遊戯王GX アウトレイジを使う者   作:ボルメテウスさん

41 / 90
第38話 氷龍見参!現れろ絆の闇

あの後俺たちは寮に戻り式さんの帰りを待つ事にした。

幸い心下が少し吸血鬼化させてくれたおかげで眠気は取れている。

 

「それで氷の女帝ってどういう意味なんだろうな」

 

『さぁの、あだ名通り氷のようなモンスターを使っておったのではないのかのぅ』

 

「そうだよな、でもカイザーと同じってどういう意味なんだろう。」

 

「なぁ勝機」

 

「んっ?杏子悪い起こしたか」

 

「んいや、それはいいんだ。

しかし式ってやつは何者なんだ。

勝機の知り合いってのは聞いたがカイザーやらなんやらでわからない単語がでたんだけど。?」

 

「あぁそうか杏子はこの世界に来てそんなに経ってないから分からないのか」

 

俺達は式さんとの出会いやカイザーの事について話した。

 

「そうなんか、カイザーってそんなに凄い奴なのか」

 

「おう、今はプロで活躍しているはずだ」

 

「しかし気になるのはそのカイザーを超える実力だよな」

 

「そうなんだよ」

 

『そういえば勝機と式とは戦った事が一度もないな』

 

「そうか、俺は一度も式さんとは戦っていないな」

 

「そうなんか?」

 

「あぁ俺は式さんと一緒に戦った事はあっても式さんと戦った事はないんだ」

 

だけどタッグデュエルをした時だけでも分かる。

あの実力は間違いなく最強だ。

 

「そうなんか。んじゃあ私も待つか」

 

「いいよ、杏子は明日も授業あるのに居眠りしちゃいけないから寝とけ」

 

「はぁ、まぁいいけどな」

 

そう言い杏子は上のベットへ上がり寝始めた。

 

「さてっと式さんはまだなのか」

 

そう思い俺は待つ事にした。

 

もう朝近くになる時だった。

 

ドアが開く音がした。

 

「あっ式さんお帰りなさい。」

 

「っ!あぁおはよう」

 

そう言うとなにかに驚いたように式さんは言った。

 

「あの式さん、帰ってきたばっかりですけどちょっと話ってできますか?」

 

「あぁ分かった、そうだな少し外で話そう

 

「はい」

 

そう言い俺達は外へ向かった。

 

そこはちょうど海が見える場所だった。

 

「なぁ勝機、俺なお前にずっと話していない事があったんだよ」

 

「えっとそうですか」

 

「俺はそれを今から話す。

それをお前がどう捕らえようがお前のかってだからな」

 

「はっはい」

 

「俺は本来は3年前、つまり亮や吹雪と一緒に入るはずだった奴なんだよ」

 

「そうなんですか」

 

「驚かないのか?」

 

「いや、すいません昨日俺たまたま聞いてしまったんです。」

 

「そうか、なら分かるように俺は3年前に入学前に事故にあったんだよ」

 

「えっ事故ですか」

 

確かに3年も入学してないとなるとなにか原因があると思うがまさか事故だとは。

 

「それで私は2年間眠り続けた。

しかし目ざめるとどうだろうな、俺の知らない内にいろんな話は変わっていた。

俺にとっては全てが鬱陶しかったんだ。」

 

「そうですか」

 

今俺には式さんの話を遮る事はできない。

 

「私はそれで今までのデッキを使うのを辞めた。

どうせ知らないんだったら変えてもいいと思ったんだ。

そこで私はヴェルズに変えた。

そんな時かな、私の相棒的なカードはヴェルズに変わっていたのはびっくりしたよ。

でもなそれでも入学しても変わらなかったよ」

 

「そうなんですか」

 

俺はあまり式さんの事を知らなかった。

いつも横暴な願いを言うけれど俺が困った時には助けてくれた頼れる人だった。

そんな式さんの言葉に俺はただ驚いている。

 

「でもな、お前に出会って良かったよ。」

 

「えっ?」

 

それは以外な答だった。

俺は式さんと出会いそれほどの事をしたとは思えない。

 

「勝機、お前はは自覚はないかもしれないがなお前は俺を救ってくれたんだよ」

 

「それはどういう事なんですか?」

 

「お前と出会ってからの日々は俺にとっては楽しい日常だった。

だからこそ俺は後悔しても今に絶望する事はなくなったんだ。」

 

「そうですか」

 

「だからな勝機、ありがとうな」

 

「えぇどういたしまして」

 

そこには式さんの気持ちを知る事ができた。

こんな自分でもちゃんとやれる事があるのだと改めて理解できた。

 

「それじゃあ、帰るか」

 

「分かりました、」

 

そう言い帰ろうとした時だった。

 

「待ってください。」

 

いきなり崖の方から声が聞こえた。

 

その声の主を見るとそこには式さんと話していた金髪の少年がいた。

改めて見るとどうやらブルーの生徒で帝とは違いおとなしい感じがする。

しかし目を見ると違うと分かった。

その目はまるで狂気のような目だった。

 

「なるほどあなたが式さんを変えた人物ですか」

 

「お前は?」

 

「僕ですか、僕の名前は豹崎 彼方です。」

 

「それで俺になんの用ですか」

 

「用もなにもあなたをここで叩き潰すだけです。」

 

「はぁ?」

 

「式さんは最強のはずだった。

けど入学後にそんな活躍を聞く事はないから調べました。

その結果あなたが犯人だって分かったんです。」

 

「それで」

 

「ここで式さんを賭けて勝負です。

ここであなたを倒して式さんの目を覚まさせます。」

 

「おいっ人を景品にするなよ」

 

「いいぜ」

 

「式さん」

 

「俺はお前が負けるとはこれっぽちも思っていないぜ。」

 

「・・・」

 

「それにお前は俺が信頼した男だ。

絶対に負けないと信じているからな」

 

「式さん」

 

その時の式さんの目は俺の事を絶対的な信頼があった。

ならば俺はこれに答えなければならない。

 

「分かりました。」

 

「それじゃあ頼むぜ」

 

「えぇ」

 

「話は終わりましたか」

 

「あぁ行くぜ」

 

「「デュエル」」

 

「僕のターンドロー、僕は氷結界の術者を召還する。

さらに氷結界の伝道師を特殊召還する。

これで僕は術者の結界により、あなたはレベル4以下のモンスターしか攻撃できる。

僕はカードを一枚伏せターンエンド」

 

氷結界の伝道師

星2 水

攻1000

守 400

水族

効果モンスター

自分フィールド上に「氷結界」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、

このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

この効果で特殊召喚するターン、

自分はレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない。

また、このカードをリリースする事で、

「氷結界の伝道師」以外の自分の墓地に存在する

「氷結界」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

 

氷結界の術者

星2 水属性

攻1300

守 0

水族

効果・チューナーモンスター

自分フィールド上に

このカード以外の「氷結界」と名のついたモンスターが存在する限り、

フィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃宣言できない。

 

「あれは俺が昔使っていたデッキ」

 

なんだってあれが昔の式さんのデッキだと!

 

「えぇ僕はあなたに憧れこのデッキを作った。

さぁあなたのターンですよ」

 

「俺のターンドロー、俺はキャロルを召還し伝道者に攻撃だ。

シャウト・クラッシュ」

 

夜露死苦 キャロル

星3 火

攻 1000

守 1000

戦士族

効果・アウトレイジモンスター

このカードは水属性としても扱ってもよい。

自分の墓地に火と水の属性を持つカードが一枚ずつあればこのカードが墓地に置かれる代わりに自分の手札に加えてもよい。

 

「ぐっ!」

 

「俺はカードを一枚伏せターンエンド」

 

「僕のターンは手札から手札抹殺を発動する。

それであなたと僕の手札はお互い全て捨てる。

そして僕はカードを一枚伏せターンエンド」

 

「俺のターンドロー、俺は場のキャロルをリリースする事により、クリストファーを特殊召還するぜ。」

 

神砕きのクリストファー

星5 水

攻 2300

守 2000

効果・アウトレイジモンスター

このモンスターは自分の場に存在する水属性のアウトレイジモンスター一体をリリースする事で特殊召還できる。

その後リリースしたモンスターはこのモンスターの装備カードとする。

このモンスターが攻撃する時、装備カードを墓地に置く。

そうした場合自分の山札を3枚引き、その内アウトレイジモンスターがいればこのモンスターの装備カードとしてもよい。

その後残りのカードはアウトレイジならば手札に加え、それ以外なら山札の一番下で好きな順番で置く。

 

「この時、効果発動です。

僕は手札を一枚捨て、ドラゴンアイスを召還です。」

 

ドラゴン・アイス

星5 水

攻1800

守2200

ドラゴン族

効果モンスター

相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、

自分の手札を1枚捨てる事で、このカードを手札または墓地から特殊召喚する。

「ドラゴン・アイス」はフィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。

 

「まだだぜ、俺は遥か寸前 ヴィブロ・ブレードを召還する。

効果でカードを一枚ドローする。

行くぜ、クリストファーで攻撃だ。」

 

遥か寸前 ヴィブロ・ブレード

星3 水

攻 1000

守 1000

水族

効果・アウトレイジモンスター

このモンスターの召還に成功した時、カードを一枚引いてもよい。

 

「僕は罠カードオープン、攻撃の無力化発動。

これであなたの攻撃は無効だ。」

 

「そうか、俺はカードを一枚伏せターンエンド」

 

「僕のターン、ドロー行きますよ。

僕は場のドラゴンアイスに場の氷結界の術者でチューニング!」

 

「もしかして!あのカードは」

 

「氷の大地の封印解かれる時、封印されし氷の竜現れる。

シンクロ召還!凍らせろ!氷結界の龍 グングニール」

 

氷結界の龍 グングニール

星7 水

攻2500

守1700

ドラゴン族

効果・シンクロモンスター

チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上

1ターンに1度、手札を2枚まで墓地へ捨て、

捨てた数だけ相手フィールド上のカードを選択して発動できる。

選択したカードを破壊する。

 

「んっ?あのカードはどっかで見た事があるぞ。」

 

「あれは俺の相棒のエピオンになる前のモンスターだ。

もしやここで見るとはな。」

 

「えぇ、僕は式さんに憧れこのカードのサンプルを手に入れた。

だからこのカードで貴様を倒す。」

 

「グングニールの効果発動、僕は手札を2枚捨て、クリストファーとそのセットされているカードを墓地にそしてヴィヴロ・ブレードに攻撃!

コールド・ストリーム!」

 

「ぐっ!」

 

LP4000→2500

 

「僕のターンは終了だ」

 

「俺のターンドロー、俺はブータンを召還する。

さらに俺は死者転生を発動。カードを一枚捨てモンスターカードを一枚を手札に回収する。

俺はヴィヴロ・ブレードを手札に戻し、鬼丸を墓地に置く」

 

「そして俺は手札から呪文ミラクル・リ・ボーンを発動。

墓地の鬼丸を特殊召還する。

さらに死者蘇生を発動し、クリストファーを特殊召還する。」

 

「それでどうするんだ」

 

「どうするって決まっているだろう、お前を倒す!」

 

ミラクル・リ・ボーン

通常魔法

自分の墓地のレベル7以下のアウトレイジモンスター一体を特殊召還する。

その特殊召還したモンスターはこのターンの終了時に破壊する。

 

「行くぞ、場の鬼丸とブータンで無法融合。

現れろ!絆の英雄 鬼丸「牙」召還! 」

 

絆の英雄 鬼丸「牙」

星7 闇

攻 2500

守 2000

戦士族

効果・融合・アウトレイジモンスター

黄金時代鬼丸「爆」+豚魔槍ブータン

自分フィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ、融合デッキから特殊召喚が可能。

このモンスターが場に存在する限り、相手のシンクロモンスターまたはエクシーズモンスターの攻撃力を2000下げる。

それ以外の場合1000下がる。

このモンスターが攻撃する時、相手モンスターの攻撃力は300下がる。

また、エンドフェイズ時、このカードはエクストラデッキに戻る。

 

「絆の英雄 鬼丸「牙」の効果により、グングニールの攻撃力を2000下げる。」

 

「なっ!僕のグングニールがっ!」

 

「確かにお前の持っているカードは式さんのカードだったかもしれない。

けれどなお前のカードからは絆がない。」

 

「なにっ!」

 

「行け、鬼丸「牙」で攻撃。

さらにこいつは攻撃する時墓地の闇のアウトレイジモンスターを山札の一番上に戻す事で相手の攻撃力を300下げる。

行け、ファンクロード」

 

LP 4000→2200

 

「クリストファーで攻撃、ウォーター・レジスト」

 

「そっそんな」

 

LP2200→-100

 

 

「そっそんな」

 

「終わったな」

 

「なんで式さんのグングニールなのに」

 

「それは過去だ」

 

「式さん」

 

式さんは豹崎に対して言った。

 

「俺は確かに昔はそのカードを使い最強だったかもしれない。

でもな俺は今のデッキに自身を着いている。」

 

「なぜ」

 

「俺はこのデッキでこの学園で使って俺はこのデッキをして後悔はない。

だからこそ俺は後悔していない。」

 

「っ、そうですか」

 

「あぁ、行こう勝機」

 

「はい、分かりました。」

 

そう言い式さんと共に豹崎を置いて寮へ戻った。




絆の英雄 鬼丸「牙」
星7 闇
攻 2500
守 2000
戦士族
効果・融合・アウトレイジモンスター
黄金時代鬼丸「爆」+豚魔槍ブータン
自分フィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ、融合デッキから特殊召喚が可能。
このモンスターが場に存在する限り、相手のの攻撃力はシンクロモンスターまたはエクシーズモンスターの攻撃力を2000下げる。
それ以外の場合1000下がる。
このモンスターが攻撃する時、相手モンスターの攻撃力は300下がる。
また、エンドフェイズ時、このカードはエクストラデッキに戻る。

相手のシンクロやエクシーズなどのモンスター相手に対して効果的なモンスターだぞ。
しかもそれ以外にも強力なモンスターだぞ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。