実況パワフルプロ野球 Another World 作:闇の貴公子
今日から一軍グラウンドで練習だ。
常勝達は朝練で一軍グラウンドに向かうようだ。
《第七話》
常勝達は部室でユニフォームに着替えて、一軍グラウンドに着いた。
「着いたでやんす~。」
「あれ、上級生は皆もうウォーミングアップしてるよ。」
「おいら達もウォーミングアップするでやんす。」
「おはよう。常勝。矢部。」
誰かから声を掛けられた。
「あっ、冴木。」
「冴木さんおはようでやんす。」
「君たちも朝練前にウォーミングアップかい?」
「はい。これから。」
「冴木さんもどうでやんすか?」
「そうだな。私も体を動かしときたいところだ。」
「冴木、あんまり無茶すんなよ?」
「大丈夫だ。」
「お前女の子なんだから。」
「大丈夫だ!男だろうと負けやしない!」
冴木は少し怒っていた。
「落ち着け冴木。」
「そうでやんすよ。」
「え、あっ、す、すまない。」
「冴木さんは自分を追い込みガチでやんす。」
「そ、そうか。」
「とにかくウォーミングアップするぞ!」
「あぁ。」
「頑張るでやんす。」
常勝達はウォーミングアップを済ませた。
そして。
「一軍メンバー全員集合!!」
桐生監督の一声で全員集合した。
「今日の朝練、二・三年生の投手・捕手以外は守備練習だ!わかったか?」
『はいっ!!』
「二・三年生の投手・捕手はブルペンに行け!」
『はいっ!!』
「投手陣は投げ込み。捕手陣は投げ込みのサポートだ。いいな?」
『はいっ!!』
「一年生はブルペンに行き、投手陣の見学だ!」
『はいっ!!』
こうして一年生はブルペンに向かった。
二年生の投手は三人、三年生は二人だった。
有力な投手は三人いる。
一人目は、三年生の久方怜(ひさかた れい)
135キロのストレートを武器とした本格派投手。
二人目は、二年生の疾風薫(はやて かおる)
女の子ながらも130キロを放つ速球派投手。
三人目は、二年生の落合落魅(おちあい らくみ)
切れ味鋭いフォークを投げる本格派投手。
この三人だ。
(久方さんがエースナンバーを背負うのか。)
そう思った時に桐生監督から呼ばれた
「常勝。」
「はい!」
「打者としても能力が一番高いお前が久方と勝負しないか?」
いきなりの誘いに俺は戸惑った。
「えっ?いいんですか?」
「ああ。ただし、お互い手を抜くなよ。」
『はい!』
こうして俺はエースの久方さんと勝負する事に。
「久方さんよろしくお願いします。」
「ああ。よろしく。」
(常勝・・・か。こいつ強打者なのか?一見そうは見えないけど。監督が期待するほどの奴なんだ。実力はそれなりにあるだろう。)
(久方さん。勝たせてもらいますよ。)
こうして常勝対久方の対決が始まろうとしていた。
続く
読んでいただきありがとうございます。
感想いただけたら有難いです。