新たな光の戦士ウルトラマングラビティ   作:カオスカラミティ

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鏡の星

グレンのおかげでベリアル軍から逃げれたゼロ達は鏡の星に来ていた

 

ナオ「何あれ?!」

 

ナオが驚くのも無理はなかった。目の前には巨大な鏡があり、その鏡の中に星が見えるのだから。

 

ラン「あれが鏡の星……」

 

エメラナ「私達の祖先は二次元の民と交流があったんです。王宮を守っていたミラーナイトは二次元人の父とエスメラルダ人の母を持つ偉大な勇者でした。でも彼は…」

 

剣「ミラーナイトか…」

 

ジャンバードが鏡の星に入る為の合図を終えるとミラーナイトが出てきた時と同じ紋章が出現し、それをくぐって鏡の星へと向かった

 

 

5人鏡の星に降り立ち、エメラナは二次元の民に話しかける

 

エメラナ「答えてください二次元の民よ。私達はバラージの盾を求めて来ました」

 

『我々は三次元世界で起こる事に関知しない』

 

剣「ベリアルはいずれここにも侵略に来るぞ!」

 

『承知している。我らの鏡は宇宙のあらゆる場所を写す』

 

クライン「じゃあ何で動かないのよ!」

 

『誰が何をやっても変わらない。滅びる時は滅びればいい。』

 

ナオ「ふざけんな!皆頑張って生きてんだぞ!」

 

『見るがいい』

 

そう言って真下の湖に光を照射すると目が赤いミラーナイトがいた

 

エメラナ「ミラーナイト!彼はどうしたの?!」

 

『エスメラルダの王宮を守る為、持てる力の全てを使ってしまった。ミラーナイトの魂はベリアルの闇に犯され、自らを封印するしかなかった。もうどうにも出来ん』

 

ラン「諦めんじゃねぇよ!俺達が何とかしてやる!」

 

エメラナ「ゼロ?」

 

ラン「このままにして良いわけねぇだろ」

 

そしてゼロはゼロアイを使って、グラビティとクラインはブレスを掲げて本来の姿に戻り、ミラーナイトの前に立つ

 

ゼロ「ミラーナイト、聞こえるか?」

 

ミラー「見ないでくれ…。醜い姿を…見ないでくれ!」

 

グ「バカ言うな!正義の為に戦った勇者の姿だ!」

 

クライン「貴方は立派な人です!」

 

ミラー「グッ…グウウ~…」

 

ゼロ「俺はウルトラマンゼロ!お前を助ける!」

 

ミラー「ゼ~ロ~だーと~!」

 

ベリアルの闇の影響か?ミラーナイトが暴走を始めるが…

 

ゼロ「ミラーナイト!」

 

その前にゼロがミラーナイトを掴み、湖から出て戦闘を開始する

 

兄妹「フッ!」

 

遅れて兄妹も湖から出てくる

 

ミラー「フッ!」

 

ゼロ「ハッ!」

 

ミラーナイトは鋭い蹴りでゼロに挑み、ゼロはそれをギリギリでかわしていく

 

グ「クライン、ミラーナイトはベリアルの闇によって暴走してるんだ。つまり…」

 

クライン「その闇を浄化すれば良いって事だよね?」

 

グ「そういう事だ。いくぞ!」

 

兄妹はゼロと組み合っているミラーナイトの左右に立ち、右手から光のロープを出してミラーナイトの動きを封じる

 

グ「ゼロ、今だ!」

 

クライン「ミラーナイトの闇を浄化して!」

 

ゼロ「分かった!」

 

するとゼロはミラーナイトを羽交い締めにして光を纏い始める

 

ゼロ「俺の光でお前を浄化してやる!ハァァァァァァッ!!」

 

ミラー「グアァァァァァッ!!」

 

ゼロの光でミラーナイトの中にある闇はどんどん浄化されていく

 

兄妹「ハァァァァァァッ!!」

 

さらに兄妹達もミラーナイトに向けて光を放つ。そして一際、途轍もなく輝いてそれが収まると…

 

エメラナ「ミラーナイト!」

 

光を取り戻したミラーナイトが立っていた

 

ミラー「もう大丈夫。彼らのおかげです」

 

ミラーナイトの視線の先には人間の姿に戻ったゼロ、グラビティ、クラインがいた

 

ラン「どうだ、まいったか?」

 

エメラナ「ありがとうゼロ、グラビティにクライン!本当にありがとう!」

 

ラン「礼はまだ早ぇぜ」

 

剣「照れてんのか?」

 

ラン「照れてねぇよ」

 

クライン「本当かな~?」

 

するとナオが意味ありげにゼロの腹を軽く叩く

 

ラン「何すんだよ?」

 

ナオ「ん~ん~」

 

ランがナオの頭をガシッと掴む。するとエメラナにブレスレットの光が見え、変身する前には光っていた所が消えている事に気づいて剣とクラインのブレスレットも見ると同じようになっていた

 

エメラナ「貴方達のブレスレットのその光、まさか…」

 

ゼロ「……」

 

3人がエメラナの問いに答えずにいると二次元の民が話しかけてきた

 

『ウルトラマンゼロ、ウルトラマングラビティ、ウルトラウーマンクライン。そなた達の光、我らにも届いた。そなた達は希望かもしれぬ。バラージの盾を掴むがいい』

 

その言葉に喜んだ瞬間、ガンっと揺れが起こり空に鏡の星の外の様子が映し出されるとそこにはベリアル軍が鏡の星を攻撃していた

 

ミラー「ベリアル軍!?ここは私に任せてバラージの盾を!」

 

ナオ「どこにあるの?」

 

ミラー「地下の神殿に。川の流れをさかのぼるのです」

 

それだけ言うとミラーナイトはベリアル軍への戦いに向かい、5人は地下へと送られた

 

-鏡の星・地下

ナオ「あっちだ!」

 

川を見つけた5人はミラーナイトの言うとおりに進み始める。すると目の前に神殿が…

 

 

一方、ベリアル軍と戦っているミラーナイトは…

 

ミラー「シルバークロス!」

 

-ズガンッ!ズガンッ!ズガンッ!

 

必殺技のシルバークロスでレギオノイドβと戦艦ブリガンテを次々と破壊していく

 

ミラー「鏡の星を汚す事はこの私、ミラーナイトが許さない!」

 

 

その頃、神殿に到着した5人は中に入り、バラージの盾を持つ巨人の像を見つける

 

ゼロ「これは…」

 

ナオ「伝説の巨人ノアだ…」

 

剣「ノア…」

 

エメラナはノアが持つ石の盾に近づく

 

エメラナ「それじゃ、これがバラージの盾なの?」

 

ナオ「そうだよ!欠片をはめる所があるはずなんだ」

 

そしてナオはその場所を見つける

 

ナオ「ここだ」

 

ナオは兄から託されたY字型の鉱石を盾にはめ込む。すると…

 

-ドォォォォンッ!

 

バラージの盾は砂になって消えた

 

ナオ「そんな……。何で?何でだよ!?石の盾は光り輝くはずなんだ!父さんがそう言ってたんだ!父さんは間違ってたの?ねぇ?」

 

ゼロ「ナオ、自分の親父を信じなくてどうする?」

 

エメラナ「きっと何か理由があるんですよ」

 

2人にそう言われたナオは再びノアの石像を見る。その時、ナオは何かを感じた

 

ナオ「今、何か…」

 

 

一方、ミラーナイトの方は新たなベリアル軍の幹部が現れた

 

「俺は、鋼鉄将軍アイアロンだ!アイアロンソニック!」

 

鋼鉄将軍アイアロンは破壊超音波アイアロンソニックを放って戦艦と共に鏡の星を攻撃する

 

ミラー「クッ……。あっ!」

 

そしてその攻撃の影響で神殿も崩壊を始め、ゼロ、グラビティ、クラインとナオとエメラナの間が壊れてしまう

 

ゼロ「ナオ!エメラナ!」

 

ナオ「兄貴!」

 

その時、ナオとエメラナの傍の柱が崩れて2人に向かって倒れてくる。それを見た3人はブレスレットを使う

 

エメラナ「いけない!それを使っては!」

 

だがゼロのブレスレットは消滅し、ゼロは出現したゼロアイを掴んで折り畳みガンモードにして撃ち、兄妹はブレスレットをスパークに変えて投げ柱を壊していく。しかし、落ちてきたがれきが腕に当たりゼロアイとスパークを落としてしまう

 

ゼロ「クッ!」

兄妹「しまった!」

 

3人は落とした変身アイテム回収する為に飛び降りる

 

アイ「美しいものなど壊れろ!割れろ!消えてしまえ!」

 

ミラー「っ!皆!」

 

ミラーナイトはエメラナ達を救う為に鏡の星へ戻る

 

アイ「ヌハハハハ!フハハハハハハ!」

 

そして遂に鏡の星は割れてしまい、ゼロ、グラビティ、クラインは宇宙空間に放り出されてしまった。




次は遂にカイザーベリアルの登場です!
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