Key「文章疎か注意報!テストは○んどけ!」
〜翌日〜
神影と蜉蝣は襲撃された村へ向けて飛行していた。
「はぁぁぁ。眠い。もうちょっと寝てくれば良かった」
「…同じく…」
まだ、朝が早いせいか2人とも眠気が取り切れていなかった。愚痴を溢しながらも飛行をしていると、壊れた家屋などが目立つ村が見えてきた。
「あそこみたいだな」
「…早く終わらせて…寝る」
「賛成する」
2人は飛行速度を上げ村に一気に近づく。地面が近づいたところでスピードを緩め着地する。
2人は辺りを見渡したが、壊れた家屋があるだけで人の気配は微塵もなかった。
「全員連れていかれたんだな〜」
「…………これ…」
「どうしたんだ?」
何かに気づいた蜉蝣の元へ神影が近づくとそこには重い物が引きずられた跡があった。
「これ、北の方角に延びてるな」
「……此処から…北に…ある?」
「可能性は高いな。行ってみるか」
「……うん…了解……」
神影は前もってレミリアから貰っていた地図を取り出し、ある程度の場所の目星をつけ始めた。
ーーーーーーーーーーーー
チリンチリンと扉の鐘が鳴り、霖之助は扉の方へと目を向けた。
「霖之助さん久しぶりに遊びに来たわよ」
「私もいるぜ!」
そこには霖之助にとって物凄く見覚えのある2人が居た。すると、扉が閉まりきる前にまた扉の開く音がした。そこには霖之助にとっては全く見覚えの無い3人の少女達がいた。
「わぁ〜凄い!色んな物があるね〜♪」
「うん、そうだね」
「私こういう所初めて」
「霊夢はいつも色んな人を連れて来るね〜」
「そ、そうかしら?」
「うん、だってそうだろう?この前は萃香でその前はさとりちゃんだったしね」
「そ、そう言われればそうね」
「霊夢〜そこの人が此処の店長さん?」
奏達が霊夢の近くに歩み寄りながら声をかけてきた。
「店長か、うん。まぁそうだね。僕は森近霖之助。此処、香霖堂の店主だよ」
「へ〜よろしくお願いしますね。霖之助さん。私は文月奏だよ〜」
「私は漣凛音と申します」
「僕は柊希響って言うんだ。よろしく。霖之助さん」
「あぁよろしく頼むよ。3人とも外から来たのかい?」
「はい、紫に呼ばれまして」
「紫に?それは珍しいね。それは最近、幻想郷に漂ってる邪気に関係が?」
「あ、そうだ!霖之助さんって幻想郷が出来る前からここら辺に住んでるのよね?」
「え?うん、まぁそうだけど。それがどうかしたのかい?」
「霖之助さん、スノードロップについて何か知らないかしら?」
スノードロップ。という言葉を聞いた瞬間から霖之助は全てを察した様に真剣な表情になった。
「なるほど、そういうことか。この邪気は奴のだったんだね。わかった話すよ。あの時の惨劇を……
あの時のスノーはハッキリ言って支配者そのものだった。2週間に1度、各村から1人ずつ生贄として連れ去ってた。スノーの気分で明日の朝日が見れるかどうかが決まった。それ程に強かったんだよ。紫もあの時は全盛期で力が今よりも合ったんだけどそれでも全く歯が立たなかった。それどころかむしろスノーに遊ばれてたよ。それこそオモチャで遊ぶ様に。そんなことを繰り返してたある日に紫は助けを求めて旅に出た。1ヶ月くらいだったかな?それぐらいして紫が戻ってきたんだ。初代博麗の巫女と君らの祖先である5人をね。でも状況はあまり変わらなかった。7人で挑んでも結果は変わらなくてね。でも、ある日、7人は光を見つけたかの様な顔で帰って来てね。何かと思えばスノーを倒す光が見えたぞーって言い出して。僕はその時、ついに頭がいかれたのかと思ったよ。でもそれから更に1ヶ月くらいだった日に本当にスノーを倒しちゃって。あの時は本当に嬉しかった。やっと絶望から解放されるんだってね。こんな所かな?僕が出来る当時の話って言ったら」
「話の中に出て来ましたがスノーを倒す光って言うのは何だったんですか?」
凛音は不思議そうな顔で質問をしてきた。
「あぁそれはスノーの唯一の弱点だよ」
「「「弱点?!」」」
その場にいた霖之助以外の全員がその発言に驚愕していた。
「そう、スノーは1ヶ月に1度。力に大きな制限がかかるんだ」
「えっ?!それ本当なんですか?!」
「満月の日。特に月が出ている時は大幅に奴の力は弱まるんだ。逆に新月の日は通常時よりも力が大幅に強まるんだよ」
「そんな弱点が……」
「そういえば、スノーが復活した日。あの日は新月だったのぜ!」
「そうだったのね。だからあの時、封印を破ってこれたのね。そろそろ封印をし直そうと紫が準備してたって言うくらいだったから。封印の方も弱ってたみたいだったし」
「じゃあさ、スノーを倒すには新月の日を狙うしかないってこと?」
「あぁ。スノーを倒すには新月の日しか不可能だろう」
「そりゃそうだよね〜あの紫で遊ぶってくらいだから。まだ、力が戻ってないって言ったって僕は勝てる見込みはないと思う」
「まぁ一旦この話は終わりにしましょう。まだ、作戦を立てるにしては情報が無さ過ぎるわ。霖之助さんも思い出させてしまってごめんなさいね」
「いや、構わないよ。もう何年も前のことだしね」
「そう、それならいいのだけれど。じゃあまた来るわね」
「うん、またおいで。その時はスノーを倒した武勇伝を期待してるよ」
5人は霖之助に挨拶を交わすと香霖堂を後にして地霊伝へと向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
〜地底・旧都〜
5人は霖之助と別れた後、特に変わったこともなく地底の旧都に来ることが出来た。
奏は相変わらずはしゃいでおりそれを凛音がそれを落ち着かせていた。希響に関しては2人を
地霊殿を目指して歩いていると橋の上に誰かがいるのがわかった。
近いて容姿を確認すると白いTシャツ、赤と半透明の青のしまになったロングスカート。金髪を腰まで伸ばし、額からは角が生えていた。
「あーっ!勇儀姉さんだー!」
勇儀は懐かしい声を聞き取り振り向く。
「おぉ〜希響じゃないか。久しいね。紫に連れてこられたのかい?」
「そだよ〜。全員ね」
「はは、そうかい。まぁしょうがないだろうねぇ。ま、頑張りなよ」
「ちょっと待って。希響、あんた勇儀と顔見知りだったの?」
「あれ?言ってなかったっけ?勇儀姉さんはちょくちょく実家に遊びに来てくれてたんだ」
「そのついでに私達とも遊んでくれたんだ〜」
「へぇ〜あの勇儀がねぇ〜(クスクス)」
「おい、そこの白黒。後で表にでな」
「まったく。あんたらは無駄に顔広いわね」
「まぁそんなことはいいさ。それよりあんたら地霊殿に用があんだろ?」
「うん、そうなんだ〜。ま、4割観光だけどね」
「そうかい。まぁ幻想郷を楽しんで来なよ。道中、他の奴にあったらよろしく言っといてくれ」
「うん、わかった。また遊ぼうね〜勇儀姉さん?」
「あぁわかってるさ。ま、その時は手加減なしな?」
「うん、もちろんだよ」
希響達は勇儀に別れを告げ、再び地霊殿へと歩き始めていた。振り返っても勇儀の姿が見えなくなってきた頃だろうか。魔理沙が道中、話していた話題を変え希響達に質問してきた。
「なぁ、希響」
「ん?どうしたの?」
「さっき勇儀と遊ぶって言ってたけど具体的には何してたんだぜ?」
「え?普通に決闘してたけど。勇儀姉さん、強いからなぁ此処にいる3人でやっと5割の勇儀姉さんに互角だったよ」
「あの勇儀と決闘なんて、あんたら凄い人生ね」
「勇儀と最後に会ったのってどれくらい前なのぜ?」
「あれ?どんくらい前だっけ?奏は覚えてる?」
「あはは〜覚えてない」
「はぁ、10年前よ」
「さっすが凛音。よく覚えてるね」
「もう。貴方達が忘れっぽいだけよ」
「10年前ってことは……何歳なのぜ?」
「え〜と6歳くらいかな?」
「あはは、6歳からそんなことやるって凄いわね」
「霊夢は人のこと言えないのぜ」
思い出話しで盛り上がりながら歩いていると前から金髪を後ろで結んでポニーテールにしている少女と緑色の髪を左右で結び、体を桶の中に入れた少女が歩いていた。
「あー霊夢だーーっ!久しぶりだね」
「あら、ヤマメとキスメじゃない」
「萃香とかはよく来るけど霊夢と魔理沙は全然こないからねぇ」
「言われてみればそうなのぜ」
「まぁ、これといった用が無いのよねぇ」
「全く酷いもんだね。それより霊夢の後ろにいる人たちは?」
「カクカクシカジカ」
「なるほど〜。にしても勇儀の知り合いねぇ。珍しいもんもあるもんだね」
「僕たちはただちょっとした縁でよく遊んでもらってただけだよ」
「遊びって言う割には結構ハードなのぜ」
「へ〜そうなんだ〜。ま、いつでも地底に遊びにきおくれよ。いつでも待ってるからさ」
「はい。また、お伺いしますね」
「うん、待ってるよ〜」
ヤマメとキスメは先を急いでいたらしく、少し物足りなそうに早々と切り上げて行った。
彼女らも漸く地霊殿に辿り着き、扉を開けて中へと入る。すると、待っていたかのように赤い髪のおさげをし、頭部から猫のものと思われる耳を生やした少女が立っていた。
「やぁ〜霊夢待っていたよ」
「そう見たいね。さしづめさとりにでも言われたのでしょう?」
「その通りさ。ま、案内するよ。後ろの3人についてはさとり様から言われてるよ」
「そうなんですかえっと……」
「おっと。自己紹介がまだだったね。あたいは火焔猫燐。火車さ。ま、よろしく頼むよ」
「よろしくお願いします火焔猫さん」
「火焔猫さんはよしてくれ。お燐で良いよ。あたいはそう言われるのが苦手なんだ」
「んじゃ〜よろしくね♪お燐♪」
「なんで希響はこんなにテンションが高いんだぜ?」
「あはは〜希響は動物好きだからね〜」
「あはは。そうなのかい?まぁよろしく頼むよ。さて、さとり様のところに案内するよ」
5人はお燐に連れられ階段を登りさとりのいる部屋へと向かった。
コンコン
「さとり様〜霊夢達を連れてきましよ〜」
「ありがとう。お燐。まだ仕事があるのでしょう?下がって良いわよ」
「わかりました」
お燐は全員が部屋に入るのを確認してから部屋を後にした。
「さて、改めて自己紹介するわね。私はこの地霊殿の主人で古明地さとりよ。お燐は私のペットで今は使用人として働いてもらっているわ」
「全く。あの時は大変だったのよ?怨霊が大量に出てきて」
霊夢はさとりの方をじーっと見つめて言った。さとりはそれに対しては懲りた様な反応を示していた。
「ま、まぁあれば悪いと思ってますよ。まさかお空があんなことになるとは……」
「そんなことより。さとりさん、スノーに関して何か知ってることはありませんか?」
「えぇ、その話なんですが……」
そんな話の中、希響は「あ〜お燐達と戯れてたいなぁ〜」と思いながらぼーっと霊夢達の方を向いていた。すると、さとりと目が合い、さとりが微笑んできた。
「希響さん。その機会は後で作りますので先にスノーに関しての話をしましょう」
「え?あ、あれ?僕、声に出てた?」
「いえ、でていませんでしたよ」
「希響、此奴は心が読めるのよ」
「え?あ、そうなの?じゃあ覚り妖怪なんだね」
「はい、そうです。そういえば言ってませんでしたね」
「まぁ大丈夫だよ希響。さとりさんあぁ見えて希響の考えに賛同してるみたいだから」
さとりは心を読んできた奏に驚きの表情を隠せていなかった。
「奏さん貴方もかして……なるほどそう言うことですか。だから、こいしといた時の様な感覚があったんですね」
「こいしって?」
「私の妹です。まぁもうサードアイは閉じてしまったので心は読めませんがかわりに無意識なので何処にいるのかわからないんです。もう3日程会ってませんね」
「まったく。こいしも相変わらずね」
「さとりと会うたびいつも同じこと言ってる気がするぜ」
「さとりさんはこいしさんと会いたいんですか?」
「えぇ会いたいんですけど。探し出せないんですよ」
「へぇ〜奴らなら探し出せそうだよね」
「まぁ面倒くさって言うだろうけどやってくれるよね〜なんやかんやで」
「奴ら、というのは蜉蝣さんと神影さんですか?」
「そうだけど。僕は奴らにさん付けしなくて良いと思うよ〜」
「まぁ今はスノーの館探しに言ってますけどね」
「 そう……ですか。なら、事が終わったら頼みたいですね」
「そうしなよ〜きっとやってくれるから」
「話をして本題に戻すますね」
「あ、そう言えばそうだったねー」
「以前から紫に言われて旧地獄について調べていたのです。それでわかった事があるのです。屍地獄がどういうものだったか」
「屍地獄がどういう風に罰を与えていた…とかそういうことかしら?」
「いえ、違います。変だと思いませんでしたか?スノーの種族は閻魔です。それが何故、この地の支配者として君臨したのでしょうか。そして何故、それを周りの閻魔は止めなかったのか」
「そう言われればそうですね。それこそ。そんな事をしようとしているのに映姫さん達が見逃さない筈が無い」
「そういう事です。屍地獄……あれは完全に地獄という組織から完全に独立していたんですよ」
Key「ゆうて今回は疲れなかったわ」
ノ夜「次回は2週間後ですかね。まぁテストあるからね。しょうがいないね」
Key「日本語でおk」
ノ夜「お、そうだな」