ミステリアスな所があったと思いますが、引き続き宜しくお願いします!
春休み中に僕は、親につれられ静岡県内浦に来た
都会から急に田舎にやってきたが、そこまで驚くことはなかった
なぜなら、僕の生まれは大阪の田舎町
そこから、東京に引っ越して、そしてここに引っ越してきた
こういった景色は、懐かしいといった方が適しているだろう
そして、新しい家に到着
車から降りると、そこは住宅が並んでいてその流れに沿うようにして伝統的な宿屋がぽつんとある感じ
僕の口から出たこの景色は、
「ホンマに、ザッツ田舎やなここ!!」
そして、その後ろはどこまでも続くような綺麗な海が見える
こんな綺麗な海を見たのは修学旅行以来だなと
そう思う
「海はすんごい綺麗やなぁ」
「そうだな。あ、学校なんだが実は女学校になった」
?
父さん、何言ってるの?
いや、僕男だし!何、そんなにここ学校ないの?
戸惑う僕に、父さんは続けた
「ここらへんの地域では、どうやら小中高と一校ずつしかないらしい
その学校がもうすぐ廃校になって共学になるらしいから、その
テスト生として・・・」
それが、僕ならしい
確かに、東京にいた時も女学校はあったが共学の学校はいくつもあった
しかし、ここは田舎
学校をつくるのは簡単にできることはないのであろう
でも、そんなことするんだな・・・
「まぁ、なんとかなるんかな」
僕が出した結論はこれだ
たくさんの女子に囲まれて授業を受けるのか
別に女子が苦手という訳ではないが、ちょっと壁ができてしまうのではないか?
それでも、そこのお偉いさんがそう言ってくれてるのであればちゃんとしてくれるんだろうな
「あ、そういえば、同級生の女の子がそこの宿屋に住んでいるらしい よ。挨拶してきたら?荷物はやっておくから」
お母さんがそう言ってくれた
僕は、そうなんだとちょっと驚いた
やっぱり、友達は入ってからじゃ馴染めないのも事実
少し会いに行ってみるか
「そうだな。んじゃ、ちょっくら言ってくるわ」
僕は、2つぐらい家の隣の木でできたそれなりに大きい宿屋に向かった
名前は・・・「十千万」
「へえ〜、結構良い所だな・・・」
昔、こういう所で働きたいなんて小学校の時に言ってたっけ
そんなことを考えていると、
「あら、お客さんですか?」
一人の女の人が出てきた
「あ、違います。今日からここに引っ越ししてきたものなんで、挨拶しようかなと」
「ああ、そういえばそんなこと言ってたっけ。その背からすると・・・高校生?」
「あ、はい。高校2年生です」
「あ、じゃあ千歌と同じだね」
チカ?
その子が同級生の女の子か
「じゃあちょっと呼んできてあげるね」
と、中に入っていった
そして、入れ替わるようにして女の子がやってきた
「あ、あの・・・」
「あ、あなたがアキバから引っ越してきた子?」
第一印象
凄く明るい
「うん、そうだけど」
「ヘ〜、そうなんだ!じゃあ、スクールアイドルとか知ってる?」
スクールアイドル、か
僕は、最後にあそこに訪れたアキバの景色を思い出す
「ああ、はいはい!知ってるよ。」
そう言ったら女の子が急にキラキラとした目になって
「え!ホントに!じゃあμ’sとか知ってるんじゃぁ・・・」
「あ、μ’s?あの第2回大会優勝した、あの?」
「初めてだ・・・初めてだよ!!μ’sを石鹸って言わなかった人!」
ああ、石鹸ね
って、石鹸って考えた人も凄いな!
女の子ははしゃぎながら僕に話しかけてくる
「やっぱり都会って凄いな〜、そうでしょ!」
田舎者からすればそうなのかもしれないが、慣れてしまえば普通になってしまう
これが、都会っ子の怖さなのであろう
「私も、スクールアイドルやろうかな・・・なんて思ったり」
「え!!そうな・・・」
すると、急に
「こら、千歌!油売りすぎ!戻る!」
はぁ〜いと、先程とは裏腹な表情になった
「あ、そうだ!君、なんて名前?」
あ、こんなけ喋ってたのに名前言ってなかった
これだから、アクティブな女子は・・・
自分の世界観へ持っていってしまう
「あ、僕は大川悠太」
「悠太くん・・・か。私は、高海千歌。宜しくね♪」
千歌・・・か
なんかこれから面白くなってきそう
そんな予感がした
家に帰ったら、ほとんど荷物が片付いていた
そうか、そんなに喋ってたのか
「はぁ〜、なんか申し訳ねぇな。なんもしてねぇや」
とか思いつつ、お母さんに新しい自分の部屋を教えてもらい、そこへ向かった
そして、ついてすぐに「あの人」に電話した
「もしもし?」
「あれ、悠太くん?早かったね」
「ちょっと話し相手が欲しかっただけだけど」
「え?そんなので呼ばないでよ〜」
そして、近所の千歌がスクールアイドルが好きなのを教えてみた
「すごいね、引っ越ししてもこういう事になるとは」
「いいんじゃない?悠太は、人を元気させるのが得意なんでしょ?」
「そういっても、中学時代は姉ちゃんたちにほとんど助けてもらってたし、ホントに僕で大丈夫かな?」
中学時代の部活は、卓球部だった
実際、練習は厳しくくじけそうになった
それでも姉ちゃんたちは僕を励ましてくれて、僕は成長することができた
結局、最後の大会にメンバーいりできなかったものの、結果よりも努力することの大切さを感じる事になった
「大丈夫。私たちも悠太のおかげで頑張れたんだよ」
そういってくれると、なんか期待が持てた
「まぁ、姉ちゃんがそう言ってくれるなら頑張れそうかな?」
ん、あれ?僕は何を頑張るんだ?
「ちょっと、僕はスクールアイドルしないからね?」
「え、そうなの?てっきりそうかな〜なんて思ったりしたけど・・・」
「・・・」
この姉ちゃんは、思い違いが激しい
そして、千歌ちゃん、だったか。話しを持ってくる所はなんか似てる気がするわ・・・
♦︎
始業式
「うわ〜、すごいなぁここ」
校舎は、事前に行っていたもののやっぱり人がいるとそれなりに綺麗に見える
そういう心理か?
「んじゃ、はいりますか」
そして、校門をくぐると・・・
たくさんの部活が勧誘を行なっている
ていうか、この時期から?はやいな
すると、何処からふいに聞こえてきた
「スクールアイドル部どうですか〜?」
ん?スクールアイドル?それってもしかして・・・
「あれ、千歌ちゃん?」
「あ、悠太くん!!おはよー!!」
やっぱり
千歌ちゃんとはあれからμ’sを互いに知ってる者として結構仲良くなった
そして、その千歌ちゃんの横には知りあいの人?
千歌ちゃんと同じ制服着てるけど・・・
「あれ、貴方は?」
「はい!浦の星女学院2年、渡辺曜です!ヨーソロー!」
ああ、千歌ちゃんの同級生か
ん?いやいやそうやなくて
「え、本気でスクールアイドルやるつもりだったの?」
「え!思ってなかったの?ひど〜い」
いや、流石にないと思うでしょ!
みんなそう思うでしょ?
「で、人数は集まったの?」
「いやー、誰一人として集まらないというか・・・」
やっぱりなー
スクールアイドルってなかなかする人いないもんな
「そうか、んじゃ頑張ってね」
うし、じゃあ学校入るか
「あ、ちょっと!!悠太くん!!」
「?」
「もしよったら・・・悠太くん入らない?」
?????????????
「は?いやいやいやあり得ないでしょ!男子がアイドル?
ふざけんなよ!」
なんか、聞いたことがあるけど僕はスクールアイドル出来ないから!
あれ、周りが騒がしい・・・
「あの人誰?」
「え?先生かな?」
あ、あれ?
大声出してしまって周りに注目が集まってしまった
「あ、そうじゃん!なんで悠太くんこの学校にいるの?」
千歌ちゃんは、スクールアイドルの事に気をとられ過ぎてそっちの事に気がついてなかったようだ
「あ、ホンマや。確かにゆうとらんかったな」
そう言って僕が話そうとすると、
「美少女・・・」
曜ちゃんが、そう言ったように聞こえた
すると、ふいに千歌ちゃんが僕の横を走り去っていった
「あの!スクールアイドルやりませんか?」
「ずらっ!?」
人の話聞いといて無視するのかよ!!
って、まるで運命の人みたいにど直球やな・・・
「大丈夫!悪いようにはしないから!貴方達、きっと人気が出る!間違いない!」
うわぁ、悪徳商法みたいにやってるじゃん
これは、勧誘の仕方としてどうよ
それでも、赤髪の女の子はそれなりに気にしているらしく
千歌ちゃんの持っているビラを凝視している
「興味あるの!?」
「ライブとかあるんですか?」
「いやまだだけど、貴方みたいな可愛い子に是非!」
と、千歌ちゃんが赤髪の子に手を触れたまさにその矢先
彼女の顔が青ざめ始めた
あ、嫌な予感
「ピギャーーーーー!!」
途端に、大きな声を出してしまった
「ルビィちゃん、究極の人見知りずら」
ははは、人見知りやったか
キーンコーンカーンコーン
「あー、予鈴鳴っちゃった!!」
「曜ちゃん大変だよ、早く!!」
二人は、猛スピードで走り去って行った
「なんなんや、これ」
これが僕の正直な一言である
♦︎
僕は、あの後職員室に向かった
すると、ドアを開ける寸前に
「あ、君がテスト生の子?」
担任の先生だろうか?
そんな感じの人が現れた
「あ、はい!大川悠太です。宜しくお願いします」
「大川くんね?じゃあ、荷物持って教室の方に行こうか」
先生に案内され、2階の教室に行った
すると、
「あ、教室って1学年に1つ何ですか?」
「そうだね。うちは人数少ないから教室は1つで大丈夫でしょ?」
そっか
僕も東京にいた時か、小学校はこんな感じの学校だった
再びこういう事になったがこんな小規模学校も、どこか悪くない
むしろ、素晴らしいと思う
「ちょっと、ここで待ってて」
そして、教室の前で待った
なんか、教室の前に立ってると悪いことしたんかな?なんて
そう言ってつい笑ってしまった
「はい、入って」
そう言われて教室に入ると知っていたけど圧倒的な女子の数が多い
いや、女子しかいないか
そして、自己紹介することになった
「はい、どうもこんにちは。この度2年生のテスト生として秋葉原から引っ越してきた大川悠太です。宜しくお願いします」
拍手が起こって、僕は千歌ちゃんの横に座ることになった
「え!テスト生の噂はあったけど悠太くんだったんだ・・・」
「そうや。さっき言いそびれてたな」
「あ、さっきはごめんね」
「ああ、まぁいいけど」
そして、ちょっと先生の話を聞いて帰る時間になった
「悠太くん、一緒に帰る?」
と、千歌ちゃんに誘われたので一緒に帰ることになった
「あの後さぁ、生徒会長さんに『申請もしてないし、部員も5人以下だからダメ!』とか言われちゃってさー」
怒られちゃったかー
まぁ、それだったらそうなるかな
「そういえば、曜ちゃんだっけ、君は入ってるのか?」
「私も、一応入ってるけど水泳部と掛け持ちなんだよね〜」
聞くところによると、曜ちゃんはナショナルチーム級の実力ならしく、下手すれば日本代表ならしい
よく、その立場の人が承認したな〜
やっぱり、千歌ちゃんが強引に持っていったのかな?
それとも、彼女の意思で?
まぁ、そんなことはいいや
「スクールアイドルって、側から見ればチャラチャラしてるんかな?
偏見ってそんなもんって結構多いから」
「チャラチャラしてないんだけどなー」
スクールアイドルは、やっぱり知らない人からすればそうなのか・・・
ん?なんでスクールアイドルの事を生徒会長は知ってるんだ?
やっぱりそこそこ有名なのか?でも知らん人多いって言うてたな。
「あ、ついでに寄ってきたい場所があるんだった!」
そんな事を考えていると、千歌が急に思い出したように言った
「ついた!」
なんか、船に乗って・・・
そしてついた場所は、ダイビングショップか・・・
「遅かったね?今日は始業式だけでしょ?」
「それが色々と・・・」
「あれ?お客さん?」
「あ、大川悠太です。宜しくお願いします」
「私は、松浦果南。宜しくね♪」
ちょっと挨拶してから千歌ちゃんはミカンと回覧板を渡した
またミカン?とは言ってたけど笑顔そうだ
少し、椅子に座ってお茶を頂いた
果南さんは、忙しそうだけど、千歌ちゃんとすごく話していた
どうやら、果南さんは父親の骨折により休学中でダイビングショップの手伝いをしているそうだ
「それにしても、よーく見たら悠太くん東京の人だった?なんか方言が明らか訛ってるけど?」
「ああ、僕はもともと大阪に住んでて、そこの名残りなんです
なんだかんだ言って大阪も好きだったんで」
「大阪か〜。スクールアイドルとか結構いそうだよね〜」
すると
千歌ちゃんがそういった途端に彼女の顔が変わったように見えた
「スクールアイドル?」
「そう!スクールアイドル。今勧誘してるんだけど果南ちゃん休学してるもんね〜」
「そうだね・・・私、3年生だからもっとできないよね」
生徒会長とはいい、果南さんとはいいなんでみんな
「スクールアイドル」
という言葉に反応するのか
なにか裏がありそう・・・
そう思った
気がつけば5000文字!!
少しだけ、いや派手に書いちゃいました
正直言って初めてこのアニメを見たときもこんな悠太くんみたいな感情になりました
疑問
本当に彼女たちは一体どんな過去があったのか
あの人って誰?
また次回も楽しみにしてください
もしよければ、お気に入り宜しくお願いします!