ところどころ痛い所もありますが気にしないでやってください。
そう紫が不敵な笑みを浮かべたその時、地面が光り出した。
「来たわね」
そう紫が呟くのを他所に光が強くなり、収まった頃には見知らぬ男女五人が立っていた。
「まったく、やっと来れたか…」
「紹介するわ、霊夢。この五人は人柱の子孫よ」
「ふ〜ん、子孫なんていたのね」
「うぉぉ、びっくりしたぁ…」
霊夢達がそんなことをつぶやく中、咲夜達は口を開けてぽかんとしている。
するとふいに、足首まで届くような純黒のロングコートを身に纏った高身長の男が、
「俺は石灯籠 神影。能力は影を操r((殴り
ゲファッ?!」
石灯籠と名乗った青年はなぜか突然殴られた。
正直状況についていけない。
「なんでや、まともにやってただろぉ」
「なんかムカついた。ごめんねぇ?」
「僕は柊 希響っていうんだ。
能力は衝撃を操る程度の能力だよ。よろしくね!」
短パンにジャージ姿のショートカットの少女は柊と名乗った。
次に石灯籠と柊とのやり取りを見て吹き出していた少女が、
「ぶふッ…ごめんなさい、少し取り乱してしまいました。私は漣 凛音と申します。能力は天候を操る程度の能力です。以後お見知りおきを。」
「いやー、いつ見ても面白いよねぇ!私は文月 奏ってんだ!能力は物体を動かす程度の能力だよ。仲良くしようねぇ!」
意地悪そうで明るい少女はそう名乗った。
最後に今まで全く動きもせず、喋りもしなかった低身長で忍者のような服を着た青年(?)は
「俺は…吉良 蜉蝣…幻覚を見せる程度の能力…よろしく…」
彼は他の子孫たちとは違って全く他のことを語らなかった。
霊夢達も一通り自己紹介を終えた後、スノーに関しての話に戻した。
「私は、図書館で屍地獄の場所を調べてはみたがどうやら異変後の記述はないらしい。まったくなんでなんだぜ?」
「屍地獄が移動したのか?」
子孫達は少し驚いたようだった。
「俺達の家に伝わる書籍には移動させたという記述は無かったしそもそも可能なのか?」
「なら…スノー陣営が動かしたってことかしら?」
「あ、私と咲夜で調べたんだけど。スノーの能力と、その従者についてね」
「まず、スノーの能力なんだけど【魂を操る程度の能力】。従者については…咲夜から言って頂戴」
「えぇ、従者はまず四人いて、一人目がラーマ。刃物を扱うことに長けているみたいよ。
二人目がイズモ。召喚が得意みいね。3人目にバイネス。遠距離攻撃が得意らしいわ。最後にヘイド。近接戦闘が得意みたいよ。これが私達で調べたことよ」
「従者について…付け足すことがある…。ラーマは風属性の魔法も使ってくる。…イズモは氷魔法…を使う。……知ってるのはこれくらい」
そう蜉蝣が付け足した。
「魔法まで使ってくるのか、これは単体でも侮れないぜ。」
話について行けていないフランはもう諦めたらしくそこらへんをふわふわしている。
〜時は少し遡りスノードロップは〜
「はぁ、やっと封印解けたし久しぶりにあの子達に会いに行きましょうか。確か、場所変わったのよね〜、めんどくさいわぁ…」
禍々しい雰囲気を漂わせた銀髪紅眼の少女は妖怪の山より少し小さい山に向かってゆっくりと踏みしめるように歩んでいった。
その山は木々が生い茂っており、木漏れ日が道を程良く照らしていた。しばらく歩くと彼女の目の前に二メートル程妖怪が二匹現れた。
もぐもぐと口を動かしながらまた歩みを始めるスノードロップは白い妖気をうっすらと纏っていた。
「可愛い小娘じゃねぇか」
「こんな所にいたら危ないぜ〜喰われちまうかもしれないからなぁ」
少女は少し微笑みながら言った。
「そうね、人間にはこの場所は危ないかもね〜」
次の瞬間、妖怪はその場に倒れ、彼女の手には魂が2個浮いていた。
「まぁ、おやつには丁度いいわね」
そして魂を飲み込むと口を三日月のように開いて笑っていたのだった。
「まあ少し力は戻ったかもねぇ〜。…でもまだまだ足りないわ。もっともっと食べたい…うふふふふ♪」
中は、階段があり、鬼火なのか、火が浮いていた。その火がずっと下まで続いていた。
さらに、山の奥へと足を進めるが、妖怪すらも来ないのか、否、来れないのか草木が生い茂っていた。
「こんなところに移したのね〜少し面倒だわ。まぁいいのだけれど」
そして、その奥には壁があったがその壁は少し他の壁とは違い落石などで出来たようだった。
「ここが入り口ね」
そう言うと彼女は壁に触れた。次の瞬間、壁は粉々になり洞窟が姿を現した。
階段を降り切るとそこには広大な空間があり、その中に一際目立つ大きな建物があった。
「久しぶりに帰って来れたわ♪私の【死骨城】(しこつじょう)に」
彼女は屋敷の門を開け中に入った。
するとそこはもう何千年と使われていないはずなのにしっかりと掃除が行き届いていた。そして、中央には四人の男女が立っていた。
「「「「おかえりなさいませ。スノードロップ様」」」」
「えぇただいま。久しぶりね。皆♪」
「そうだラーマ、私の刀は何処かしら?」
「宝物庫にてございます。只今お持ちいたしますのでお部屋でお待ちください」
そう言うとラーマは屋敷の階段を下りて行った。
スノードロップは部屋に移り、くつろいでいた。
しばらくするとドアがノックされた。
「入ってきて良いわよ〜」
「失礼します。【妖刀 崩殲牙】(ほうせんが)をお持ちしました」
「あら、ありがとうラーマ」
ラーマは刀を彼女に渡すと部屋から去って行った。
彼女は刀を鞘から出した。
刀身は黒く輝いており、とても美しかった。それとは別に刀からはとても禍々しい妖気が溢れ出ていた。普通の人間やそこいらの妖怪ならば近くにいるだけでも立っていられないだろう。
それほどに刀からは妖気が溢れていた。
そして、彼女はしばらく休んだ後、
「それじゃあ少し、この変化した土地をお散歩してくるわね〜」
そう言い残して彼女は崩殲牙を手にし、館の外へと去って行った。
〜一方その頃霊夢一同は〜
「…紫、映姫のところに隙間を繋げて貰えるかしら?」
「どうしてだぜ?あいつ、いつも説教してくるから嫌いだぜ」
「そんなことも言ってられないわ。手掛かりがない今、一番手掛かりがありそうな場所よ」
「まぁ〜映姫っきに説教されるのは嫌だけど、場合が場所だし、説教することわないでしょ?」
そう神影は続けた。
「貴方そんなキャラだったの?!」
「これが素です」
「あっはい(´・ω・)」
出会ったばかりのの真面目なのに可哀想な人という皆の印象が、今、殴られても仕方ないという印象に変わった瞬間だった。
その心情を察したのか希響が、
「ね、殴りたくなるっしょ?」
霊夢達は静かに頷いた。微妙な表情で。
「え、酷くない?なんでそんな殴りたがるんだよ」
そして、スキマは四季 映姫の前へと繋がった。
彼女の容姿は小学生くらいだが、髪は緑で纏う力は明らかに人間ではないことを表していた。
「あら、紫じゃない。こんなに引き連れてなんのようかしら?
人柱の子孫もいるみたいだし?」
「貴女ならわかっていると思うけど、スノードロップが復活したわ。今の屍地獄の場所を貴方なら知っているかと思ってきたのだけれどどうかしら?」
「残念ながら知らないわ。そう思って捜索させているのだけれど手掛かりは未だに出て来ないのよ」
その時、凛音は察したのか口を開いた。
「スノードロップが動き、その力を追うしかないということですか?」
映姫は静かに頷き
「えぇその通りよ残念ながら今は何もできないわ」
その後現世に戻り、霊夢達は各々の帰り、明日、紅魔館に集合することにした。神影達は紅魔館に暫く滞在することになった。
〜翌日〜
霊夢が到着するとそこに魔理沙の姿はなかった。
「あれ?魔理沙はどうしたの?」
「えぇ、魔理沙はまだ来ていません。てっきり霊夢と一緒に来るのかと」
そう、咲夜が返答した。
「まぁあいつのことだしそのうち来るでしょ」
霊夢達は先に話し合いをしながら、魔理沙を待つことにした。
暫くすると、魔理沙はやってきた。魔理沙は少し慌ただしく、落ち着きがなかった。
「どうしたのよ魔理沙そんなに慌てて」
「それが大変なんだ。来るときに人里で聞いたんだが、ある酒屋が小さな集落に酒を届けに行ったんだが、その集落の人間は全員死んでたんだ。でも目立った外傷はなかったんだ。まるで魂でも抜かれたように」
「「「!」」」
魔理沙の話により、全員に緊張感が走り、同時に焦りも生み出した」
「ってことはもう時間がないんじゃないか?次の被害が出るまでに」
「そんな、まだ封印が解けて時間が経っていないのにもう犠牲が…」
すると、フランが口を開いた。
「じゃあそいつの力はもどったってことだね?」
「なんでそう思うんだフラン?」
「人間って霊夢達みたいに強いのは少ないし、力もそこそこあるから集落1つ分の魂を喰べたとしたら結構力は戻るよ?」
「だって私たちの中で人間は一番効率良く力を戻せる食料だもん。それに、お話には【ある者は魂を喰われ】って書いてあったしそれって力をつけてたんじゃないかな?」
「ってことはもう次の被害が出るまで時間がないんじゃないか?」
「えぇそういうことになるわね。早くあいつの居場所を特定しないと」
すると奏が言った。
「ねぇ、夏なのになんか寒くない?」
一同は確かに寒いと思い、外を見た。そして、異変に気付いた。
雪だ、夏なのに雪が降っていた。
「これって…」
「春雪異変の時と同じなのぜ!」
一同は急いで紅魔館を後にし、白玉楼へと向かった。
一同が、白玉楼に着き、目にした者は銀髪で腰に黒い刀を差した人物、そうスノードロップ本人だった。
「あら、意外と早かったわね」
「貴女一体ここでなにを!」
そう、霊夢が言うと彼女はあっさり答えた。
「何って決まっているじゃない。魂を喰べてるのよ。力を戻すのには丁度いいからね。そこの可愛い吸血鬼ちゃんもわかるんじゃないかしら?」
「まぁ、良いわ。貴方達を相手するのも面倒だし、この子達にやって貰うわ」
そういい、現れたのは妖夢と幽々子だった。
「ど、どうして妖夢達が…」
「あら、貴女達なら、もう知っているんじゃないかしら?私の能力、魂を操る程度の能力を」
彼女は微笑みながら続けた。
「博麗、霊夢さん♪」
「!?」
「そんなの昨日襲った集落の人間に聞いたわ」
「そして、霊であるこの二人は魂そのもの、操るなんて造作もないわ」
「さぁ貴女達はこの娘達を傷つけられるかしら?」
神影「よし、次回は俺の活躍回だせ!」
希響「いや、ないかもよ?てか、無くていい」
神影「なに、ないのか?どうなんだ製作者」
ノ夜「次回のネタ考えないと(無視)
Key「期末ぅぅ〜…期末怖ぁいぃ〜
こひゅうぅぅぅぅ…」