遊戯王GX アウトレイジを使う者   作:ボルメテウスさん

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はい、という事で今回で三幻魔編終了です。
長いようで短かったですけど見てくれましてありがとうございます。
それでは今回の話もお楽しみに


第28話 一学期の終わり

ふと、目が覚めるとそこは見覚えがある部屋だった。

どこかは忘れたけど、えっとどこだっけ?

起きあがってみてもどこにも人影がいない。

 

「保健室じゃ」

 

隣を見ると影から出てきた刃がいた。

 

「あっ、刃かおはよう」

 

「おはようじゃの、まったくあんな戦いがあった後なのにのぉ~」

 

「あんな戦いっあ!」

 

そうか確か俺は三幻魔の戦いでオラクルと理事長を倒して倒れたんだっけ!

 

「そうじゃ、まったくもって無茶しおって」

 

「わりぃ、あの後あんまりにも眠くってな。

それでどれくらい寝ていたんだ?」

 

「確かお主が寝て1年になるの」

 

「えっ1年!」

 

「嘘じゃ、1日だ」

 

「なんだよ、嘘かよ」

 

「もうすぐ見舞いの奴がくると思うから相手してやれ」

 

「えっあぁ。」

 

そう言い刃は再び影の中へ入った。

するとタイミングが良いのかがらがらと音がした。

そこにはいつもの着物を着た式さんがいた。

 

「あっ、式さん」

 

「よう、その様子だと大丈夫そうだな」

 

「えっと心配かけました。」

 

「そう思ったんなら無茶をするな」

 

「はぁ、どうも」

 

「まったく」

 

そう言い式さんは近くのイスに座ると着物からなにかを取り出した。

 

「ほれ、お前昨日からなんにも食べていないだろ。」

 

「あっどうも」

 

そう言われ受け取ったのはおにぎりだった。

たぶん持ち運びやすいからだと思う。

 

「そういえばお前あの後の事知らないな」

 

「あの後ッスか」

 

「あぁ、お前がデュエルした後だ」

 

「えっなにがあったんすか?」

 

「そうだ、お前がデュエルした後三幻魔のカードは1つはおとなしくなって持ち主から離れてカードの棺の中へ行ったそうだ。」

 

「それじゃあ、三幻魔のカードはなんとかなったんですね。」

 

「そうだな、でもその話は後で校長から話があるそうだ」

 

「へっ校長先生からですか?」

 

「そうだ、まぁそれは後にして他に理事長はあの後まだ三幻魔のカードを諦めてなかったらしくってな、まだカードを手放そうになかったが十代がデュエルした。」

 

「えっ理事長諦めてなかったんですか!」

 

「でも結果は十代がデュエルしながら説得してなんとか勝利したぜ」

 

「そうですか」

 

俺が寝た後そんな事になっていたとはな。

あれでもまだ疑問があるぞ。

 

「それじゃあイズモはどうなったんですか?」

 

「あいつは気がつくといなくなっていたぜ。

でもなあいつが持っていた本、たしかオラクルの書とアウトレイジの書がお互いに引き合いやがってなんかその後すたんと元に戻ったぜ」

 

「えぇ、アウトレイジの書が!」

 

「あぁ、けどなんの変化もなかったぜ。

ほらよ」

 

「あっはい。」

 

そう言われアウトレイジの書を見ると中にカードとなにか新しい文面があった。

えっと

 

「まず一つ目は精霊を暴走させ操る。

そうかこれでオラクルは精霊を操れないか」

 

これで今の所は大丈夫だな

 

「ほかにはえっ、ゴット!」

 

どうやらあいつらの力の一部をこっちが持ってしまったらしい。

 

「けど消えた力ってのもあるな。

それはやっぱりアウトレイジの少数だな。

でもそれ以外はないのか」

 

それじゃあ取られたアウトレイジは一体なんなんだ?

 

「それは良いとして校長の所へ行ってやれ。」

 

「えっそう言えばなんで?」

 

「三幻魔の事で話があるそうだ」

 

「はぁ分かりました。」

 

そう言われ校長室へと向かった。

 

その途中で

 

「おぅ、勝機大丈夫か。」

 

「あっみんな、おはよう」

 

どうやら授業を終えたみんながいた。

 

「お前よくあんだけで無事だったな」

 

「いやあれくらいでは死なないよ、万丈目。」

 

「万丈目さんだ。」

 

「あ~、それより十代あの後幻魔を倒したって?」

 

「おう、でも幻魔ていっても一体だからな。

そんなに苦労しなかったぜ」

 

「そうか、でも凄いぜ」

 

「そうか、でも大徳寺先生のカードがあったからな」

 

「大徳寺先生のカードって?」

 

「ほら、大徳寺先生の本があったッスよね。

あれの中にカードがあったんッスよ。」

 

「あぁあの本か」

 

そうかあの本に大徳寺先生の意志が

 

「そう言えばあなたどこへ行こうとしているの?」

 

「あぁ、校長先生に呼ばれてな」

 

「校長先生がまたなんで?」

 

「さぁな」

 

そう言われてもな。

そうして少し話してから十代達と別れて校長室へと行った。

 

「やぁ勝機くんおはよう。

すまないね、目ざめてばっかりなのに」

 

「いいえ、大丈夫です。

それで話ってなんですか?」

 

「あぁ、実は三幻魔のカードの話だけど。

君が今持っている三幻魔のカードの一枚」

 

「えっとこれですか?」

 

「あぁそれを君に預かって欲しい」

 

「どういう事ですか?」

 

「あぁ、このデュエルアカデミアでの三幻魔の封印は3体の幻魔を封印する為の物だったがそのうちハモンが2体に分かれてしまい封印が困難になった。

そこで君の持つ幻魔はそのまま君に預かってほしい。」

 

「はぁ別にいいですけど」

 

「そうか、それにそれはもしもの時には必要だからね」

 

「どういう事ですか?」

 

「幻魔は確かに封印されたがまた封印が解かれた時の対策としてのカードがこれまで三幻神ぐらいしか無かった。

しかし今回の騒動で幻魔の1つがこちらの仲間になってくれた。

それを今後は幻魔の切札としていきたい。」

 

「そうッスか」

 

「そしてそれを一番使いこなせる君に持って欲しい。」

 

「はぁ」

 

「私の話はこれくらいだ。

今回の騒動は本当にありがとう。」

 

「いいえ、それでは失礼します。」

 

そう言い校長室を出、そのまま寮に戻った。

 

このまま授業を受けても良いがさすがに病み上がりだからさぼってもいいだろう。

 

俺はそのまま寮に戻るとなぜか式さんがいた。

 

「あれっ?式さん授業は?」

 

「さぼった」

 

「そうですか」

 

まぁいつもの事だろうと思いベットに入った。

 

こうして俺の1学期による三幻魔の事件は終わった。

しかしまだ俺の学園生活は終わらない。

オラクル、そして未だ眠る力。

そしてこれから起こる事件。

まだ俺の役目は多くあるがこれからも俺は戦う。




次回からはキャラクター紹介と今まで出てきたアウトレジのカードを紹介そして番外編と二章予告など次の章まで時間があると思いますがよろしくお願いします。
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