5人から発せられた光が重なり、そのまま空中を浮遊しているハイパーゼットンを地面に叩き落とす。その後、光も大地に降り立ち、新たなウルトラマンが姿を現した
サーガ「ハアァァァ…」
ミサト「ウルトラマン…」
今ここに5人のウルトラマンが1つになった新たなウルトラマン……サーガが現れた。その時、心臓が止まっていたはずのアンナが目を覚ます。どうやらサーガの光が奇跡を起こしたようだ
バット星人『貴様らがどんな姿になろうが、私は無敵だ!指一本――グワァァッ!?』
バット星人がそう言っている間にサーガはハイパーゼットンと同じように真正面に瞬間移動して殴る
そして、ウルトラマンサーガとハイパーゼットンは瞬間移動を駆使した超スピード戦で戦うが、どちらも互角だった
バット星人『おのれ、こうなったら!!』
するとバット星人は最後の切り札として5体のスフィアを放つとアントラー、キングパンドン、ブラックキング、ベロクロン、タイラントというかつてウルトラ兄弟を苦しめた怪獣兵器軍団が現れた
サーガ「っ!」
タケル「クソォォ…」
怪獣兵器軍団が現れた事でサーガが圧倒的に不利になり、タケルが悔しそうに声を出すがそのタケルの肩に誰かが触れた
タケル「えっ?」
ダン「何も心配はない」
それはゼロの父親であるウルトラセブンの人間体であるモロボシ・ダンだった。しかもそれだけでなく…
サワ「何だ?」
ダン「我々は必ず勝つ」
ハヤタ「そうだ。どれほど恐ろしく…」
郷「どれほど、巨大な災厄が降りかかろうと…」
星司「我々は絶対に挫けてはいけない!」
ゲン「どんなに傷つけられても立ち上がり…」
ハヤタ「必ず未来を掴もう!それが!フッ!」
ダン「デュアッ!」
郷「フッ!」
星司「んんんっ!ハッ!」
ゲン「レオォォォォッ!」
5人のダンディーな男達はウルトラマンに変身し、サーガの隣に立つ
リーサ「ウルトラマンがあんなに!」
ウルトラマン、セブン、ジャック、A、レオがサーガの危機に駆けつけた!
セブン「怪獣兵器は我々が引き受けた!お前はゼットンを倒すのだ!」
ウルトラ兄弟は怪獣兵器軍団と戦い始め、サーガは翼を広げて逃げたハイパーゼットンを追って飛翔する
タケル「頑張れぇぇっ!ウルトラマーン!」
ウルトラ兄弟VS怪獣兵器
ウルトラマンはアントラー
セブンはキングパンドン
ジャックはブラックキング
Aはベロクロン
レオはタイラントと交戦する
かつてはウルトラマン達を苦しめた強敵達だが今日まで数々の戦いをくぐり抜けてきたウルトラ兄弟の敵ではない
ウルトラマン「シュアッ!」
スペシウム光線がアントラーに命中し
セブン「デュアッ!」
アイスラッガーがキングパンドンを切り裂き
ジャック「シェアッ!」
ウルトラランスがブラックキングを貫き
A「ホワァァッ!」
メタリウム光線がベロクロンに命中し
レオ「イヤァァァァァッ!」
レオキックがタイラントの頭部に命中すると怪獣兵器軍団は爆発して倒された
一方チームUの基地でマオミがサワから連絡を受けていた
マオミ「えっ?えっ?何サワ、よく聞こえない!リーサとタケルは無事なのね?」
その時、物凄い爆発音と振動が響いた
ノンコ「ちょちょちょっと!見た事もないウルトラマンが!」
全員が外に出るとそこには物凄いスピードで戦うサーガとハイパーゼットンの姿があった。するとノンコ達の近くにアンナ達が乗るUローダーが帰ってきた
ノンコ「帰ってきたで!」
サーガ「フウゥゥゥ!!」
ハイパーゼットンが暗黒火球を連射するがサーガは避けながらサーガシューターを撃ち、すぐさまサーガブレスに手を添えて〈サーガスラッシャー〉にして放つがハイパーゼットンが渦の中に吸収する
しかし左手に手を添えると吸収されたサーガブレスが出現し、ハイパーゼットンは暗黒火球を放つがサーガも同時にサーガプラズマを放って相殺する
ゼットン「ズェェットォォン!」
サーガ「フッ!」
ハイパーゼットンは浮遊し、サーガに迫りながら暗黒火球を連射してくるがサーガは怯まずにハイパーゼットンに向かっていく
サーガ「サァァァァァガッ!!」
そしてもう一度サーガプラズマを放ち、そのまま2体は正面から激突して大爆発を起こす
ノンコ「凄い戦い…」
ミサト「もう、私達に出来る事なんて…」
サワ「神様!痛てっ!」
サワが神頼みするとアンナがサワの頭を叩く
アンナ「あるはずよ、出来る事が。あたしら、地球防衛隊だろ?」
そしてミサトが操縦するUローダーにアンナが乗り、ウルトラマンに向かって叫ぶ
アンナ「聞こえる!?あたしら皆、ウルトラマンの力を信じてる!だから今度はあんた達が、あんた達があたしらを信じてくれ!ウルトラマ~ン!!」
アスカ「信じてるよ。ずっと昔から」
アンナ「左へ走れ!ウルトラマン!」
サーガ「シュアッ!ハアッ!」
アンナの言葉を信じ、サーガは左に走りながらサーガシューターを放つ
ミサト「通じた!」
アンナ「よし!そのまま回り込め!」
サーガはアンナの言葉通りに動き、時折ハイパーゼットンからの攻撃を避けながら周囲を走る
アンナ「もう少し!もう少し!…そこだ!ストップ!!」
サーガ「デヤッ!」
アンナの言葉にサーガは立ち止まり、再びサーガスラッシャーを放つ。しかもスラッシャーは3つに分裂し、ハイパーゼットンに向かっていくがテレポートで回避され、背後に立たれる。しかし…
アンナ「今だぁぁっ!!」
ミサト「ファイヤー!!」
彼女達が設置した罠が爆発し、ハイパーゼットンはバランスを崩した
アンナ「足下には気をつけな!!」
サーガ「フッ!ハアァァァッ!!」
彼女達のおかげで初めてハイパーゼットンに隙が生まれた。これを見逃すはずがなく、サーガはブレスから〈サーガカッター〉を出現させ、瞬間移動で背後に移動し両翼を切断した
そして今度は目の前に瞬間移動して顔面にエネルギーを込めたパンチをくらわせ、さらにまたしてもエネルギーを込めたアッパーでハイパーゼットンを上空に吹っ飛ばして追い詰めていく
戦いの最中、自分達を応援する者達の声が聞こえる
アスカ「聞こえるか。ムサシ、タイガ、ツルギ、ユイ!」
ムサシ「聞こえる、皆の声が!」
タイガ「行こうぜ!皆で生き抜いていこうぜ!」
ツルギ「これが俺達ウルトラマンと!」
ユイ「人間の持つ絆の力よ!」
ハイパーゼットンにサーガは連続パンチでダメージを与え、さらに強烈な連続キックで宇宙まで飛ばす
ゼットン「ズェェッ……トォォン…」
追い詰められたハイパーゼットンは最大威力の暗黒火球を放つが…
5人「ウオォォォォォォォォッ!!!!」
それをいとも簡単に弾き、サーガはトドメを刺す為に右手に膨大なエネルギーをためていく
5人「ハアァァァァァァァァァッ!!!」
―ズガアァァァァァンッ!!!!
バット星人『グッ……ウゥゥゥッ!!!』
サーガの最強必殺技サーガマキシマムがハイパーゼットンの顔と顔の発光体の中にいるバット星人に命中し、バット星人は粉々に砕け、ハイパーゼットンは大爆発を起こし、粉砕された
そしてハイパーゼットンの爆発が収束するといくつもの青い光が地球に降り注ぐ
ミサト「勝った?」
アンナ「うん、勝ったんだ」
「やったぁぁぁっ!」
その様子は怪獣兵器を倒したウルトラ兄弟も見ていた
セブン「これで、全ての命が帰ってくる」
ユイ「やったね兄さん」
ツルギ「ああ、何とか奴の野望を打ち砕いたな」
そして行方不明になっていた人達も無事に戻り、子供達と再会を果たした
アスカ「やっと終わったな」
タイガ「いや、これから始まるんすよ先輩」
アスカ「言うじゃねえか後輩」
5人「アハハハ!!ハッハハハハハ!!」
そしてツルギ達はウルトラマンに変身し、再び会う日を夢見てコスモスは〈コスモスペース〉にダイナは〈ネオフロンティアスペース〉に帰っていった
グラビティ「お疲れさん相棒」
ゼロ「おう、グラビティとクラインもお疲れさん」
クライン「ところでゼロ、タイガは本当に?」
ゼロ「ああ。奴はこの世界で生きるってさ。この世界の未来が見たいんだってよ」
グラビティ「そうか。なら俺達がどうこう言う事じゃないな」
クライン「そうね。今の彼ならどんな困難も乗り越えられるわよね」
3人は地球の方を見て一言
ゼロ「さらばタイガ…」
グラビティ「さらば素晴らしい人間達…」
クライン「また会いましょうね」
そう言ってサムズアップしようとするが3人は途中で止めて、親指と人差し指、小指を伸ばして額に当てて、ピッと離す
そして3人は仲間達が待つ宇宙…〈アナザースペース〉へと帰っていった
ウルトラマンサーガ編完結しました!!やっぱりサーガは最高ですよね~!さて、次はウルトラゼロファイトを書きますが兄妹はグラシエや地獄の四獣士とは別の相手と戦ってもらいます(もしかしたら予定が変わって戦ってもらうかもしれません。もし、そうなった時はごめんなさいm(__)m)