日常と恋模様に祝福を   作:Syo5638

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こんにちは、こんばんはsyoです。

今回はRoseliaのほのぼのとした練習後を書いてみました。


それではつづきをどうぞ




第6話:練習後にて

side蒼真

 

 

 というわけで宇田川さんの提案により俺達はRoseliaのメンバーがよく使うレストランに行く事になった。

 

 

 レストランに着きテーブルのスグ出られる所に座ろうとしたが…

 

友希那「蒼真。ここに座りなさい」

 

蒼真「え?」

 

リサ「じゃあアタシはここかなぁ」

 

あこ「あ!ずるい!あこも蒼真さんの横に座りたーい」

 

リサ「あはは~また今度ねあこ」

 

 …何故こうなった…

 

 白金さん、宇田川さん、氷川さん

リサ、俺、友希那

 

 という並びになった…これじゃあ支払いができないじゃないか。

 

リサ「また勝手に支払い先にされないためにこういう並びにしたんだよ♪」

 

蒼真「…昨日も思ったけど…リサって読心術者か何かなん?」

 

リサ「何のこと?」

 

蒼真「…いや、何でもない…」

 

 心の中を詠まれてる様な気がして怖い…

 

 

 それからそれぞれ注文を取り雑談をしていた。

 

あこ「そういえば蒼真さん、友希那さんとリサ姉の事下の名前で呼んでますね」

 

蒼真「ん?あぁ…昨日色々あってな」

 

あこ「そうなんですね。じゃあ、あこの事もあこって呼んでください!」

 

蒼真「急だなぁ。まぁいいよあこちゃん」

 

そう言ってあこちゃんの頭を軽く撫でる。

 

あこ「えへへ…///」

 

リサ「むー…アタシの時はかなり抵抗したのにあこの時は全く抵抗しないんだね…」

 

蒼真「あ、あれは…女の子を名前で呼ぶとか始めてやったけんさ…」

 

 流石にいきなり名前呼びで呼び捨てとかかなり恥ずかしかったぞ…

 

リサ「…そ、そっか…ふーん…♪」

 

蒼真「悪かったって…」

 

 そう言って俺はリサの頭も撫でた。

 

 あ…リサの髪ウエーブが掛けられているけどサラサラしてて撫で心地がいいな…って何考えてんだ俺は…

 

リサ「ちょっ蒼真!?///」

 

蒼真「あ、ごめん…嫌やったやか」

 

リサ「い、嫌じゃないけど…//」

 

蒼真「そうか?さっきして欲しそうやったけさ」

 

リサ「…///」

 

蒼真「ッいて!」

 

 振り返ると友希那が俺の腕を抓っていた。

 

蒼真「ど、どうしたん?」

 

友希那「…私には何も無いのかしら?」

 

蒼真「え?」

 

友希那「私の時も渋っていたわ」

 

蒼真「あ、いや」

 

 言われてみれば確かにそうだった様な気がする。

 

蒼真「…はい…そうですね」

 

 これ以上何か言っても後が怖そうだから何も言わないでおこう。

 

 そして俺は友希那にも頭を撫でた。

 

友希那「ん…♪」

 

 満足してくれたかな?…友希那の髪も凄くサラサラしてるなぁ。

 

 

 それからしばらくして注文した料理が届き皆食べ始めた。

 

紗夜「ところで、九重さんは時々訛ったり方言が出ることがありますが何処から引っ越して来たのですか?」

 

蒼真「そっか。氷川さんと白金さんは学校が違うから知らないんだよね。俺は九州の北部の方から親の転勤で越してきたんだ」

 

紗夜「なるほど。かなり遠くから来られたんですね」

 

 氷川さんと白金さんは、制服がリサや友希那と違っていたから言われてないけど違う学校だということは分かった。あこちゃんは羽丘の中等部なのかな?色がちょっと違うだけだし。

 

蒼真「まぁそうやねぇ。あ、方言とかは色んな地方のものが混じってたりするから自分でもよく分からん時もあるけど…そうやなぁ…地元で有名な方言って言ったら何とかっちゃとか…何なにばいとか…後俺がよく使ってるのは何とかやけんはよく使いよるね」

 

リサ「あ〜確かによく聞くねぇ」

 

友希那「そうね」

 

蒼真「癖やけんね」

 

あこ「だっちゃって言うのはアニメで聞いたことがあります!」

 

蒼真「うーん…あれはまたちょっと違う様な気がするなぁ。ちゃんと調べた事はないけどあのだっちゃはホントにただの口癖なんじゃないかなぁ」

 

燐子「…あのアニメ…結構古いと思うんですけど、よくご存知ですね…アニメとか詳しいんですか?」

 

蒼真「そうやなぁ…オタクって程詳しいかは分からんけどそれなりにアニメは見てるしゲームも結構しよるよ」

 

燐子「そ…そうなんですね」

 

あこ「あこもりんりんと一緒にオンラインゲームしてます!」

 

蒼真「そうなんやね。最近俺もNeo Fantasy Onlineってゲームやってるよ」

 

2人「「ホントですか!?」」

 

蒼真「うぉ!びっくりしたぁ…」

 

 あこちゃんが大きな声を出すのは分かるけど、白金さんさんまで声を張り上げたのは流石に驚いた。

 

燐子「ご…ごめんなさい…私もびっくりしてしまって…私とあこちゃんもNFOをしているので…それで驚いてしまいました…」

 

蒼真「そうなんやね。確かに俺の身近でもやってる人はいなかったからしてるって言われたらびっくりするな」

 

あこ「今度一緒にゲームしたいです!」

 

蒼真「いいよ。できる時にやろう」

 

あこ「やった♪」

 

燐子「良かったねあこちゃん…♪」

 

あこ「うん!」

 

リサ「ゲームとかの話は中々ついていけないなぁ…」

 

 確かにゲームに詳しくない人からしたらついていけないのかもしれない。

 

蒼真「リサはあんまりゲームとかはせんと?」

 

リサ「うーん…少しはするけどそんなにたくさんはしないかなぁ…あ、漫画とかは読んだりするよ」

 

蒼真「そうなんや。どういったジャンルの漫画を読んだりすると?」

 

リサ「そうだなぁ…恋愛系の漫画は多いかな。友希那にもたまに貸して読んでもらったりするかな」

 

友希那「そうね。たまに読むと面白かったりするわね」

 

 へぇなんか意外だ。リサは分かるけど友希那も恋愛漫画を読んだりするのか…いや、意外なんて言ったら失礼か…彼女も年頃の女の子なんだから。

 

蒼真「恋愛漫画かぁ…俺もたまに読んだりするなぁ」

 

リサ「へぇ意外。男の子って恋愛ものはあんまり読まないって思ってた」

 

蒼真「そんな事はないよ。男でも見る人は結構いると思うよ。特に最近だとラブコメってジャンルが流行ってるからね」

 

リサ「そうなんだ~今度オススメとかあったら教えて♪」

 

蒼真「分かった。リサが気に入りそうなものを探しとく」

 

 そんな事を話しているうちに皆食べ終わっていた。

 

 …ん?氷川さんのとこのお皿…何で5枚も乗ってあるんだ…?

 

蒼真「氷川さん…」

 

紗夜「はい。何でしょうか?」

 

蒼真「何頼んだんだっけ…?」

 

紗夜「フライドポテトですが…」

 

蒼真「5皿も?」

 

紗夜「そ、それは皆さんが食べるかなと思って…」

 

蒼真「俺、食べた記憶が無い…」

 

リサ「アタシも食べてないね」

 

友希那「私も食べてないわ」

 

燐子「わ…私も…食べてない…です」

 

あこ「あこはたまに貰ってましたよ!」

 

紗夜「…」

 

 あ…気を悪くさせちゃったかな…

 

蒼真「あぁ…ごめんね氷川さん。別に責めてるわけやないんよ…ただちょっとびっくりしてね」

 

紗夜「い、いえ…」

 

蒼真「真面目そうな氷川さんがポテトをたくさん食べてるって思うとギャップがあってな可愛いなと思ってね」

 

紗夜「な!!?///か、かか可愛い?//」

 

蒼真「うん。可愛いと思うよ」

 

リサ「今の紗夜凄く可愛いよ♪」ニヤ

 

友希那「そうね。可愛いわよ紗夜」ニヤ

 

紗夜「…///」

 

蒼真「っはは」

 

 こんなに楽しい時間は本当に久しぶりだなぁ。

 

リサ「どうしたの?」

 

蒼真「いや、この時間がホントに楽しいなぁと思ってね…知り合ってまだ間もないけど…リサに出会って…友希那に出会って…Roseliaの皆に出会って良かったって思っとる。ありがとう皆…これから皆のサポートを全力でやっていくのでよろしくお願いします!」

 

 各々反応は違ったけど…

 

「「「「「こちらこそよろしくお願いします!」」」」」

 

 皆本当に歓迎してくれている様だった。

 

蒼真「さて、そろそろお開きにしようか時間もアレやし遅くなってもいけんやろうけね」

 

リサ「そうだね。今回はちゃんと割り勘ね!」

 

蒼真「分かってるって」

 

リサ「そう?ならいいんだけど」

 

蒼真「今度何かお礼しないといけないなぁとは思ってる」

 

リサ「もう…蒼真はもうアタシ達の仲間なんだからそんな事考えなくていいの」

 

蒼真「仲間…」

 

リサ「そう、仲間。だから気を使わなくていいんだよ」

 

 リサも俺に結構気を使ってくれてる様な気がするけど…でもそう言ってもらえて凄く嬉しいなぁ…

 

蒼真「…分かった。ホント色々とありがとなリサ」ニコ

 

リサ「…わ、分かってくれればいいんだよ…///」

 

 こうして俺達は会計を済ませ、解散。

 

 これからの生活がどうなっていくか楽しみだなと考えながら帰路についた。

 

 




読了ありがとうございます

こういうRoseliaの日常みたいなものをこれからたくさん書けたらいいなと思っております。


それではまた次回

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