遊戯王GX アウトレイジを使う者   作:ボルメテウスさん

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はい、今回も無事投稿できました。
今回はまた急展開します。
どうぞお楽しみに。



第16話 お見合いと身代わり

さて、俺は現在冬休みに入り、寮でゆっくりとしようと思っていた。

 

十代達も今回は実家に戻らず寮にいようと思ったらしいが、式さんは用事で俺を連れてきたいといった。

 

最初は断ろうと思ったけど、式さんはおもむろにポケットからカードを出した。

 

それはなんと3つ目の真実の名のカード“真実の名 リアーナ・グローリー”だった。

 

どうやら式さんの話では俺が寝ている間に来た奴がアンティで挑んだ所をこてんぱんにした後に自然に来たからとったらしい。

 

それで影響がでない式さんって何者?

 

しかたなく今回の話はそのカードと引き替えに乗ろうと思ったら、どうやら向こうの知り合いでこれと同じ真実の名というカードを持つ奴がいるというのを聞いた。

 

そんな偶然が重なる訳はないと思ったが念の為に付き合う事になった。

 

 

そんな事があり、俺はフェリーの個室で真実の名達の話を聞く事にした。

 

「それであんた達はその真実の名っていうモンスターなんだな」

 

「おぅ、俺の名はメガパウンダー・パックだ。

主に自然の力を司るモンスターだ」

 

「私の名はリアーナ・グローリーですわ。

主に光の力を司っております。」

 

「えっ?司るってなに」

 

「あぁそう言えば説明を忘れていました。

私達を含めて5人はそれぞれ火、自然、水、光、闇の5つの力の内もっともゼロの力が高い真実の名で構成されたモンスターなのです。」

 

「えっ、んじゃあ後は火と闇の奴だけなのか?」

 

「はい、そうですけど問題なのはこの内の火のモンスターなのです。」

 

「火のモンスターか?」

 

「はい、火のモンスターは私達の中でも歴戦の勇者と呼べるべきモンスターです。

その力はこの世界でいう、レッドアイズブラックドラゴンに匹敵するかそれ以上のモンスターです。」

 

「えっ、そんなにか」

 

たしかレッドアイズって、伝説の3人の内 城之内 克也の切り札というべきカードだっけ。

 

そんなカードを超えるかもしれないってどんだけ強いんだよその火のカードって?

 

「そんなに強いのか火のモンスターって」

 

「えぇ私達では遠く及ばない程です。」

 

「あの力はまさしく5体の中でも最強っていっても過言ではないですね。」

 

「そんなにか、」

 

「えぇ、たとえ闇の真実の名を倒してもこれは変わらないと思います。」

 

そうなのか。

 

「それじゃあ、そいつの名前はなんなんだ?」

 

「そのモンスターの名は、“ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン”過去に何度も現れ最強の名を持つドラゴンです。」

 

ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン

 

それが最強の真実の名だった。

 

 

それから式さんに案内されると

 

「おい、乗るぞ」

 

「えっ、乗るってこれにですか?」

 

「当たり前だ?」

 

目の前には映画でよくある黒く長い車があった。

あれもしかして式さんってお金持ち

 

「あぁ言ってなかったけ、俺世間で言うお嬢様らしい。」

 

「えぇー!」

 

嘘、お嬢様っていうイメージがまったくもってしない。

だっていつもめんどくさがって、食事も適当に食っているのにお嬢様なのか?

 

「あぁついでにお前を呼んだのにも訳があるぞ」

 

「えぇー、そんな私めにお嬢様の頼み事とは一体どんな事なんでしょう?」

 

きっと俺を使ってなんかするに決まっている。

どんな事なんだ。

 

「おう、お嬢様というえば婚約者とかいるよな」

 

「えぇ、いますね」

 

「そしてそいつがとんでもなく、自己中で気に入らない」

 

「人の事は言えないと思います。」

 

「そして俺は結婚したくない」

 

「えぇ」

 

「ここまで言えば分かるだろう」

 

「いいえ、まったくぜんぜん」

 

「はぁ、つまり俺とお前を恋人のようにして、あいつに合わせ諦めさせる」

 

「そんなにうまくいきませんよ」

 

「あと認める条件でデュエルに勝たないといけないからお前の強さをかってやらせるつもりだ」

 

「いや、そんな事いっても」

 

「ついでにこの前言ったカードはあいつもなぜか画像で偉そうに自慢していたからついでにそのカードを奪え」

 

「えぇー、そいつが持っていたの!」

 

「あぁたしか闇のドラゴンだったな」

 

どうやらそいつが持っているのは闇の真実の名らしい。

 

けどなんで俺の行く先々にあるの。

 

最初以外ほとんどダメダメじゃん。

 

オラクル達はどういう規準でカード渡しているの?

 

「という事でさっさと来い」

 

「えっ、ぎゃー!」

 

それから俺は車に乗せられた。

 

「あぁ、ついでにこの車かなり早いから気をつけろよ」

 

「へっ?」

 

そう言われて前を見るとかなりヤングな人がいた。

 

「HARO BOY」

 

「えっと、はっはろー?」

 

「OK LET GO!!」

 

あっれーあの人なにを言っているんだろー

 

俺外国語は無理だけどかなり嫌な予感がする。

 

「WREEEEEEEEEEEEE!!!!!!」

 

「いっやーーーーーーーーーーー!」

 

まさかこんなスピードで移動するとは。

 

 

しっ死ぬかと思った。

 

なんだあの車は?

 

「おい、突っ立てないで準備をするぞ」

 

「へっ、はい」

 

それから俺は高級そうな服に着替えさせられた。

 

「おい、行くぞ」

 

そうい言うと化粧をした式さんが俺をよんで和室に連れてきた。

 

そこにはすでに2人の大人と1人の俺より年上らしい男がいた。

 

「お久しぶりですね。お父様」

 

そう式が話しかけたのは俺より年が上で日本男子というべき男の人だった。

 

「ふん、式お前が急に集まれというのから来たものの話は」

 

そこで俺を一目見てまたしゃべり出した。

 

「そんな男だとはな」

 

「あなたはなんでそんな子を選んだの」

 

お父さんに続けて話したのは厳しい雰囲気を持つ女の人だった。

 

たぶんこっちは式さんのお母さんだと思う。

 

「あなたが学校での期間中に確かに許嫁の約束は中止しましたが、なぜその子が婚約者になる訳なのかしら?」

 

あれっ、恋人ではなく婚約者?

 

「無駄ですよ、彼女は僕のような天才だが人を見る目はないのですから。

式さん、今からでも考え直しませんか」

 

そういって話したのはどうやら式さんの婚約者だと思うけど、あの髪型って絶対にわかめだ!

 

なんでわかめなのかは分からないけど

 

「言っておきますが彼を選んだのは、彼自身がとてもすばらしい方だからです。」

 

「だからといって、私の許可なしではそんな相手は選ばせん!」

 

「では、そうすればいいのですか」

 

「彼はどうやら孤児院育ちでそのまま流れるようにデュエルアカデミアに行ったそうではないか。

でも、そんな彼にどうして結婚を認めなくてはいけないんだ」

 

えっ、俺って孤児院育ちだったのか。

 

「それでは、デュエルで勝負を付ければよろしいのではないですか?」

 

「なに?」

 

「今ではデュエルの強さで世界でも渡れます。

あの海馬さんだって強さであそこまでの会社を作ったのですよ。

それは可能だと思います。」

 

「うむ」

 

「良いでしょう、式さん」

 

「なに、甕和くん」

 

「いい事ではないですか。

彼を倒せば少しはおとなしくしてくれると思います。

ならばそれを利用する手はありません。」

 

「うむ」

 

「では、さっそくやりましょう」

 

そう言い彼らは部屋を出てどこかの部屋に向かった。

 

「よし、後は頼んだぞ」

 

「あの、話大きくなってません。」

 

「頼んだぞ!」

 

「あっはい」

 

しかたない。

 

やるしかない。

 

 

「それじゃあ始めよう庶民よ」

 

「いや、どうでも良いし」

 

「さっそく」

 

「「決闘」」

 

「まずは、僕の先考僕はガンナー・ドラゴンを召還し、装備魔法禁じられた聖杯を発動。

効果で僕のガンナー・ドラゴンは効果を無効にされた為に攻撃力は3200

どうですかこの強さ、君に勝てるかな?

僕はカードを1枚伏せてターンエンド。

ターンエンド」

 

可変機獣 ガンナードラゴン

星7闇

機械族

攻2800

守2000

このカードは生け贄なしで通常召喚する事ができる。

その場合、このカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。

 

禁じられた聖杯

速攻魔法

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。

エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は

400ポイントアップし、効果は無効化される。

 

「すばらしい」

 

「あれこそ最強ですわ」

 

「あれくらいどうって事ないよな、勝機」

 

相手のコンボが決まり喜ぶ式さんの両親とそれを呆れている式さん。

 

「なにをいっているんですかこんなの破れるわK「あぁー簡単ですね」なに?」

 

「んじゃあ、僕のターンドロー

俺は切り刻みのレザーフェイスを召還しする。

そしてそのままガンナー・ドラゴンに攻撃」

 

「ばかか、僕のガンナー・ドラゴンは3400、対して君のは1000ぽっちそれでどうやって勝てるのさ?」

 

「あぁ、レザーフェイスの効果発動このモンスターが戦闘によって破壊された時、相手のモンスターも道連れにするんですよ。」

LP4000→1600

 

切り刻みのレザーフェイス

星4 闇

攻 1000

守 1000

効果・アウトレイジモンスター

このモンスターは相手モンスターと戦闘を行い、破壊された時戦闘した相手のモンスターも破壊する。

このモンスターは破壊した後、魔法・罠ゾーンへ永続魔法として置く。

相手がダメージを与えようとした時、このカードを墓地に置く事でそれを無効にする。

 

「なっなにー。」

 

「そしてレザーフェイスの効果発動このモンスターはそのまま永続魔法になる。

カードを一枚伏せ、ターンエンド。」

 

「っく。今のは油断しただけだ。

僕のターンドロー。

僕は手札から闇の旋律のプレリュードを発動。

効果で僕は手札からハデス・スギルを召還する。」

 

闇のプレデュード

魔法

自分の次に召還する闇属性のモンスターのレベルを5下げる。

 

真実の名 ハデス・スギル

星8 闇

攻 2800

守 2400

ドラゴン族

効果モンスター

このモンスターを場に出した時、自分の山札の一番下から5枚を墓地に置いてもよい。

このモンスターが破壊された時、自分の墓地から闇属性のモンスターを一体を特殊召還しても良い。

 

そこに出たのは闇のドラゴンとは思えない煌びやかさがあった。

 

「このモンスターの効果発動。

このモンスターはデッキから山札の下5枚を墓地に置く。

さらに破壊輪を発動させて共に大ダメージだ!」

 

破壊輪

通常罠

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊し、

お互いにその攻撃力分のダメージを受ける。

 

「この時魔法ゾーンにいたレザーフェイスの効果発動。

このカードを墓地に置く事でダメージを一度だけ無効にする。」

 

LP4000→1200

 

「くっこざかしい、でもねハデス・スギルを破壊した事で効果発動。

再び現れろ、ガンナー・ドラゴン」

 

「ふーん、蘇生つきか

なるほど」

 

「このままガンナー・ドラゴンで直接攻撃」

 

「どうしたね、君もう終わりかね?

やはりたいした事なかったね。」

 

「ふむ、勝負は決まった。

もう一回あのモンスターで特効してもすぐに終わってしまう。

式、君が選んだ男は間違っていたようだね」

 

「いいえ、まだ終わっていません。」

 

「式わがままをいうんじゃありません。

勝負はもう分かり切ったものですよ」

 

「そうですね。」

 

「ふむ、やっと理解したかね」

 

「どうやら勝機の勝ちです。」

 

「なに?」

 

「いやー、あんたが自分からライフを削ったおかげで勝てるは」

 

「なに?」

 

「俺は手札からブータンを召還する」

 

【愛のない結婚は許せんブー!】

 

豚魔槍ブータン

星4 闇

攻撃力 2800

守備力 0

悪魔族

効果・アウトレイジモンスター

このモンスターは攻撃した後破壊される。

このモンスターが破壊された時、名前に《魔槍》とあるモンスターを1体、自分の手札からフィールドに出してもよい。

自分の他の、名前に《魔槍》とあるモンスターはフィールドに出せない。

 

「ははっ、君はどこまで笑わせくれるんだい。」

 

「まだ、終わっていませんよ。

俺は手札からブータン両成敗を発動。

効果によりお前と俺のモンスターを両方とも破壊するぜ」

 

ブータン両成敗

魔法

相手は自身モンスターを1体選んで破壊し、その後、自分のモンスターを1体破壊する。

 

「なにっ!

僕のガンナー・ドラゴンを一度ならず二度もとは」

 

「さらにブータンをドロン・ゴー」

 

【地獄魔槍】

 

「【ブリティッシュ】」

 

地獄魔槍 ブリティッシュ

レベル7 闇

攻 2400

守 2000

悪魔族

このモンスターは通常召喚はできない。

このモンスターの召還に成功した時、相手の手札を1枚見ないで捨てる。

相手のモンスターが場または持ち主の手札から墓地に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。

このモンスターが破壊された時、名前に《魔槍》とあるモンスターを1体、自分の手札からフィールドに出してもよい。

自分の他の、名前に《魔槍》とあるモンスターはフィールドに出せない。

 

「行け、ブリティッシュでとどめだ!」

 

「そ、そんなぎゃー」

 

 

「さてこれで納得できましたか」

 

「うむ、そうだな」

 

「今は認めましょう、でも気が変わったらそれはありませんので。

では失礼します」

 

そう言い俺は式さんに連れられ車にのってどこかへ港へと向かった。

 

「えっーと、よかったんですか?

このまま実家にいてもよかったんじゃあ」

 

「あぁいいんだよ。

正直あそこ疲れるんだからよ。

さっさと寮に戻りたいぜー」

 

「はぁ、そうですか」

 

「それにお前もどっちかって言うと寮の方がいいだろ」

 

「まぁそうですね。」

 

「それじゃあ、着くまで寝とくはお休み」

 

「えぇー」

 

今日1日だけの出来事で疲れたのに人をほっといて寝るとは

 

「まぁ、いいか」

 

そう思い僕も眠りについた。

 

???Said

 

くっ、まさか真実の名のモンスターがこうもあっさりと奪われるとは、さすがアウトレイジの書に選ばれた事だけはあるね。

 

5つある真実の名のモンスターの内にすでに4体が奴に奪われてしまい。

 

いよいよ僕も出なくてはいけない。

 

しかしなんなんだ、あいつは。

 

僕の持っている真実の名を持っている最後のカードを奪っていった男。

 

僕が知らない存在だ。

 

しかし奪われる時なぜボルメテウス・ゼロ・ドラゴンはまるで知っているようにと叫んだんだ。

 

まぁ、良い。

 

今は力を蓄え切札 勝機を倒す準備をしよう。

 

そしてあの謎の男も倒さなくては。

 

あの謎の男からは様々なドラゴンの力を感じる。

 

僕もしらないドラゴンの力もあった。

 

本当に一体何者なんだ。




今日の最強カードはブータン両成敗
ブータン両成敗
魔法
相手は自身モンスターを1体選んで破壊し、その後、自分のモンスターを1体破壊する。

相手のモンスターを破壊するだけではなく自分のモンスターも破壊するから破壊されて発動する効果と組み合わせるととんでもない事になります。

そして次回ついに現れますボルメテウス・ゼロ・ドラゴン。
しかしそれはオラクルの刺客ではなくまさかのあの男登場です。
次回の更新は少し遅くなるかもしれませんがお楽しみに!Q
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