みんなはワクワクしないだろうか?空の向こう側、深海の底、まだ見ぬ財宝やモンスター
みんなは憧れなかっただろうか?悪者を倒しお姫様を救う王道な英雄譚を
これはそんな夢を追い求めたとある村の男たちの物語である
ここはパイナップル村!人口は500人と少しの小さな田舎の村である。そんな村にとある若い男たちの仲良しグループがあった。
琴の発端で物語のキーマンである
ダイ
リーダーポジションをいやおうなしに任される
タカヒロ
色々と動じず肝が据わった男
ゲン
人の不幸は蜜の味、仲間は肉盾
ユウジ
正直頭がおかしい
ノリオ
この5人組の男たちは今日この田舎の村を飛び出し!波乱万丈な世界へと旅立とうとしていたのだ!
「一応確認するけど、みんな準備はいいか?」
このパーティで一番まともなタカヒロは他の4人を見回した。
ことの発端はダイが急に一攫千金酒池肉林を夢見て無理やり4人を仲間に引き込んだことから始まる。
「明日出発だ!」などとのたうち回ったアンポンタンに皆は一応了承し、各々旅の準備をしたのだった
「キチンと準備しないと俺はしらねぇからな?とくにダイてめぇだよ!」
タカヒロは正直旅に行きたくはなかったが行くことになってしまった以上キチンとやらないとすまない性分だった。
「心配性だなぁタカヒロは安心しろよぉ!俺はこう見えても鍛えてるし食べ物だっていっぱい持ってきたぞ!」
「あぁそうだな。ただしそれはお前の持ち物がすべてがパイナップルの缶詰だから聞いてんだぞ?」
そうダイはパイナップルが大好きである!1にパイナップル!2にパイナップル!3,4は女が好きである
「それにおめぇなんでパイナップル両手に持ってんだよ置いてけや!」
「タカヒロはバカだなぁwこれは非常食で有り、鈍器なんだぞ」
「おう、お前の顔でその鈍器の威力確かめてやんよ!」
病的なまでにパイナップルが好きなダイとタカヒロのコントはもはや日常茶飯事、いつもの口径であったがそこへユウジが割り込んできた
「まあlいいじゃないタカちゃん!ダイちゃんは逝けるって言ってるんだし、このままいかせてあげようよ!うんそれがいいよ!」
ユウジは明らかにこの先ダイの目論見が外れタカヒロのストレスがマッハになるのを想像し、笑いをこらえながら語りかけたのだった。
「おめぇはこいつの世話しなくていいからそんなこと言えんだよ!こいつ俺にばっかり頼ってくんだぞ!いい加減にしてほしいわ!」
「タカちゃんどうどうどうw」
とにかくこのやりとりを強引に終わらせ、目的地をダイは発表した
「俺は南にあるマンゴータウンにいきてぇよ!」
「んふぅ、マンゴータウンに行って何すんだよ?」
ダイの突然発表された目的地にゲンは不思議そうに尋ねた。その問いにダイは「だってビーチでナンパしたいんだもん」と言い切った
辺りに沈黙が広がった。よもや突然の旅立ちに各自思い思いの感情を持っていたのにもかかわらず、ふたを開ければただのナンパである。
「・・・・もういいわ、とりあえず行こうか」
正直、腑に落ちなかったがマンゴータウンを目指し出発した面々だった
「ところでノリオは?さっきからいないんだけど?」
「んふぅ、なんかレベリングするわとかいって先行ってたよ」
「・・・なんか胃が痛くなってきたな」
旅は前途多難だった
そして旅はいつもハプニングは憑き物だった!
モンスターである。
正直野犬と言えば野犬だがウルフという狼型のモンスターである大体群れで行動し、多ければ30頭にもなる。
そんなウルフに囲まれていた
「タカヒロ~助けてくれぇ~」
「だから言ってただろ!パイナップルは武器じゃないんだよ!」
「ウハハハ!ダイちゃんマジ面白いな!そうだ!閃いたよ!ダイちゃんを囮にみんなで逃げるってのはどう?」
「んふぅ、この数はダイちゃんだけじゃ逃げれそうにないからなぁ。あっそうだタカヒロも囮になれよぉ」
「阿保か!」
ウルフの群れは丁度10頭いた。戦うにしてもこちらの武器は正直ナイフくらいしかなく多勢に無勢だった。そんなとき茂みから何かが飛び出してきてウルフを3頭薙ぎ払い倒した。
「Fooo!いいっすね~!レベリングはかどりますよぉ」
ノリオである。
「てか、遅すぎない?俺もう10レベは上がったよ」
レベル12
「んふぅ、いいなぁ~」
レベル3
「おいずるいぞEXP分けろよw」
レベル2
「いやレベルってなんだよ!?」
レベル2
「大変だ缶切りがないからパイナップルくえねぇよ!助けてタカヒロ~」
レベル0
「おまえはいい加減にしろよ!」
こうしてレベルを上げて物理で殴る戦法で勝利した仲間たちはダイ以外1レベルずつ上がり、マンゴータウンを目指して進むのであった。
完全に妄想です