暗殺教室 with 青い狙撃手   作:月見草クロス

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クロスは本来、クロスキラスカーレットという名前で僕の他の作品に多く登場するキャラです。


クロスの時間

烏間先生「転校生の河野クロスくんだ。仲良くしてやってくれ」

 

クロス「よろしくな」

 

…………なんというか良い奴だ。

良い奴のオーラが出てる出てる。

 

殺せんせー「よろしくお願いしますね。いやぁ、それにしても私をあなたは殺せるんですか?」

 

クロス「分からんねぇ。だが単騎暗殺はやめとく。いつもならするんだけどな。お前は例外だ」

 

烏間先生「言い忘れていたが彼は暗殺者だ。だが、ここに受かるほどの学力はあるし、一応、君たちと同い年だ」

 

みんなやっぱりかって顔だな。

まぁ、こんな場所に転校してくるやつ、ほとんどいないだろうし。

 

 

時は経ち放課後

 

前原「おい、クロス!!今日暇か?」

 

クロス「おうおう前原。暇だぞ。どうした?」

 

前原「折角だからどっか遊び行こうぜ」

 

クロス「遊ぶか………そういうことはあんまりしたことなかったなぁ………」

 

おいおい、遊んだことくらいあれよ。やっぱり非常識人(アサシン)は大変だな。

 

水「クロス。お前は暗殺者なんだよな?」

 

クロス「そうだ。お前の父さんが俺を推薦したらしい。白い霧からの頼みだし断れなくてな」

 

父さんから指名だったのか。

というか父さんは裏でも顔が通るほどの化け物だったんだな。ー

 

前原「じゃ、行こうぜ。他にも何人か誘って店で落ち合う予定なんだ」

 

クロス「いや、ちょっと待て。それは誰だ」

 

前原「磯貝とか渚。あと女子は速水とか倉橋とかだな」

 

凛花いるのか。あいつがそういうのに行くとか珍しすぎるだろ。

まぁ、必死なんだな。馴染むのに。

 

前原「あと中村だな」

 

一気に行きたくなった。中村さんは苦手なんだよー。

 

クロス「………………」

 

前原「ん?どした?」

 

クロス「いやー、実は女子と話すの苦手でさ」

 

えぇ…………こいつ、こんな良い奴そうなのに女子苦手ってもったいない。外見も悪くないからモテそうなのに。

 

前原「ならなおさら慣れるチャンスだ!!いくぞ」

 

クロス「お……おう」

 

クロス………お前はほんとに暗殺者か?

 

 

磯貝「遅かったな。どうしたんだ?」

 

前原「すまねぇな。転校生が常識外の行動ばっかりするから………」

 

クロス「悪い!!」

 

速水「………あんたも来たのね」

 

水「まぁ、クロスのことが気になって」

 

中村「へぇー、ホントかな~?」

 

水「殴るぞ」

 

直球に言ってやると中村さんは引っ込んだ。

で、クロスは女子を見ると縮こまってるな。大丈夫かよ。

 

前原「クロスのやつ、どうやら女子嫌いなんだとよ」

 

クロス「あのー……嫌いなわけじゃないぞ」

 

中村「へぇー、じゃあE組で誰がいいと思う?」

 

あんたはさっきの話を聞いていたのか。なんでそんな簡単に話に行く。

 

クロス「う…………そ、そうだ!!慣れは大切だもんな!!」

 

お前は何を言ってるんだ。

 

クロス「ちなみに言わないぞ」

 

分かってるよ。言う奴なんているかよ。

 

倉橋「クロスちゃん。よろしくねー」

 

クロス「………ちゃん?」

 

水「大丈夫だ。倉橋さんは誰にでもああだし」

 

我らが誇るフワフワキャラな倉橋さん。

というかあんたも人のはなし聞いてた?言った矢先に何でクロスにはなしかける………

 

渚「で、どこに行くの?」

 

前原「そうだなー………そうだ!!こいつを探検させないか?」

 

クロス「あぁー、確かにそうだな。俺はまだこの街のことイマイチ知らないし」

 

水「じゃあ、そうしようか」

 

 

クロス「ここは?」

 

前原「ここら辺じゃ有名な空き地だよ。子供がいつも遊んでる。ほら、今日も子供達がいるだろ」

 

クロス「ほんとだー」

 

言わないがここは夜とか夕方はヤンキーが集まる。

だから暗殺者とかもいるかもな。気を付けないと。

 

「おい」

 

クロス「っ!?」

 

言った矢先に殺気を孕んだ声!?

 

次に頭に痛みが……

 

「お前ら男子は捕まえずらいしこいつらでいいか。行くぞ」

 

なっ……なんだこいつら………待てよ………

 

 

倉橋視点

 

私含めた女子三人は手足を縛られ車に乗せられてどこかにつれていかれていた。

 

「こいつら囮にして殺してやろうぜ」

 

「生徒はチョロくて助かったな」

 

…………会話からするにこの二人は暗殺者みたい…………

どうしよう。さっき男子は気絶させられちゃてたし…………乗せられた車も人気の無いところを走ってるし………

 

「にしても中学生に暗殺をさせるとか国も狂ったよな」

 

「しかも暗殺者を雇って裏の社会も巻き込むなんてな。地球のためといえどいいとは思えない」

 

そんな話を聞いていたら車が止まった。

 

「着いてこい」

 

車からおろされ、暗殺者達につれられるとそこには何人もの暗殺者らしき人達がたまっていた。

 

どうしよう…………助けて………

 

泣きそうになるけど堪える。まだ希望がないわけじゃないんだ。横を見ると二人も同じ心境かと思ったら部屋を見回して何とかしようとしているらしい。

 

「こいつら囮で集団リンチしようぜ」

 

「お前ら頭いいな~。これならいけそうだ」

 

コンコン

 

…………ドアを叩く音がする。こんなところに人が来る?

 

「あ?誰だ?」

 

ドガァ!!

 

次はドアが叩き割れる音がした。

 

「なに!?」

 

「クロス!?」「河野!?」「クロスちゃん!?」

 

出てきたのは噂の転校生、河野クロスだった。

大きい鎌を背負っていて今までのイメージからは考え付かない殺気を放っている。

 

「なんだてめぇ!!」

 

クロス「同級生を助けに来ただけだが?」

 

バンッ!!

 

容赦なく、クロスを撃った。

 

『!?』

 

その場の全員が驚愕した。

 

クロスが飛んだ。

 

ジャンプで………ではなく羽でだ。

彼の背中から羽がはえていた。

 

クロス「俺、河野クロスは吸血鬼なんだ。お前ら暗殺者なら俺は有名だろ?」

 

吸血鬼…………確かに牙が鋭いし羽もある。

けどさっきはそんなもの無かったし普通だった。

 

「お前がクロスなのか!?」

 

クロス「早速だが気絶しとけ!!」

 

クロスは鎌を振り回し一人一人倒していく。

飛びながらだし鎌はリーチも長いので攻撃にも当たらず気づけば全滅させていた。

 

速水「た………助かった………」

 

クロス「ごめんな。その………怖かったか?」

 

中村「いーや。むしろスリルがあってよかったよ」

 

クロス「そっか」

 

そしてクロスちゃんは私を見た。

 

クロス「倉橋さんも………大丈夫?」

 

倉橋「う……うん」

 

怖かったけどそれより驚愕の事実に驚きを隠せない。

 

クロス「明日学校で言おうと思ってたんだ。吸血鬼だって初日に言ったら皆怖がるだろ?」

 

……………そうか。クロスちゃんも馴染みたかったんだ。暗殺者という周りと違う立場だけど彼も中学生…………こうやって青春をしたかったんだ。

 

倉橋「いや、大丈夫だよ。優しいし」

 

するとクロスちゃんはすぐに赤くなって

 

クロス「お……ありがとう」

 

小さい声でそう言ってきた。

 

 

次の日、皆に吸血鬼であることを伝えた。

 

皆も驚愕を受けていたが

 

『こんなタコもいるんだしあり得るだろ』

 

そう言われたらそうだね。

 

私はクロスちゃんに話しかけていこうと思った。

きっと無茶して馴染もうとするだろうし馴染みたいと思ってるなら手伝ってあげたい。

 

クロス「はぁ………」

 

倉橋「どうしたの?クロスちゃん」

 

クロス「何か………ね。いいなって」

 

倉橋「なんで?」

 

クロス「俺はさ。吸血鬼の中じゃ弱すぎるほどに弱くて吸血鬼の学校も行けてないんだ。いじめられてな」

 

倉橋「うわぁ……大変なんだね」

 

吸血鬼の学校があったことにも驚きだけど。

 

クロス「それである人に誘われて暗殺者になったけどやっぱり学校には行きたかった」

 

倉橋「そっか…………」

 

クロス「羨ましい。みんな。馴染んでて」

 

倉橋「だったら今を楽しもう?馴染めないかもだけど私が橋渡しはしてあげるから」

 

するとクロスちゃんはまた赤くなって

 

クロス「そうか………そうだな」

 

そのとき初めて心のそこから笑っているように見えた。

 

 

しかし次の日、クロスと私のことが噂になるのだった…………




クロスと倉橋さんは確定ルートで。異論は認めん。
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