アイルー、メラルー大好きな人の為の猫小説です。
鬱蒼とした木々の集合、ねっとりとした空気、蒸し暑さ、見通しが悪く現在地もすっかりわからない。危険なモンスターの跳梁跋扈する密林。
その奥地、他より気持ち開けた場所でたった今、一頭の竜が絶命した。
「流石旦那さんですニャ!リオレウスをあんな簡単に倒しちゃうなんて、カッコいいですニャ!一生付いていきますニャ!」
苦しそうなうめき声を一声あげ、その巨体を震わせながら力無く身体を地面に沈ませていく
「この程度僕にとっては朝飯前ニャ。それより怪我は無いニャ、タルト?」
俺は後ろを振り返り、今にも涙を流しそうな程に喜んでいる両足立ちの
「心配してくれて嬉しいですニャ!旦那さんが
「薬草笛も要らんニャ、大丈夫そうなら良かったニャ。もう少し進んで休憩場所を探すニャ、街までまだ先ニャんだろ?」
「はいですニャ!」
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「見つけましたニャ!水場ですニャー!」
人間の背丈程の高さから湧き出た水が小さな小さな水路を作っている。小さな虫や小鳥が水場の周辺で水分を補給していた。
そこに
「うんまいですニャー!天のお恵みですニャー!」
水をガブガブ飲みながら
「こらタルト、もっと周りを警戒するニャ。水場は生き物が集まってくるニャ、大きなモンスターだってくることもあるニャ。」
はしゃぎ過ぎて油断している
「ご、ごめんなさいですニャ…。もう何時間も水飲んでなかったからつい…。」
いつもは尖った癖がついている
「次から気をつけるんだニャ、警戒はいくらしたって無駄にはならないニャ。」
「仰る通りですニャ…、勉強になりましたニャ!」
立ち直りが早い奴だ、まぁ狩りにおいてはそういった気持ちの切り替えの早さは大事な事だ。
「あ、旦那さんは水飲まないんですかニャ?美味しいですニャ!天の恵みですニャ!」
「飲むに決まってるニャ、ついでに補充もするニャ。」
「お前もちゃんと水を確保しておけニャ、水は計画的に飲むんだニャ。」
「流石旦那さんは物知りですニャ!僕もいつか
勢いよく立ち上がって張り切った声で
更新は不定期です。