アンサンブルの世界ーAnother Storyー 作:はるの
2年生になってから1週間…
始業式の次の日からいきなり授業というぶっ飛んだ生活ライフ。
ため息しか出てこない。
1年生の時とは結構…いや全然違うなーと思い知らされた。
瞬なんてもうへばってるし。(死んでる?精神的に…)
「はぁああ……。」
でも、以外なことが判明!
私の後の席の転校生ーリュウ。ふつーに頭がいい!
もしかしたら私より良かったりして…
転校してきてからすぐは皆に囲まれたりしててうるさかったんだけど、今はもうそんなこともない。
皆への対応が、ちょっと冷めてるなーとは思ったけど。
まぁ、クラスメートだし?
えっと、今は放課後。ホームルームが終わって、普段なら部活に行ってるんだけど…
私、机に突っ伏してるんだよねー
その理由はさ、
ーリュウなんだよ。
部活でのね、先輩とか先生に容赦が無さすぎて。
ヤバイの。めっちゃ。
どういうところがっていうとー
先輩に向かって合奏中に駄目なとこの指摘をするわ、先生に向かって詰め寄るわ…
言い方なんてね、もうちょっとオブラートに包んで言おうよっていうくらいの鋭さ。
心臓に刺さってくるよもう。
それでね、先輩に部活を追い出されてしまいまして。
私が教室に連れてきたって訳。
夕日が窓から射し込んできてる時間だ。
「…あのさリュウ。もうちょっとオブラート、柔らかく、さ?言おうよ。っていうかさ、先輩なんだから指示どうりに動こうよ。」
「…だって、本当のこと言ってるだけでしょ?」
だああああっ
そーゆー意味じゃ無くてさ。
また机に突っ伏す。
「トラブル起こさないでぇ…」
顔を少しあげての絞り出すようにして言った。
リュウまた反発するだろーなーと思っていたら。
私の目を見つめて、少し俯くと。
「…悪かった。気を付ける」
そう言って謝った。
…。
えっ!!?今一瞬思考回路止まったよ!?
以外に素直…
言えばわかるだけかな…?
「えと、じゃ戻ろ。戻ったら、先輩に謝ってね」
「…あぁ。」
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「…先輩、すみませんでした。」
「これからは気を付けてね?」
リュウの態度がかなり変わったのに気づいた(ビックリした)見たいで、まぁ、すぐに終わったみたい。
でも帰ってきたら合奏終わってて、楽器片付けるしかなかった。(泣
「今日は……だったので、明日は…しましょう。」
ミーティングで、部長からの一言が終わり、先生の話も終わり。
まばらな挨拶で締め括られた。
帰り際、リュウがこんなことを聞いてきた。
「…ねぇ、美波さん。もしかして、3年生…仲悪かったりする?」
「え?う~んよくわからないなぁ。2年生は良いと思うよ」
「…わかった。ありがとう」
何でそんなことを聞いたんだろう。3年生の仲かぁ。
ちらっと聞いたことがあるけど…普通だって言ってたしなー
まぁ、とにかく、3年生は今年で最後だし、迷惑はかけたくない。
今年こそ支部大会進めるといいなぁ。
(もっとしっかりした練習したいし)
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「……。」
皆、どう思ってるのだろうか…。
本当に、そう思ってるのなら。
私は……。
春風 リュウ
クラリネットパート。自分の楽器を持っている。
思ったことは超ドストレートに言ってしまう…
転校生で、そこそこ頭がいい。
わからないことだらけの少女。