俺達はあれからなんとか元の世界への道へと入る事ができた。
しかしその風景は荒れ果てた大地となっていた。
「これは一体なにが!?」
「わからぬ、しかしわかるとしたらそれは」
そう言うと心下は近くの物を見るとそれはデュエルディスクを模した木のデュエルディスクだった。
「この世界はなにかとんでもない事が起こっているという事じゃな。」
それと共に向こうの方からなにやら怪しい雰囲気があった。
「これはなにかあるな。」
「そうじゃな。
とにかく探ってみるか。」
「あぁ」
そう言い俺達は近くの村へと行った。
そこは一つの村となっていたが今だに人の気配がしない。
「これは一体?」
「お前達、何者だ!?」
そう言い後ろで何者かが攻撃を仕かけようとしていた。
「あんたは?」
そこには水色の髪をしており、黒い魔法使い帽子を被った少女がいた。
「僕の名前はリチュア・エリアル。
ここで住んでいたけど覇王軍に村が滅ぼされてしまったんだ。」
「覇王軍?」
「あぁけどなぜ君だけ?」
「僕はノエリア様達のおかげでなんとか生き残れたんだ。
けどなにもする事ができなくって。」
「ならばどうしたいんじゃ?」
エリアルが沈んでいた時に心下が訪ねた。
「僕は仇を討ちたい。
けど僕の力じゃ」
そう言い落ち込んでいた。
「あぁ分かった。
なら俺がその仇を伐ってやる。」
「えっ」
「その代わり教えて欲しい事があるんだ。」
「教えて欲しい事?」
「俺の仲間の情報を教え欲しいんだ。」
「分かった。」
そう言いエリアルは頷いた。
「ならばその仇というのはどこにいるんだ?」
「分かった、ちょっと待っていてね。」
そう言い彼女が取りだしたのは鏡だった。
「それは?」
「僕の儀水鏡よ。
これで知りたい情報はなんとか分かる。」
そう言うとリチュアが鏡を映し出したのはどこかの町だった。
そこは炎で燃え上がっており、中から出て来たのは杖を持った黒い鎧を持ったモンスターがいた。
「これが君の仇」
「あぁ僕の仇、アシュメダイ!」
そう言うと怒りに燃やしていた。
「場所は分かったここからすぐ近くだよ。」
「よしっ一気に行くとするか。
心元、頼むぞ!」
「分かった。」
そう言った瞬間俺の髪は伸び、吸血鬼化となった。
「エリアル、俺につかまれ。
一気に行くからな。」
「うん、分かった!」
それと共に俺達はいっきに走り出した。
それから数分ともしない内に燃えさかる町が見えた。
「あそこか」
「うん!」
そう言い俺達は一気に跳び、町の中に入った。
そこには黒い鎧をしている奴がいた。
「お前がアシュメダイか?」
「ふっそれがどうした。
貴様は一体何者だい?」
「俺か?
俺は切札勝機だ。
お前を倒すように頼まれたからね。」
「なに?
おぉそこの娘はなるほど、貴様はあの村の生き残りか。」
そう言いエリアルを見て、にやりと笑った。
「いいだろう。
覇王様へのみやげには丁度良い。」
そう言いデュエルディスクを取りだした。
「さぁやらせて貰う。
我が新たなる暗黒の力見せてやる。」
「「デュエル」」
◇
「私のターン、ドロー。
私は魔法、暗黒界の取引を発動する。
お互いカードを1枚ドローし、一枚墓地に送る。」
暗黒界の取引
通常魔法
お互いのプレイヤーはデッキからカードを1枚ドローし、その後手札からカードを1枚捨てる。
「分かった。」
そう言い俺達はカードを一枚ドローして一枚墓地に置いた。
どうやらこちらにも丁度良いな。
「この時、墓地に送られた暗黒界の狩人 ブラウの効果発動する。
こいつは墓地に送られた時、カードを一枚ドローできる。」
暗黒界の狩人 ブラウ
星3 闇
悪魔族
攻 1300
守 800
効果モンスター
①このカードが他のカードの効果によって手札から墓地に捨てられた場合、デッキからカードを1枚ドローする。
相手のカードの効果によって捨てられた場合、さらにもう1枚ドローする。
そう言い奴はカードをさらにドローした。
なるほどな、これはある意味奴には丁度良いカードだった訳か。
「私はモンスターを伏せてターンエンドだ。」
そう言った奴はなにやらニヤリと笑った。
これはどうやら生半可なやり方では駄目かもしれない。
「俺のターンドロー、スター・ピッピーを召喚する。」
スター・ピッピー
星4 炎
攻 1000
守 1000
鳥獣族
効果モンスター
①自分の炎属性のモンスターのレベルを1下げる。
②自分の光属性のモンスターのレベルを1下げる。
「スター・ピッピーで伏せモンスターに攻撃だ。」
そう言うとスター・ピッピーは翼に星を束ねると共にそれを放った。
それはモンスターに当たると同時に現れたのは壺の中に顔がついたモンスターだった。
「メタモルポットの効果発動。
こいつはリバースした時、お互い手札を全て捨てて5枚ドローする。」
「なるほど。」
そう言い俺達はそれぞれ手札を墓地に捨てた。
「そしてこの時墓地に捨てられたスノウとグラファの効果発動する。
さらにスノウの効果で私はデッキからを手札に加える。
スノウの効果を発動し、デッキからブラウを手札に加える。
グラファは墓地に送られた時、お前のモンスターを破壊する。
その鳥を消させてもらう。」
暗黒界の術師 スノウ
星4 闇
悪魔族
攻 1700
守 0
効果モンスター
①このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、自分のデッキから「暗黒界」と名のついたカード1枚を手札に加える。相手のカードの効果によって捨てられた場合、さらに相手の墓地に存在するモンスター1体を選択し、自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
そう言った瞬間俺の場にいたスター・ピッピーが地から出た謎の口によって喰われてしまった。
「ただ墓地に送るだけではなくそれによって得られる効果を利用する。
なるほど確かに強力だな。」
「ふんっ怖じ気づいたか。」
「さぁどうかな?
俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ。」
「私のカードドロー、私はブラウを召喚する。
そしてブラウを手札に戻し、墓地から現れろ暗黒界の龍神 グラファ!」
暗黒界の龍神 グラファ
星8 闇
悪魔族
攻 2700
守 1800
効果モンスター
①このカードは「暗黒界の龍神グラファ」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「暗黒界」と名のついたモンスター1体を手札に戻し、墓地から特殊召喚する事ができる。②このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。相手のカードの効果によって捨てられた場合、さらに相手の手札をランダムに1枚確認する。確認したカードがモンスターだった場合、そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
「さっき墓地にいたモンスターか。
まさか墓地から召喚されるとはな、墓地を利用するデッキという事か。」
「それでどうするのかね、私を止める事はできるのかな?
グラファで直接攻撃だ。」
「確かに墓地にあった場合はだな。
だけどな、罠カードオープンナチュラルトラップ!」
ナチュラル・トラップ
通常罠
①相手モンスター一体を選択して、そのモンスターを除外する。
「除外させてもらう!」
そう言った瞬間奴のドラゴンが攻撃してきた瞬間、その地面から木が次々と出て来た。
それがドラゴンを縛り付けると同時に地面の中へと引きつづられた。
「すごい、お互いの場にモンスターはいないけどそれでも凄い戦いだわ。」
「まぁそれでもまだ本気になっていないけどね。」
「えっ!」
後ろでは心下とエリアルは驚いてた。
「ほぅ私のグラファを除外するとは、やはりただ者ではないな。」
「それはどうも。」
「しかしならば私も本気を出そう。」
「本気だと?」
「私は墓地にあるインフェルノイドを2枚除外して現れろ、インフェルノイド・アシュメダイを特殊召喚する。」
そう言い出て来たのは奴自身と同じモンスターだった。
「なるほど、インフェノイド。
それは墓地を利用する暗黒界、そして墓地を除外して特殊召喚するインフェノイド。
その二つが合わさったデッキという訳か。」
「その通り。
一時は我ら暗黒界は滅んだ。
しかしそれでも進化し蘇った新たな名、それがインフェノイド」
「蘇った?」
「ふっ無駄な事だ。
私はカードを伏せてターンエンドだ。」
「蘇ったというのは気になるがそれでもまだ戦いは終わっていないぜ。」
「ほぅならば見せて貰おうか。」
「あぁ、それにお前にも言っておく事がある。」
「なに?」
「墓地を利用するのは暗黒界だけじゃない。
なにより」
「なにより?
「俺のデッキは墓地の仲間と力を合わせる。
そしてなによりもうこれ以上お前にかける時間はない。
一気にやらせてもらう!」
「なにを言うのだ?
「よしっ俺は手札からミラクル・リ・ボーンを発動する。
墓地にあるアウトレイジモンスターを一体特殊召喚する。
現れろ、ボルバルザーク・エクス!」
それと共に現れたのは機械でできた炎の武器を持った龍がその場に現れた。
「アウトレイジだとっ!
なぜ貴様がそれを持っているんだ!」
「お前アウトレイジを知っているのか?」
「それを貴様に言う必要があるのか?」
「あぁそうだな、でもまだまだだぜ。
こいつが召喚に成功した時、手札からアウトレイジモンスターを特殊召喚できる。
俺は手札から閃光のメテオライト・リュウセイを特殊召喚する!」
閃光のメテオライト・リュウセイ
星8 炎
ドラゴン族
攻 2950
守 2450
効果・アウトレイジモンスター
①このモンスターが召喚に成功した時、相手モンスターを全て守備表示にする。
それと共に現れたのは巨大な光の剣を持ち、青い体をしたドラゴンが現れた。
「なっ巨大なモンスターを二体も一気に召喚するとは、だがその程度」
「なにを言っている?
まだ終わっていないぜ、俺は手札からジャスミンを発動する。
効果でマナトークンを特殊召喚して、そのモンスターをリリースして現れな涙の卒業 プリンを召喚する!」
涙の卒業 プリン
星5 光
魔法使い族
攻 1500
守 1000
効果・アウトレイジモンスター
①このモンスターが召喚した時または攻撃する時、相手モンスターを一体選択して発動できる。
選択したモンスターは自分の次のターンの始めまで攻撃また表示形式を変更する事はできない。
それと共に出て来たのは傘を持ち、桜を舞い散らして現れた少女だった。
「まだそんなに出せるとはな。
しかしそれでもまだ「なにを言っている、これからが本番だ。」なにっ!?」
「俺の場にリュウセイとプリンがいる時、俺はメテオライト・リュウセイをリリースして現れろ、決着のリュウセイ・ジ・エンドを特殊召喚する。」
決着のリュウセイ・ジ・エンド
星10 炎
ドラゴン族
攻 3200
守 2800
効果・アウトレイジモンスター
①このモンスターは通常召喚できない。
②自分の場に「リュウセイ」と名の付くモンスターと「プリン」と名の付くモンスターが場にいる時、このモンスターを特殊召喚できる。
③このモンスターがバトルする時、バトルするモンスターを手札に戻す。
その後もう一度攻撃ができる。
それと共に俺の場にいたリュウセイが巨大化し、新たな姿へと進化した。
「なっなんだこの巨大なモンスターは!
やはりアウトレイジというのはやはり規格外というのか!」
「ほぅなるほど、ならば終わらせておく。
リュウセイ・ジ・エンドでインフェルノイド・アシュメダイに攻撃だ。」
「確かにしかしこの時、ハーフ・アンブレイクを発動する。
これによって私は破壊は!」
そう言い泡を使い、それが奴自身を守ろうとした。
しかしリュウセイ・ジ・エンドは剣を切り裂いたと共に泡が割れ、光の粒子となった。
「なっ!」
「リュウセイ・ジ・エンドはバトルする時、そのモンスターとのバトル自体をなくしそのモンスターを手札に戻す。」
「そっそんなモンスターがいるとは!?」
「終わらせてもらう。
リュウセイ・ジ・エンドとプリンでとどめだ。」
「そっそんなぁー!」
LP4000→800→-700
それと共に二体のモンスターが合わさった光が奴を飲み込んだ。
◇
デュエルは終わり、残った奴等も先程の攻撃で残党も逃げたようだ。
それと共に俺は先程いたインフェルノイド・アシュメダイに近づいた。
「おい、それでお前はなぜアウトレイジを使っている奴を知っているのか?」
「くっ知っているともさ。
貴様がそれほど大量にあるとは知らなかったがどうせ貴様はどれぐらい偽物があるのか分からないしな。」
「なに?」
「覇王様のアウトレイジは姿を変える。
そして最強の姿へと変わる、それこそ覇王様の力!
ハッハッハハーー!」
それと共に奴は光の粒子になって消えた。
「アウトレイジを持っている覇王。
どうやら手がかりはあるかもしれないな。」
そう言い立ち上がり、俺は空を見た。
「待っていろ、みんな!
絶対に戻ってやる。」
どうやらこの世界で絶対に手がかりがある。
今日の最強カードは決着のリュウセイ・ジ・エンド
決着のリュウセイ・ジ・エンド
星10 炎
ドラゴン族
攻 3200
守 2800
効果・アウトレイジモンスター
①このモンスターは通常召喚できない。
②自分の場に「リュウセイ」と名の付くモンスターと「プリン」と名の付くモンスターが場にいる時、自分のドラゴン族のモンスターをリリースしてこのモンスターを特殊召喚できる。
③このモンスターがバトルする時、バトルするモンスターを手札に戻す。
その後もう一度攻撃ができる。
自分の場に出ているリュウセイと名の付くモンスターとプリンと名の付くモンスターがいる事で進化するモンスターだ。
さらにバトルで相手モンスターを手札に戻すという破壊されたら厄介なモンスターを蹴散らせ!