段を登る。今日は少し早めに出社したのだ。早めに退社してしまっても構わないのだろう?
なら資料よこせヒャッハー!楽しい楽しいお仕事の始まりだ!
「おはよう、上原君」
意気揚々と会社の階段を登る私だったが唐突に聞こえる透き通るような声に振り向く。
「おはよございます。高垣さん。今日は朝早くから撮影でもあるんですか?」
アイドル達はその日の仕事に合わせて出社する時間が変わってくる。
さらに言うと、高校生とかに平日午前中に仕事が入るときもあるが、学校側の理解はすでに取っている。
成績が悪いと悪いイメージを持たれるので美城プロダクションの日程の中に勉強があったりといろいろと便利なのだ。
そういうこともあり、頭脳に関しては特に問題なかったりする。
という訳で、今回高垣さんは朝早くから仕事があるとい仮説を立てられる。よいうかそれだと思うけれども
「ええ。なんでも○○さん出版の○○の表紙に使うらしいです。テーマは朝の散歩だとか」
「なるほど~」
アイドルをやっている高垣さんだが、元モデル畑出身ということでこういった撮影も他のアイドル達よりも多かったりするみたいだ。駿輔から聞いた話ではな。
余談だが、数少ない成人アイドルとしての危なくない夜の撮影とかも他のアイドル達と一緒にすることがあるそうな。成人アイドルはそれだけで強みともいえるだろう。
「あ、そうだ(閃き)。今日一緒に飲みませんか?上原さん定時で上がるでしょ?」
右手をお酒を飲むように口元にもっていく高垣さん。突然の誘いに面食らってしまったが、飲んでいる場面を周りに見られていたらと考えると少し難しい。
美城プロダクションとしてはアイドルの恋愛は寛容的で一般的にも公言しているのだが、それでも世間がどういう反応をするのかが予想できる。
だが、誘ってもらった目下断るのもなんだか申し訳ない。どうせ一昨日一緒に帰っているのだし。ちょっとした不安が残るが、大丈夫だと結論付ける。
「いいですね。ええ、定時で帰らせていただきますし仕事上がりの一杯は格別ですしね。」
定時で帰れるなら帰りたい、労働基準法には逆らいたくないし。
とりあえずだ、仕事を上がった後に飲む約束ができた。しかも高垣さんにだ。そりゃ嬉しいですよ奥さん。奥さんいねぇじゃん。彼女もいねぇけどな!(唐突なヤケ)
「どこで飲みます?居酒屋なら沢山あるでしょうけど、行きつけの店とかあるんですか?」
まずはそれ。行きつけの店があるのなら今後は仕事終わりに通ってみたいと思う。
どんなお店かな~雰囲気がいいところなんだろうな~あーでもいつもの酒飲み女王が君臨しているのだとしたら和風の個室なのかなぁと考えていると、
高垣さんは意地悪そうな笑顔を私に見せてこう言い放つ(ゲイ・ボルグ)。
「どうせなら私の部屋で飲みません?」
……( ^ω^)…ハッ!思考が少し停止してしまった。その様子を見て高垣さんはまた笑う。あ、これからかっているだけか。でもそこまでいくと少しまずい。
なにせ女性の部屋だ。酔った私が何をしでかすか分からない。それでも宅飲みに誘うのか。少しだけ冷静になった私は問いかける。
「いいんですか?(裏声)」
上原 は さくらん している!
ダメだこれ声が上ずっちゃってるよ。こんな誘い一度も受けたことないから逆に怖いんだよ。そうだよヘタレだよ、さすが慎重派の私は格が違った。
嘘です!すみません許してください。何でもしますから!
「ん?今私の自宅にお邪魔するっていいました?」
言ってませぇぇぇん!(ICK)
おふざけはここまでにして、まあ今回は大丈夫だろうということで仕事終わりにお邪魔することに。あーこれまたおじさん頑張っちゃうぞ案件だ。
ふと時計を見ると8時50分を針は指し示す。私が所属する経済部門は4階、Bダッシュ連打でなんとか間に合う距離だ。
「あ!もうこんな時間だ!すみません高垣さん!これから部署に向かいますのでまた後程!」
間に合わなければ生き残れない。目指せ階段RTA走者!あ、走者って二つの意味をかけているわけじゃないからね!?ほんとだよ!!
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ドタバタと走る彼の後ろを見て私は頬を緩ませる。まずは一歩、彼を自宅に上げる。ミッション1を達成できたも同然。あとは私の腕次第なのだ。
生かすも殺すも私次第。だけどもここで手に入れたせっかくのチャンスを手放す私ではない。
昔から人を疑うことをしない人だった。警戒はするけど騙されるとは考えていない彼。ある意味馬鹿で、いい馬鹿なのだ。
純粋な人だと昔から思っていた。知っていた。そして知っている。思っている。感じている。今日の夜、勝負を仕掛ける。しかし、彼は手を出さないだろう。
そう、私は知っている。知っているのだ。感じているのだ。だから私が力を持たなければならない。
いつも力を持つのが男だけとは思わないことだ。女だってやればできるんですよ?だからね?
「楽しみにしているわ、今日の夜…フフフフフッ。」
その顔は
ちゃうねん。なんか知らんうちにINMとヤンデレが追加されたんや。途中からやけくそやで(震え声)
プロット無視するのは得意ですからな(開き直り)
(楓さんは野獣じゃ)ないです。
本音を言うとマジでなんでこうなった