ガララッ!!
普通に教室のドアが開き、先生が入ってくる。
ペタン………ペタン………
しかしそれは人の足音ではない。
パタン
先生がその触手に持っていた出席簿を机上に置く。
「HRを始めます 日直の人は号令を!!」
そんなありふれた事を現実からかけ離れた超生物 タコみたいで丸く黄色い頭にぼうしをかぶる触手の化け物が言う。
「起立!!」
そして全員起立と同時に銃を構える。
「気をつけ!!」
ー僕達は殺し屋ー
「れーーーーい!!」
そして27人が持つ銃から弾が先生に発射され始める。
「発砲したままで結構ですので出欠を取ります 磯貝くん!!」
「………!!」
しかし先生はその弾をかわしつづける。
しかも出欠を取りながら。
「すいませんが銃声の中なのでもっと大きい声で」
「……は はい!!」
こんな感じで出欠を取り………
「遅刻無し……と 素晴らしい!!先生とても嬉しいです」
(速すぎる!!)
(クラス全員の一斉射撃で駄目なのかよ!!)
「残念ですねぇ 今日も命中弾ゼロです」
お察しの通り
「数に頼る戦術は個々の思考をおろそかにする。目線 銃口の向き 指の動き、一人一人が単純すぎます
もっと工夫しましょう。出ないと最高時速マッハ20の先生は殺せませんよ」
速さは今、言われた通りだ。
まぁ、何でこんなことしてるかというと…………
『月が!!爆発して7割方蒸発しました!!我々はもう一生三日月しか見れないのです!!』
こんな事件からのこうだった。
「初めまして 私が月を
(まず5 6箇所ツッコませろ!!)
「防衛省の烏間というものだ。まずはここからの話は国家機密だと理解頂きたい」
防衛省!?国家機密!?
何か信じられない単語が出てきたぞ!?
「単刀直入に言う この怪物を君達に殺して欲しい!!」
……………………は?
「…え 何スか?そいつ攻めて来た宇宙人か何かスか?」
「失礼な!!生まれも育ちも地球ですよ」
一人の生徒の言葉に本当に赤くなりながら反論する。
「詳しくは話せないのは申し訳ないがこいつが言ったことは真実だ。月を壊したこの生物は来年の3月、地球をも破壊する」
し、信じられないけど何となく分かってきたぞ。
「つまりこの破壊生物が世界に知れ渡り、パニックになる前に秘密裏に殺そうってことですか?」
「あぁ。即ち…………暗殺だ」
その言葉と同時に烏間さんが凄い速さでナイフを破壊生物に向けて放つ。
でも当たらない。
「だが、こいつはとにかく速い!!殺すどころか眉毛の手入れをされてる始末だ!!丁寧にな!!」
烏間さんを軽く上回る速度で動くそいつは残像すら見える。
「成功報酬は百億円!!」
……………ふぇ?
「当然の額だ。暗殺の成功は冗談抜きで地球を救うことなのだから」
た………確かに………むしろその値段でも安く感じるレベルのことをさせようとしてるのか。
「幸いな事にこいつは君達をナメ切っている。見ろ。緑のしましまになったときはナメてる顔だ」
どうなってんのさ。
「当然でしょう。国が殺れない私を君達が殺れるわけがない。最新鋭の戦闘機に襲われたときも………逆に空中でワックスをかけてやりましたよ」
何で手入れするんだよ!!
「そのスキをあわよくば君達に突いて欲しい。君達には無害でこいつには効く弾とナイフを支給する。君達の家族や友人には絶対に秘密だ。とにかく時間がない。地球が消えれば逃げる場所などどこにも無い!!」
「そういうことです。さぁ皆さん。残された一年を有意義に過ごしましょう!!」
こうして僕、
次回からが本編みたいなものです。