『』は、音が出ていない、念話やテレパシーなどに類する言葉です。
()は、脳内だけの言葉なので、考えている本人以外、分かりません。
【】は基本的に重要語句です。
第1話:目が覚めると…?
目が覚めるとそこは…
暖かな日差しが降りそそぐ、木陰の下…
大、自、然⁉
神爺ちゃんと喋っていた俺が、だんだんと眠くなったのは、覚えてる…最後の記憶は神爺ちゃんのめっちゃ笑顔で「そろそろ時間じゃの」の言葉…
そして…
ここどこだ( ̄◇ ̄;)?
確か…神爺ちゃんはONE PIECEの世界に【転生】っていってたハズなのに…
見渡す限りの木、樹、木…
…海が見当たりマセン‼
…家も見当たりマセン‼
何より…人の気配が全くアリマセン⁈
え?俺、捨て子デスか⁈
…?
あれ?
てか俺、普通に立てるゾ?
【転生】のハズだから、普通赤ちゃんじゃね?
…(・・?)
?『おや?お目覚めですか?主様』
「う⁈(だ、誰⁈)」
?『‼…そうですか【お目覚め】になったのですね!主様』
「あぅ?」コテン?
(【お目覚め】?【主様】?とゆうか、一体どこに?)
?『あぁ、今そちらに向かいます』
そして、コッチに真っ直ぐに向かって来たのは…
艶やかな黒の毛並みに透き通るような紫色の瞳の…く、黒豹⁈
(゚Д゚≡゚Д゚)⁉
黒豹『(クスッ)落ち着いて下さい…我々、動植物はあなた様が攻撃なさらない限り、食物連鎖に関係なく、攻撃したり食べたりしないのは、神様にお聞きになったのでしょう?…
それにしでも、本当に【お目覚め】になったのですね(ニコニコ)』
「あぅだあぁ?(どうやって喋ってるんだ⁈…あ、ダメだ…今俺言葉しゃべれない…)」
黒豹『おや?主様…神様に聞いていらっしゃらないのですか?
我々と主様は【脳内】で会話ができるのですよ?
つまり、【念話】や【テレパシー】の類ですね』(ニコッ)
「あぅやあ!(なるほど!つまり…)」
『頭の中で考えたコトが伝わるわけか…』
黒豹『ええ。正確には、頭の中で意識して考えたコトを【伝えることが出来る】なので、頭の中がいつも筒抜けという訳では、ありませんよ』(いっその事、筒抜けだったならば、主様の考えが分かって良かったものを…)(黒笑)
『なるほど…』(良かった…俺のバカな考えが筒抜けにぬらなくて…ゾクッ…な、なんか背筋が…)
『ところで、今更ながら色々と質問いいか?』
黒豹『ええ。もちろん構いませんよ?』
『まず、あなたは誰(なんですか?よければ、教えて下さい!)(わゎ、上手く喋れたかなぁ)?』
黒豹『‼わ、私は主様に御仕えするために神様より遣わされた神獣で御座います。』
『神獣(‼すっごーい!でも、なんで俺なんかに)…(ハッ‼俺が頼りなさそうだから、神爺ちゃんが気を利かせてくれたのかなぁ?)』
黒豹『はい、その通りで御座います。』
『名前(なんて言うんですか?)』
黒豹『はい?』
『(あれ?聞こえなかったのかなぁ?)名前は何と呼べば良い(んですか)?』
黒豹『?私共には、固有の名前が有りませんので主様の御好きな様に呼んで頂いてかまいませんよ?』
『名が無いのか(。うーん、いくらなんでも【お前】とか酷いし【黒豹】とかだったら、そのまますぎるし)…』
にしても、綺麗な目だなぁ
透き通る様な紫色…
凄く落ち着いて大人っぽくてカッコ良いし…!
『紫水…』
黒豹『はい?』
『名前…紫水にし(よう!なかなか、似合うだ)ろ(うし!)』
黒豹『⁉私の名前ですか?頂いてもよろしいのですか?』
『良い(よ!…てゆうか、俺なんかが勝手に考えてスミマセン!)』
紫水『ありがとうございます‼今日より、神獣が一匹【紫水】誠心誠意、御仕えさせて頂きます!宜しくお願い致します!』
『(此方こそ!)よろしく(お願いします!』
~おまけ~
『ところで、俺の親は何処(に居るんですか)?』
紫『?…親?
…あぁ‼我等の大切な主様を人間なんかに任せられる訳ないじゃないですか!
主様は今、貴方様がいらっしゃる花から、御現れになったのですよ?』ニッコリ
『(‼な、何だって⁈俺、花から産まれたの⁈
うわぁ!なんか、スゴッ!
あれ?てか今)…人間(なんかって…言)わ(なかったですか)?』
紫『あぁ、この島に人間は居ませんよ?
強いて言うなら、私の様な【神獣】と呼ばれるモノ達なら人型になれるくらいですかね?』
『(マジですかー‼)…分かった(よ、分かりました!この島で人間は俺一人なんですね⁈
うわぁぁぁ…
最初から、俺の人生すごいなぁ…あれ?目から汗が…)』
第一話の主人公視点でした!
次は、黒豹こと紫水さん視点を書きたいと思います!
これからも、同じ話しやそれ以外で主人公以外の視点を書いていけたらなぁっておもってます!
主人公以外の視点の時は、サブタイトルにSide〜と書きますので、分かりやすとは思います。
よろしくお願いします( ̄◇ ̄;)