ラブライブ! Flying High 〜女神に恋い焦がれる男の恋愛物語〜   作:ガンプラビルダー

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こんにちは。久し振りの投稿で拙い文章かもしれませんが何卒よろしくお願いします。


第1話「好きです!付き合ってください!!」

突然だがこの俺、鳥山 修吾(とりやま しゅうご)には中学一年生の頃からずっと好きな人がいる。

 

彼女の名前は南 ことり(みなみ ことり)。彼女は元々俺の中学時代のクラスメイトであり、おっとりとした目とベージュ色の長い髪の毛が特徴だ。

 

運動は苦手だったものの学力に関しては人より高く裁縫や料理なども得意なこともあり女子力はかなり高い。

 

そして何より彼女の笑顔は多くの男子生徒をメロメロにさせのだった。

 

 

 

 

 

 

そんな俺だったが何度も告白しようと試みるもなかなか上手くいかずにいた。

 

普段彼女と話すときは何のためらいもなく行けるのに、いざ告白ってなると当時の俺はどうしても躊躇ってしまったのだった。

 

 

 

しかし、卒業が近くにつれそんな悠長なことを言ってる余裕もなくなり、もう告白するかしないかの選択をせざるを得なくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「み…南さん、ちょっと俺についてきてくれないかな?大事な話があるんだ。」

 

 

告白するならこれがラストチャンスだと悟った俺はいよいよ覚悟を決め南さんに俺の思いを告白する決意をし南さんを校門の近くある大きな木の下へ連れて行った。

 

「ねぇしゅうくん、こんなところに呼んでどうしたの?」

 

目の前にいる彼女と正面から接するのは滅多にないせいか俺の心拍数はとんでもなく上がってる。

 

だが、ここで言わなければもうチャンスはない。覚悟を決めた俺は息を大きく吸い言葉を発す。

 

「好きです!一年生の頃からあなたの笑顔が大好きでした。よかったらこの俺と付き合ってください!!」

 

多くの人が記念写真を撮ってる中、大きな木の幹の下で俺は三年間恋い焦がれていた南さんにその思いを伝えた。

 

だが、南さんは困惑した表情を見せながらこう言った。

 

「………ごめんなさい。ことり、あなたと付き合うのは無理です……しゅうくん、今までありがとね。さよなら……」

 

彼女は背中を向けたまま俺の前から去っていった。

 

 

 

 

 

「………振られちまったな………クソッ……」

 

弱々しく小声でぼそっとつぶやく俺だった。

 

三年間の思いをようやく伝えたのにもかかわらず俺の想いは届かなかったのだ。こんなことなら告白なんてしなければよかったのになと今更になって後悔した。

 

心拍数のピークが過ぎた俺の心の中で悔しさが一気に溢れ出し涙が出てきそうになった。

 

いやいや。たかが一回振られただけだ!そんなことで諦める俺じゃねぇ!!

 

いつかまた告白して、南さんを必ず俺の彼女にしてみせる!!!

 

すぐに立ち直って涙をグッと抑えた俺は再び南さんに告白することを誓ったのだった。

 

そして今度こそ南さんに俺の思いを届けさせてやるんだ!!

 

と気合を入れたはいいが、お互い別々の高校へ進学したため彼女と出会う機会はなく、中学の時より部活にのめり込むようになった為俺の頭の中で南さんの記憶は次第に薄れていった。

 

そして、あの卒業式から一年が過ぎとうとう彼女のことをもう諦めようかと思うようになったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン……

 

 

「おーーい。春馬!一緒に帰ろうぜーー!!」

 

授業終了のチャイムが鳴ったとともに俺は大声で赤坂 春馬(あかさか はるま)の名前を呼んでダッシュであいつの背中を掴んだ。

 

こいつとは小学校の4年の頃からの仲であるため今では俺のかけがえのない親友と言える存在だ。

 

俺の声に驚いたのかそれとも手の感触に驚いたのか知らないが春馬は背中を逸らしビクッと反応してた様子とが面白かった。

 

「ビックリした……全く驚かせないでよ……それにしても授業終わりなのに随分とテンション高いね。何かあったの?」

 

「実はな、今日は俺の好きな漫画の最新巻が発売されるんだ!!今からアキバのメイトに向かって買いに行くんだが、春馬もどうだ?」

 

「いやいや、わざわざあっちの方に行かなくても近くに本屋があるじゃん。そっちでいいだろ。」

 

俺のテンションの高さについて来れなかった春馬は少し疲れた表情を見せながら返答した。

 

「チッチッチ……甘いな。こう言う漫画とかラノベとかそういうものはアキバで買うからこそ価値があるんだ。」

 

「価値って…どうせ秋葉原にあるメイトで買えばもらえる特典が欲しいだけでしょ?」

 

「うぐっ……お前…なんでそれを……」

 

「はぁ……だと思った。」

 

春馬の予想が見事に的中し、図星を突かれた俺は動揺した。

 

普段ならメイト以外の店も寄ってまた違う特典もゲットしたいとこだがそこまでやると流石に春馬に呆れられそうだからやめておく。

 

すると、春馬は少し笑みを浮かべ落ち着いた口調でこういった。

 

「……まぁ今日は野球部も夜からだし鳥山君に付き合うよ。」

 

「ホント!?よし!なら今すぐ向かうぞ!!」

 

「ちょ…ちょっとまってよ!鳥山くーーーん!!」

 

春馬の手を引っ張りすぐさま聖地秋葉原とダッシュで直行するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校から走って10分ほど先にある秋葉原。そこには俺の大好きな漫画やラノベそしてフィギュアなど置いている店が多数存在し、日本人のみならず海外からも有名で平日にもかかわらず沢山の人で溢れかえっている。

 

多くの人混みを潜り抜け超特急の如く走った俺はメイトに着きすぐさまお目当てのブツを手に入れることができた。また、他にもほしい商品が沢山あったので思わず衝動買いをしてしまった。

 

「いや〜……買った買った。やっぱアキバは俺にとって憩いの場所だ。」

 

大きな紙袋を両手で握り俺は満足気な笑みを浮かべた。それを見て驚いた春馬はこう言った。

 

「鳥山くん、いくらなんでも買い過ぎじゃない?こんなに沢山何を買ったの?」

 

「ふふーん。実はメイトの隣のフィギュアショップで美少女フィギュアが特売でさ、小遣いが来たばっかだったからつい買っちゃってさ。」

 

「はぁ〜……全く君はお金があればすぐ無駄遣いするんだから………」

 

オカンのような台詞を言って軽くため息をつく春馬。

 

そんな事気にせず俺はすぐさま別の店へ直行した途端、春馬は中学時代をふと思い返したかのように突然こんなことを言った。

 

「ねぇ、高校に入ってからやけに美少女フィギュアを集めるようになったけど、中学の時に好きだった南さんはどうしたの?もしかして忘れたりしてないよね?」

 

「どうしたも何も南さんのことは今でも大好きだぞ。当たり前だろ?」

 

「本当にそう思ってる?……なんか鳥山くんの顔を見てるとそうは見えなくって…それに高校に入ってから彼女の話も殆どしなくなったじゃん。」

 

「いや…そんなことも……ないようなあるような……」

 

俺は春馬の言葉に答えることができず曖昧な答えを出してしまう。

 

確かに中学校の頃は南さんの話を春馬にすることも多かったし、告白の練習に付き合わせたこともあった。

 

けれど、こいつの言う通り高校に入ってからはそんなこともなくなってしまった。

 

すると春馬は俺に再び問いかけてきた。

 

「それで、これからどうするの?もう一回告白する気なの?」

 

「まぁ……その機会があれば告白したいんだけどなぁ………」

 

しかし、別々の高校になった以上、そんな機会など滅多にあるわけがない。仮に再会できたとしてもどうやって告白しようかも考えていない。その時だった。

 

「おーーーーーい!!はるくーーん!しゅうくーーーん!おーーーーい!!!」

 

大きな声で手を振っているのは俺の同級生で和菓子屋「穂むら」の看板娘、高坂 穂乃果(こうさか ほのか)とその隣には同じく同級生の園田 海未(そのだ うみ)、そして俺が長年恋い焦がれている南さんがいた。

 

ここに来てまさか彼女と出会うなんて予想だにしなかった俺たちは内心かなり驚いた。

 

「お久しぶりですね。二人とも元気そうで何よりです。」

 

「こちらこそ。穂乃果の様子を見る限り変わりなさそうですね。」

 

春馬と園田さんは頭を下げてお互い敬意を払いながら話す。

 

「おいおい、二人とも敬語じゃなくてもいいのに。同級生だろ?」

 

「そうだよ海未ちゃん。ねぇ、しゅうくんが持ってるそのでっかい荷物は何?穂乃果に見せて!」

 

興味津々に俺の荷物の中身を確認しようとする穂乃果だっだが、美少女フィギュアを俺が買ったとなればさすがに引かれるかもしれない。ここはうまいこと誤魔化すとするか。

 

「いや〜…実はこの中にはフィギュアがあるんだけど、野球部のやつがほしいって言ってたんだが、そいつ忙しくてさ。だからこの俺が仕方なく買ってきてやったんだよ。」

 

「ふーん。そっか。鳥山くん、流石だね〜。」

 

「いや〜それほどでもないぜ〜。」

 

俺のしょうもないな嘘にまんまと引っかかった穂乃果はやっぱ単純だな。しかし、騙した俺が言うのも何だが、こいつが将来詐欺にあわないか心配になってきた。

 

「じゃあさ、二人は高校生活とかどんな感じ?勉強は?野球の方は?それからそれから……」

 

「えっ?えっと……その……」

 

「もう穂乃果!そんないっぺんに質問したら二人が困るじゃありませんか。」

 

「あはは……」

 

久しぶりにあってテンションが上がっているのか穂乃果は俺たちに対しグイグイと話仕掛けてくる。春馬は戸惑ってしまったが海未が中学時代と同じように抑え南さんはこのやり取りも変わらないなと思い俺は少しだけしんみりとした気持ちになった。

 

そんなやりとりを見ていた南さんは中学校の時とは違い苦笑いをしながら呟いていた。

 

そんな彼女の様子を見ていると、俺は南さんと一瞬だけ目が合いこの機会を逃すまいと彼女に話しかけようと試みた。

 

 

「ひ……久しぶりだね…南さん……高校はどんな感じ?……」

 

「わ…私の方は普通かな?……しゅ…しゅうくんの方は?」

 

「お……俺の方も何ともないぜ…あはは……」

 

しかし、卒業式での告白が未だ頭から離れない俺と南さんの間には微妙な距離感が生じ会話をする際どうしてもぎこちない感じになってしまった。

 

頭では思いっきり会話したいつもりなのになんでこんなに緊張しちまうんだ俺……

 

もう少し距離を詰めて会話したいところだが、さっきの穂乃果のようにグイグイ話しかけると南さんから嫌がられそうだ。

 

どうすることもできなかった俺は南さんがいるのにも関わらずこれ以上喋ることができずここから立ち去りたいと思った。

 

「そういえば、穂乃果ずっと気になってたことがあるだけだ、卒業式の時、ことりちゃんとしゅうくん、二人きりでなんか話してたよね?」

 

「「ギクッ!?……」」

 

「………?どうしたの?しゅうくんもことりちゃんもそんなビックリしちゃって?それで、穂乃果に内緒で何話してたの?」

 

「な……何でもないよ穂乃果ちゃん……ね…ねぇ?しゅうくん……」

 

「あ……あぁ……俺たち特に何もしてないぜ。あっ!そうだった!!俺たち夜練があったの忘れてた。行こうぜ春馬。」

 

穂乃果の質問に思わず驚きを隠しきれず思わず声が出ちまった俺と南さん。俺たちは動揺を隠しきれず口調からもそれが顕著に表れていた。実は穂乃果と海未は俺が卒業式に告白したことを未だ知らなかったのだ。

 

そしてこのギクシャクとした空気と穂乃果の質問に耐えきれなくなり、夜練を言い訳にして彼女の元から立ち去ろうとした。

 

「えっ?うん……そうだね。」

 

「え〜……穂乃果まだまだ話したいことが沢山会ったのに〜……」

 

春馬はキョトンとしながらも俺に言葉を合わせてくれた反面、穂乃果は不満気な表情を見せ俺に文句を言った。

 

「仕方ないよ穂乃果ちゃん……二人とも忙しいみたいだし。」

 

「そうですよ。この二人は甲子園出場のためたとえ血を吐きながらも空から矢が降ってきたとしても日夜汗水流して頑張っているんですから。」

 

園田さん。さすがに血は吐いてないし空から矢は降ってこないけどね。けど二人の言葉はナイスフォローになってくれたみたいで一応穂乃果も渋々納得してくれたみたいだ。

 

「……分かったよ……けど、いつか穂乃果の店に遊びに来てよ。穂乃果、もっと二人とも話したいんだ!」

 

「穂乃果の家って確か饅頭の店だったよな?分かった。約束するぜ!じゃあな穂乃果ー!!」

 

「絶対だからね〜。」

 

俺は手を振って三人と別れ、穂乃果も同じく手を振って返してくれた。久しぶりに三人に会えてよかった。そう思いたい。

 

穂乃果達が見えなく鳴った途端、俺の様子を見ていた春馬は俺にこう言った。

 

「ねぇ鳥山くん、本当に良かったの?」

 

「えっ?……何が?」

 

「だから、南さんのことだよ。せっかく久しぶりに会ったのにあんなに固まっちゃって。」

 

「はは……そんなことないって……」

 

「……ねぇ鳥山くん、南さんのことで相談できることがあれば言ってね。出来るだけ僕も君の力になるから。」

 

「あ……ありがとよ春馬!けど、いいんだよ。これは俺自身の問題だからな。」

 

 

………また俺は嘘をついてしまった……

 

本当は南さんともっと一緒にいたかったしもっと話していたかった。けど卒業式のことを気にしてどうしても臆病なっちゃう俺はその勇気が無かった。

 

俺のことを思って心配してくれる春馬だったが、俺はそんなこいつの優しい言葉に対しつい気を使ってしまいつい本音でもないことを言ってしまった。

 

「さて、これから練習があるんだ。気を引き締めないとな。」

 

「う…うん………」

 

 

春馬に気を使って親友にも本音を呟けない俺はさっきのように話を誤魔化してしまった……

 

「じゃあ、俺ん家はこっちだからここでお別れだな。」

 

「うん。じゃあ、また夜練の時に会おう。」

 

「おう!」

 

春馬と別れると俺はようやく一人になることができ本音をつぶやくことができた。

 

「……俺…どうすればいいんだろう……」

 

俺の目には僅からながらの涙を浮かべ小さな声で独り言を言ったのだった。

 

このままじゃいけない。このまま南さんとうやむやな関係のままで終わっていいはずがない。

 

けれどどうするんだ?今度はいつ南さんと会えるかもわからないのに……

 

せめて中学校の時みたいにもっと彼女と出会える機会があればいいのに……

 

むしゃくしゃな気持ちを抱えたまま俺は家にたどり着いたのだった。

 




プロフィール

鳥山 修吾 (とりやま しゅうご)

学年 2年

身長 174㎝

血液型 不明(おそらくB型かO型)

誕生日 9/22

星座 乙女座

好きな食べ物 手羽先、餃子

嫌いな食べ物 特になし

部活 野球部

得意科目 英語、体育

将来の夢 メジャーリーガー

誰にも負けない足の速さと明るい性格が特徴で、中学一年の頃からことりちゃんの笑顔に見惚れ、やがて彼女に恋をするようになった。中学の卒業式にことりちゃんに告白したが振られてしまう。また、彼には7つ上のお姉さんがおり、彼女は音ノ木坂の教師をやっている。


今回は主人公の鳥山くんのプロフィールです。実は当初は春馬くんを主人公としようとしたのですが、物語の兼ね合いが難しく鳥山くんとことりちゃんを軸とした物語にしてみました。

感想、アンケート、評価など沢山募集中です。次回も叶え!俺たちの夢!!
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