バンドリのお話を書きたい衝動に駆られて、書き始めました。
初めて書くので、語彙力の無い拙い文章になってしまいますがよろしくお願いします。
あ、タイトルに深い意味は無いです!
いつもの日常、そして
side友希那
?「ゆ~きなぁ♪」
いつものように私はリサと下校していた。
友希那「ちょっと、抱きつかないで」
リサ「いいじゃん幼なじみなんだし♪」
友希那「幼なじみと抱きつくことは関係ないでしょ」
リサ「ちぇっ」
友希那「ふふっ」
これもいつものやり取りだ。だけど、そんな日常が最近では楽しく思えるようになってきていた。前はそんなことは無かったけれど。だから今日は――
リサ「友希那。今日さ、バンドの練習お休みだからさ…偶には息抜きにどこかに行かないかなぁ…と思ったりするんだけど…」
今日くらいはリサに付き合ってみてもいいかなと思えるようになっていた。
友希那「そうね。偶には息抜きも必要ね。行きましょうか」
リサ「って、やっぱり行かないよねぇ。ぇ…えぇ〜!!?良いの!?」
友希那「…なんでそんなに驚くのよ。リサから言ってきたのに」
リサ「だ、だって友希那、いつもは行かないって言うじゃん」
友希那「わ、私だって出掛けたいことだってあるわよ!」
リサ「ゆ、ゆきなぁ!」
そう言うと、リサは抱きついてきた。
友希那「だから、抱きつかないでって言ってるでしょ」
リサ「ありがとう~ゆきなぁ」
友希那「も、もういいでしょ。それで、どこに行くのかしら?」
リサ「それなんだけどね、最近新しく出来たショッピングモール行こうかなって思ってる。すぐ近くだし」
そういえば最近出来たって前にリサとあこ達が話していたわね。
友希那「そう。ならそこに行きましょ」
リサ「OK~じゃあ行こっか」
友希那「えぇ」
☆★☆★☆★☆★☆★
sideリサ
それからアタシ達は、駅前のショッピングモールにやって来た
リサ(いや~まさか友希那が誘いにノってくれるなんて思わなかったなぁ…)
友希那「それで、どこから回るの?」
リサ「ん~、そうだなぁ。歩いて喉も乾いたからカフェにでも寄ろっか」
友希那「そうね。歌詞のフレーズを書き込みたいしそうしましょ」
リサ「お、新しい歌詞作ってるの?」
友希那「まだ歌詞を作る段階にはなってないけれど、そうね。その内新しい物を作詞しようと思っているわ」
リサ「そっかぁ。出来たらアタシにも見せてね」
友希那「えぇ、もちろんそのつもりよ」
そんなこんな言っているうちにカフェに到着。
ドアを開けると、アタシ達と同じくの歳の定員さんが出迎えてくれた。
定員「いらっしゃいませ、こんにちは。空いているお席へどうぞ」
リサ「ありがとうございます♪」
そう言われたアタシ達は、1番奥の席に座った。
リサ「さて、何を頼もっかなぁ」
友希那「…そうね……私はアメリカンコーヒーとチョコレートケーキで」
リサ「なるほどぉ。友希那はチョコケーキかぁ。美味しいそうだよねぇ…じゃあアタシは、オレンジジュースとチーズケーキにしようかなぁ。あ、良かったら少し分合わない?」
友希那「えぇ、いいわよ」
リサ「よし、じゃあすいませ~ん」
あ、呼び鈴があったけど声出して呼んでしまった。ちょっと恥ずかしい…
そして、呼ぶと店員さんはすぐに来てくれた。
リサ「えっと…コレと、コレを下さい。」
定員「かしこまりました。しばらくお待ちください」
それから数分、友希那は歌詞作りに没頭していた。
リサ(偶には、こんなのんびりした日もいいよなぁ。まぁ友希那は相変わらず音楽の事で頭がいっぱいみたいだけど)
友希那は昔比べたら大分明るくなったけど、まだまだ音楽のこと以外はあんまり興味が無いみたいだ。もう少し、他の事にも目を向けられるといいんだけどなぁ…
友希那「ん?どうしたのリサ、ずっとこっちを見てるけど」
リサ「ん~ん。なんでもないよ」
友希那「そう」
リサ「うん♪」
それから少しして店員さんがケーキを持ってきてくれた。
定員「お待たせいたしました。チーズケーキとチョコケーキ、アメリカンコーヒーとオレンジジュースです。砂糖は、こちらのポットからご自由にお取り下さい」
リサ「お、キタキタ♪ありがとうございます!」
友希那「ありがとうございます」
定員「どうぞ、ごゆっくりおくつろぎ下さい」
リサ「今の人、気が利いててカッコよかったねぇ」
友希那「そうかしら?」
リサ「そうだよぉ。さり気なく友希那のため砂糖のポットと言ってはなかったけどミルクも置いていってくれたんだから」
砂糖とミルクはドリンクバーがある所の横から取りに行かないといけないみたいだけど、あの定員さんはわざわざ持ってきてくれていた。
友希那「そ、そう。気付かなかったわ…」
リサ「友希那は相変わらずだなぁ。あ〜あ、あんな気の利いた優しい人と恋愛したいなぁ」
友希那「恋愛…ね…」
リサ「どうしたの?友希那」
友希那「私達も…いつかは恋愛をして結婚なんてするのかしら」
リサ「…ゆ、友希那の口からそんな言葉が出てくるなんて…ホント今日はどうしたの?友希那」
友希那「わ、私をなんだと思っているの!私だって偶にはそんなことを思ったりもするわよ…」
友希那可愛いなぁ。
リサ「ごめんごめん。まさか友希那から恋愛とか結婚とかって言葉が出るなんて思わなかったから」
友希那「まったく…」
リサ「そうだなぁ。恋愛かぁ…アタシも恋愛なんてしたことないからよくは分からないけど、今よりも楽しかったり苦しかったり色々苦労するんじゃないかなぁ…」
友希那「そうね。私もそう思うわ。だけど苦労した分後の幸せは大きいんだと思うわ。まぁお父さんの受け売りだけれど」
リサ「そっかぁ。友希那パパとそういう話をしたから友希那から恋愛なんて言葉が出てきたのかぁ。納得」
友希那「まぁ、そうね」
リサ「でも、そっかぁ友希那もそういうことに興味を持つようになったかぁ。お姉さん嬉しなぁ♪」
友希那「リサ、私達は同い年でしょ」
リサ「そうだねぇ。でもアタシの方が少し誕生日は早いわけだからぁ♪」
友希那「…じゃあ、姉さんと呼んだ方がいいかしら?」
リサ「っちょ、ちょっとやめてよぉ恥ずかしいじゃん!」
友希那「ふふっ。リサがお退けているとこ、可愛いわよ♪」
リサ「っもう!」
友希那に姉さんなんて言われるなんて、嬉しいけど恥ずかしいよぉ……
リサ「そ、それで、何の話してたっけ?」
友希那「慌て過ぎよリサ。恋愛について話してたでしょ」
リサ「そっか、そうだったね。…これから先好きな人とか出来たりするのかなぁ」
友希那「どうかしら。いつかは出来るんじゃないかしら」
リサ「もしかしたら、アタシと友希那同じ人を好きになったりしてね」
友希那「そんな漫画や小説の様なこと、起こるわけないでしょ」
リサ「うーん、そうかなぁ…以外とありそうな気がしないでもないんだけどなぁ」
友希那「もし、そんなことが起きたとしたらリサはどうしたいの?」
リサ「どうだろ。その時になってみないと分からないけど、友希那が本気で好きになった人だったらアタシから引いちゃうかもしれない」
友希那「リサ。私が本気で好きになった人だったとしても、リサが引く必要は無いわよ」
リサ「ゆ、友希那?」
友希那「私が本気ってことは、リサも本気なのだと思うから自分から引く…なんてこと絶対にしないで」
リサ「で、でも…」
友希那「でも、じゃないわ。リサも好きな人なのに自分から引くなんて、私も悲しくなってしまうと思うから。だから約束して絶対に、同じ人を好きになっても自分から引いたりしないって」
リサ「…分かった…約束する。約束するからには負けないよ!」
友希那「えぇ。私も負けるつもりはないわ」
リサ「ありがとね友希那…もしこんなことになったとしてもずっと友達でいてね」
友希那「何を言っているの?当たり前でしょ。私達幼なじみなんだから切っても切れない縁で結ばれてるわよ」
リサ「…もう…友希那今日はホントにどうしちゃったの?」
友希那「さぁ?どうしてかしらね。自分でも分からないわ。多分、そういう気分だったのよ」
リサ「…そっか、友希那もそういう時はあるよね」
友希那「えぇ」
リサ「今日ここに来れてよかったよ♪友希那の新たな一面が見れたから」
友希那「そう。私も来れてよかったわ。リサの恥ずかしがってる顔が見れたから」
リサ「もう~…友希那、そんなにからかい上手だったっけ?」
友希那「ふふっ。そんなことないわ。今日は本当にたまたまよ」
リサ「…そうだといいけど」
友希那「さ、そろそろ食べて出ましょうか。あまり長居するのも時間が勿体ないから」
リサ「そうだね♪」
そうしてアタシ達はカフェを出てウインドウショッピングして回った。その途中ペットショップの猫を見つけた友希那が、またそこで長居してしまったのは別の話。
いつかアタシ達が好きな人が出来ても、今みたいな楽しい生活をみんなで送れるといいなぁ…
如何だったでしょうか。今回は番外編という形で作らせて頂きました。
初めてなのでおかしなところばかりだと思いますが、これからの本編も読んで頂ければ幸いです。
それではまた次回