どうも読者のみなさんこんにちは、ゲゲgではなく切札 勝機です。
さて、オラクルの対決がなんとか終え、式さんがなぜか俺の部屋に住みだした事など忙しい日常が今でも続いています。
でも相変わらず式さんがここに住みだした理由が分かりません。
もしかしたら本当にめんどくさくて来たんでしょう。
今僕達は廃寮の前にいます。
なぜ僕達が廃寮にいるかと言うとそれは少し前まで時間を遡ります。
◇
深夜。レッド寮の食堂で、小さな明かりが灯っていた。
静かな夜。時計の針が動く音が嫌に響く中、静かな語り声が部屋の中に響き渡る。
今俺は語り僕が話を3人が聞いている。
そこで俺はある話をした。
「それはある夏のコテージで始まった。
彼ら5人はその夏で起こったある事件、夏なのに様々な花があるとされるコテージに起こった行方不明の事件を調べに来た。
彼らはコテージの事件を調べる為に現地の領主の息子という子と共に捜査をした。
しかし捜査を初めて、一人また一人と探偵団のメンバーは消えていった。」
ごくりと誰かがつばを飲んだ。
そんな音も緊張感を出していた。
「そして、ついに探偵団は残り一人になった。
その時やっと気づきました。
今まで自分達はまだ大人と出会っておらず、この領主の息子と会っただけだと。
そして彼に尋ねた。
すると、彼の後ろから急に巨大な緑の怪物がいた。
そしてその怪物は探偵団の最後の一人に向かい襲いかかった。
後日そのコテージには新しい花が咲いたらしい。
ちょうど5種類の花が咲いたそうです。」
これで終わりだな。
「いや~、怖かったなぁ」
そう言いながらまったく怖がっていない様子の十代と
「花怖いヨー」
「花怖いんだな・花怖いんだな」
ぶるぶる震えている丸藤とどうやら同じ部屋の前田さんらしい。
今日はなぜか十代が怖い話を聞きたいという事で始めたのであった。
「んー? 何してるんだにゃー?」
俺達が話を始めようとした瞬間、背後から声が聞こえてきて全員で体を震わせる。
見ると、猫のファラオを抱いたレッド寮の寮長である大徳寺先生が立っていた。
細身の教師で、『錬金術』なる授業を担当する教師だ。
「だ、大徳寺先生かよ……。驚かせないでくれよ、先生」
「びっくりした……本当に出たのかと思っちゃった」
息を吐く。気配がなかったせいで本当に驚いた。大徳寺はそんな俺たちを見ると、全く、と口を開いた。
「消灯時間はとっくに過ぎてるんだにゃー。四人とも、早く寝るんだにゃ」
「なはは!まぁすいません。」
その大徳寺は机を見ると、何をしていたのかを問いかけてきた。十代が怪談のことを説明すると、大徳寺はおもむろにカードを一枚引く。
『F・G・D』――☆12の、基本攻撃力においては神すらも上回るカード。
「ふむ、じゃあこの話をしようかにゃ――」
そうして大徳寺が語り出したのは、この島にある『廃寮』についてだった。
元々は特待生のために作られた寮なのだが、そこでは何度も何度も生徒が行方不明になるという事件が起こったらしい。その原因も結局は不明で、最終的に廃寮となったとのことだ。
はぁそれは怖いなぁ。
世間に公表されていない事件――下手をすればアカデミアの是非を問われるような問題だ。後で彼女に聞いてみよう、と祇園は内心で頷く。
そしてそのことを語り終えると、大徳寺は「早く寝るように」という言葉を残して立ち去って行った。
夜も遅い。本来ならここで解散すべきなのだが――
「廃寮かぁ……」
声色に好奇心を一杯に滲ませた声が聞こえる。ああ、と勝機が思った瞬間。
「よっし! その廃寮に探検に行こうぜ!」
予想通りの台詞を、十代が口にした。
……やっぱり。
◇
「よし、着いたぜ!」
そこは十代に無理矢理着いてこらされた廃寮にいた。
「うゎー、無理ッス」
「そう言う翔もきているんだな」
「よーし、行くぞ」
そう言い立ち入りの禁止のロープをくぐると
「――そこにいるのは誰ッ!?」
いきなり聞こえてきた声に、その場にいた全員が身を竦ませた。翔と隼人は勢い余って転倒した。
「誰だ!」
十代はその方向へ、懐中電灯を当てるとそこにいたのは
「明日香!」
あの覗き騒ぎで十代に負けたブルー女子だった。
「あなた達こんな所でなにしているの。」
「それはこっちのセリフだ」
「いやお前達両方とも言える事だと思うぞ」
あれから二人は両方とも事情を話し合った。
どうやら明日香は行方不明のお兄さんを探しに来たらしい。
そう思っていると、あれ、むっちゃ腹が痛い。
「どうしたんだ勝機くん」
「だいじょうぶか。」
「やばい、どうなってあっ」
そう言えば
「ここに来る前にカレーパン食ったけどもしかして、あれが原因かもしれない。」
「えぇー!」
「ごめん、俺ちょっとトイレ行ってくる」
「えぇー、ちょっと勝機くん」
俺はそんな彼らを無視して近くのトイレに行った。
◇
いやー、良かったここにトイレがあって。
公衆トイレはまぁすこし窮屈だったけど、良いか。
「おい、お前」
うん、誰だ?
「お前はここでなにをやっているんだ」
「いや、あなたこそなんでそんな所にいるんですか?
式さん」
そうそれはいつもの制服を着ておらず、着物だけの式さんがいた。
「おぉ、夜の散歩だ。お前は?」
「俺は廃寮で十代達と行く所ですか」
「廃寮か」
式さんはそう言うとなにか思い出したように言った。
「おい、勝機」
「はっはい」
「そこに案内しろ」
「そこって?」
「廃寮だ」
「えぇー!」
どうやら式さんはそこに興味を出し始めたのか俺はそこに案内する事になった。
「文句は」
「ありません。」
俺は反対できなかった。
◇
ここです。
どうにかして廃寮に着いた所で式さんはおもむろに廃寮に近づいた。
「あぁ、やっぱり感じていた違和感はこれか」
「?」
式さんはよく分からない事をいいながらカードを取り出した。
「潰せ、オピオン」
いきなり式さんはそう言うと、黒の巨大な龍が現れた。
その黒い龍に命令すると黒い龍が叫ぶと廃寮に攻撃をすると同時に黒い歪みが現れたのと同時に
「「「「「うゎあーーー!」」」」」
なんと廃寮に行ったはずの十代達と謎の男が現れた。
どうやらあの廃寮で謎の男に閉じこめられていたらしいが、途中で謎の男に大量の闇が現れ、それをなんとかしようとハネクリボーが光を放ち、そこから歪みが出たのでそこに入るとここに着いたらしい。
「なんとまぁ、奇妙な話だな」
「おぉ、助かったぜ勝機」
「いや、俺じゃなくって式さんがやったんだ」
「えっ、そうなのか」
「いや、気分が悪かったから憂さ晴らしにやった」
「はははは」
まぁそんな事が起こり夜は過ぎた。
けど翌日にあんな事が起こるとは
はい、という事で廃寮の話でした。
けど今回はあんまり決闘はありませんが、次回はまたあのタッグデュエルの回です。
また次回はタッグデュエルの相手はどうなるのか楽しみにしてください。