アンケートに答えてくれた読者の皆さんありがとうございました。
それでは本編をお楽しみに。
大徳寺先生が砂になってからしばらくして俺達は寮へと戻った。
寮に帰ると十代はショックのようですぐに部屋に戻った。
俺も部屋に戻ると式さんがイスに座っていた。
「遅かったな、どこへ行っていたんだ」
「あっすいませんちょっと」
「セブンスターズか」
「はい・・」
俺は式さんの目を見ることができずにぎこちなく答えた。
大徳寺先生が死んだとは言えない。
いくら式さんでも人が死んだと言ったら絶対にショックを受けるだろう。
「話せ」
「へっ」
「今回のセブンスターズの相手の事だ」
「・・・・無理です」
「何故だ」
「答えられません」
「そうか」
「・・・・」
そう言い式さんは黙った。
あの式さんがこんなに簡単に引き下がってくれるとは思わなかった。
「大徳寺だろ」
「へっ!」
「最後のセブンスターズは大徳寺だろって言ったんだ」
「なっなんでそれを!」
「やはりか」
「やはりって?」
「このタイミングでいなくなるっていうのはセブンスターズっていう可能性があるだろう。
今までのセブンスターズは全ての例外なく鍵を選ばれた人間は全員いた。
なのに今回の件が始まってすぐにいなくなった大徳寺はセブンスターズだと予想できた。」
「そこまで予想できますか?」
「そこまでじゃないだろう。」
「いや十分すごいですよ」
せめて俺はそこまで予想できないと思うぞ。
「それより気になる事がある」
「なんですか?」
「アウトレイジの書の中身だ」
「中身ですか?」
「今まで散々カードを出したがそれはあくまで本だ。
つまり中身もあるって事だ」
「でも、この前見たときはなにも書いてなかったですよ」
そう俺は実際に本の中身を入学当初見たがこれぽっちも内容は書いていなかった。
それで俺は中身はないと断言したが。
「いや、その時はまだお前が成長中だから見らねかったからかもしれない。」
「そうですか?」
「騙されたと思って読んでみるぞ」
「はっはい」
そう言った式さんの行動に言われ俺はアウトレイジの書を開くと
「内容が書いてある。」
「やはりな」
「やはりって?」
「そういうのはだいたい本人の認証があると思うぜ。
だから強くなったりなにかの条件で読めるようになるオカルトの部類があると思ってな。
もしかしてと思ったが」
「とにかく読んで見ましょう。」
「そうだな」
そうして俺達は本を読んだ。
その内容は
それは一人の男の物語。
かつてこの世界で起こった狩人と異星人の戦争。
それは仕組まれた者だった。
その人物は未確認の者達だった。
狩人と異星人は最後の力を使い未確認の一人を倒した。
しかしそれは本当に1人だけであった。
その後世界は未確認によって支配された。
しかし希望は残っていた。
2つ希望が残っていた。
しかしその希望の片方は突如姿を無くした。
しかしもう片方の希望が立ち上がり新たな反逆を始めた。
そんなある時、未確認達の頂点、天頂の者の一人最強と名乗る者と戦った。
しかし希望の者は勝った。
そしてその後も試練は続いた。
ある時は師であった者を失った。
しかしその意志を継ぎ次の反逆へ向かった。
またある時は自身と同じもう一人の希望が敵となった。
しかし戦いを経て、もう一人の希望は目を覚まし、共に戦う事を誓ってくれた。
そして最後の戦いの時。
その天頂の者は無情。
本来は全てを護りたい、全ての敵を倒すという矛盾した心によって生み出された最初の天頂の者。
戦いは激烈を極めた。
そして、最後の手段として希望の二人は一つとなった。
その力は様々な奇跡を呼び起こす力であった。
二人で1人になった希望は最初の天頂の者との戦い、全てを受け止めこの世界を救った。
その後二人で一人の希望は次の希望を見つけた時、自身の力を二つに分けた。
そしてそれを5つの文明の最強の零の力を持つ者達に護らせる事にした。
こうして希望の男の生涯は一端幕を閉じた。
しかし世界の物語は終わらない。
世界は彼らの希望を継いだ無法者達と天頂の力を使う神の使いとの戦いは今も続いている。
この戦いの結末はまだ誰も知らない。
しかし希望の力は今は眠り続ける。
再び世界を護るその時まで。」
「はっ?」
それはなにかの物語だと思った。
しかし内容はよく分からなかった。
「ふぅーん、やっと読めたと思ったらよく分からない内容か」
「あぁ、そうなんです」
「ふむ、もしかしたらこれはこれからなにか起きる時に関係があるかもしれない。」
「そうなのですか?」
「あぁ、だから今後この内容を覚えとくといいかもしらないぞ。」
「あっはい。」
「それじゃあお休み」
「お休みなさい。」
そうして式さんはベットに戻った
俺も次の日に備えてベットで眠りにつく事にした。
◇
それから数日後
万丈目がよくわからない勝負を明日香に挑んできた。
どうやらラブデュエルらしい。
途中で十代が万丈目の考えている事がよく分からないと言った。
俺も同意見だ。
しかし結果は明日香の逆転勝ちである。
デュエルが終わり、落ち着くかと思ったらなんと周りの空気がおかしくなった。
もしかしてと思ったら七星門の鍵が光り出し、万丈目が引っ張られていった。
俺達はそれに着いていくとそこにはなんと
◇
「なっ、まさかあれは」
「三幻魔のカード」
「なんで封印が解かれているんだ」
「それは私が説明しよう」
「っ!」
俺達は三幻魔のカードに驚きと同時に謎の声が聞こえた。
その声の主を見るとそれは上空から巨大な棺桶がふってきた。
その棺桶が落ちると同時に機械の足や手が現れた。
その真ん中には人らしき影が見えた。
「まさかあなたは影山理事長」
「その通りだ鮫島校長、今までご苦労だったな」
「えっ理事長!」
「えぇ、彼はこの学院の理事長、影山理事長だ」
「ふむ、いかにも私が理事長だ」
「そんな理事長がなんでこんな所にいるんだ!」
「それはだね、三幻魔のカードの回収の為だよ」
「なにっ!」
「元は七星門の鍵もデュエルアカデミアも全てはこの三幻魔のカードを手に入れる為の道具に過ぎん」
「私達はあなたに利用されていたっていう事なの!」
「あぁ、そしてこの時私は三幻魔のカードを手に入れる」
「その話、僕も参加するね」
「なっ!」
また別の方向から声が聞こえそこをみると、高級なスーツを着、マントを付け、腕が異形な物に変わっている少年がいた。
「お前は誰だ!」
「うん、僕の名前はイズモ。
神を操る事ができる神を超えた存在だよ」
「神を操るだと?」
「そう、僕はねこの時をずっと待っていたんだよ。
三幻魔のカードが手に入るこの時を」
「なっなに!」
そう言うとイズモは自身の持っている本を三幻魔のカードのある方向へ向けた。
すると急激な嵐が巻き起こし三幻魔のカードを吸い込もうとした。
「くっ、三幻魔のカードが」
そうしている内に一枚のカードが吸い込まれそうになっている。
いそいでなんとかしなくっちゃ!
【おい、勝機】
んっ、その声は刃!
【いまの貴様は少し吸血鬼化しておる。
普通の人間よりは身体能力は高くなっておる。
いそいで三幻魔のカードをとるんじゃ】
えっいつの間に。
まぁ良いか。
このまま取られるぐらいなら
「勝機!」
「勝機くん!」
「ウォォーーーー!」
俺は嵐の中三幻魔のカードを取ろうとする。
「そうはさせん、三幻魔のカードは儂の物だ!」
どうやら向こうにいた理事長も動き出した。
このまんまじゃあ、どっちも取られてしまう。
急がないと。
「ウォォーーーー!」
俺は勢いよくカードを取ろうとするが嵐によって邪魔になり取れたのは一枚だけだった。
残りはそれぞれ理事長、イズモの2人が持っている。
「ぐっ、三幻魔のカードが」
「まぁいいや、ここで奪えば良いしね」
そう言いイズモはこちらのカードを取ろうとするが。
「そうはさせるか」
俺は三幻魔のカードを勢いよくアウトレイジの書の中に入れた。
すると
「なっ!」
「アウトレイジの書が」
「光ったッス!」
そう俺がアウトレイジの書に三幻魔のカードを入れると同時に本は光だし、カードは1から2に変わった。
「三幻魔が」
「アウトレイジになっただと!」
そう今俺が持っているこの三幻魔はアウトレイジの中でもドロン・ゴーを持つアウトレイジMAXである。
「くっ、まぁいいそれなら僕も」
そう言いイズモもカードを持っている書、おそらくあれがオラクルの書だと思う。
そしてイズモはオラクルの書にカードを入れるとそこには三幻魔のカードを2枚にした。
「なっまさかそれは同じアウトレイジなのか」
「違うよ、これはたった今、僕の手足となった。
これで君を倒し、それも我らの物にする」
「ふざけるな、元は三幻魔は儂の物だ。
だから2枚とも儂に返してもらうぞ。」
「ふぅーん、なら2人共叩き潰してやる」
「おもしろい、やってみるがいい小僧共が」
「どうやらやらないと世界は救われないかもな」
そう思い俺はデュエルディスクを付ける。
「ふっんせいぜい後悔するがいい、僕の神の前に」
「三幻魔のカードは例え一枚でも、お前らごときは倒せる。
覚悟するがいい、小僧共が」
「難しい事は分からないが分かる事はただ一つ、お前らを止めてやる」
「「「デュエル」」」
今、三幻魔の戦いに終止符が打たれる。
さて、それでは次回から三幻魔の戦いが始まります。
そしてアウトレイジの書の内容に書いてあった事は今後関係あります。
それでは次回をお楽しみに。