ゼロ「俺は体を乗っ取られて大変だったんだが…」
すいませんm(__)m
ベリアル・カラミティ「グアァァァァッ!!!」
ゼロ、グラビティ、クラインのウルティメイトソードを受けてベリアルはバラバラになり、カラミティは粒子となった
しかしその時、ゼロは違和感を覚える
ゼロ「鎧だけ?一体どういう……っ!?」
その時、ウルティメイトソードに刺さっていた鎧の一部の中から闇が現れてどんどんゼロの中に入っていく
ゼロ「何だ?!何だこれはっ!?くっ……うっ…アァァァァァッ!!!」
完全に闇に包まれたゼロはその闇と共にグレイブゲートへと飛んでいき、ウルティメイトフォースゼロとダークネスファイブが戦っているアナザースペースへと向かった
クライン「兄さん、一体何がどうなってるの!?」
グラビティ「分からない…。とにかく俺達もアナザースペースへ……」
「そうはさせない」
兄妹「っ!?」
声がした方を見ると、そこには先程の粒子―カオスヘッダーがいた
「貴様らも俺の物になれ!!カアァァァァッ!!!」
グラビティ「ぐわっ!?ウゥゥゥ…」
クライン「キャアッ!?アァァァ…」
兄妹「ウアァァァァァッ!!!」
兄妹達の体にカオスヘッダーが入っていき、ゼロと同じように完全に包まれるとゼロの後を追うように兄妹達もアナザースペースへと向かった
―アナザースペース
秘密基地・マイティベース付近の小惑星ではまだウルティメイトフォースゼロとダークネスファイブとの戦いが続いていた。そこに…
―ズドォォォンッ!!!
ゼロ?「ハアァァ~」
兄妹?「フウゥゥ~」
ナイン「ゼロにグラビティ?」
グレン「それにクラインか?」
ジャン「いや、違うぞ!」
するとゼロ?はいきなり右手から漆黒のカッター状の光線をジャンナインに向けて放った
ナイン「なっ!?」
ジャン「ジャンナイン!!」
向かってくる光線に身動きが出来ないジャンナインだったが、ジャンボットが間一髪の所で押し退けて光線の直撃を免れた。しかし……
ジャン「グワアァァァァッ!!」
ジャンナインを押し退けた事でカッター状の光線はジャンボットに命中し、そのままの勢いで背後にあったマイティベースも真っ二つにする
ミラー「この波動…貴様達、ゼロにグラビティ、クラインじゃないな?」
ゼロ?「察しが良いなミラーナイト。一度は我が僕になったんだっけか?」
ミラー「ベリアル、だな?」
ゼロ?「ハアァァ~」
3人が手を広げると体から闇が溢れ出て、その中にベリアルとカラミティの姿が見える
ゼロ?「俺はゼロであってゼロじゃない。そうだな…ゼロダークネスとでもしておくか」(以降はしばらくゼロD「」と書きます)
グラビティ?「なら俺はテネブライグラビティと名乗ろう」(以降はしばらくTグラビティ「」と書きます)
クライン?「なら私はテネブライクラインの名乗らせてもらう」(以降はしばらくTクライン「」と書きます)
ナイン「ううっ…。……はっ!」
ジャンボットに押し退けられたジャンナインが光線が通過した所を見るとそこには光線の直撃を受けてバラバラになったジャンボットが横たわっていた
ナイン「僕を……守る為に…?」
グレン「おい焼き鳥!しっかりしろ!」
ジャン「みん…な、気を…つけ……ろ…」
その言葉を最後にジャンボットの機能は停止した
グレン「焼き鳥、焼き鳥…ジャンボットォォォォッ!!!」
ナイン「ウオォォッ!!」
ゼロD「フハハハ。ゼロの体は俺がもらった」
Tグラビティ「グラビティの体とクラインの体は…」
Tクライン「私が有効に利用してやる」
グレン「ジャンを、ゼロを、グラビティを、そしてクラインを返せよ!!この野郎ぉぉぉぉっ!!」
グレンが叫びながらゼロダークネスとテネブライ兄妹に向かっていく。それを見たミラーナイトとジャンナインも向かっていくがゼロダークネスの高速回転のきりもみキックとテネブライ兄妹の目にも止まらない速さの斬撃で地に倒れる
3人「フフフフ、フハハハハハハ!!!!」
その頃、怪獣墓場でベリアルとカラミティがゼロと兄妹の体を乗っ取ったのを見届けたスライは…
魔導「あのお方の魂とカラミティさんは最強の肉体を手に入れた。もう誰にも止められない」
ピグモン「キュウ~……」
ムーキット「パム~……」
魔導「お前達も見物に行くか?宇宙の終わりの始まりを」
そしてアナザースペースではミラーナイトが得意の鏡を使った戦術でゼロダークネスに挑んでいた
ミラー「フッ!」
ゼロD「フンッ!」
―バキィィィンッ!!
ゼロD「っ!!またかっ!!」
―バキィィィンッ!!
ゼロD「なっ!?」
ミラーナイトに攻撃したと思ったが鏡だったのですぐに反対側にいるであろうミラーナイトに攻撃するがまたしても鏡だった
そして背後から現れたミラーナイトがゼロダークネスを羽交い締めにする
ゼロD「なにっ!?」
ミラー「鏡を作るのは得意でね。ゼロ、かつて貴方は私の心を救ってくれた。今度は私が救う番です!ハアァァ…」
ミラーナイトの体に光が集まっていき、かつてゼロがミラーナイトにしたように闇を浄化しようとするが…
ゼロD「フン。」
ミラー「グアァァァッ!!」
グレン「ミラーナイトォォォォッ!!!」
ゼロダークネスはミラーナイトの顔にカッター状の光線―デスシウムショットを放った
ゼロD「残念だったな」
闇に捕らわれていたゼロはその瞬間をしっかりと見ていた
ゼロ『そんな…嘘だろ?……ウオォォォォォッ!!!』
一方、側の崖ではダークネスファイブのメンバーである極悪のヴィラニアス、氷結のグロッケン、炎上のデスローグ、暴君怪獣タイラントがその様子を見ていた
氷結「あ~あ、もう終わりだな」
極悪「もはや我らの出る幕ではないわ」
その4人の元にメフィラス星人・魔導のスライがピグモンとムーキットを連れて現れた
極悪「おお、遅かったなスライ。見ろ、哀れなものだ」
その頃、グレンは倒れたミラーナイトの側に駆け寄る
グレン「おいミラちゃん、冗談だろ?冗談だって言えよ!」
ミラー「グ、グレン…」
グレン「ん?」
ミラー「あなた方と…共にいて……楽しかった…。」
グレン「やめろ、そんな事を言うのは!聞かねぇ…聞かねぇぞ!!」
ミラー「彼らを……頼みます…」
その言葉を最後にミラーナイトは動かなくなった
グレン「くっ……バカやろぉぉぉぉぉっ!!!」
ミラーナイトの死にグレンが悲しんでいる頃、ジャンナインはテネブライグラビティと戦っていた
ナイン「オォォォッ!!ゼロとグラビティ、それにクラインをなめるな!!」
Tグラビティ「ああ?」
ナイン「彼らは貴様らなどに屈したりしない!!」
そう言いながらパンチを繰り出すが、テネブライグラビティは少し体を動かすだけで全ての攻撃を回避する
魔導「宇宙で最も強い肉体に宿る事で復活を果たし、カラミティさんはさらに強力な肉体を手に入れた。恐ろしいお方達ですよ陛下とカラミティさんは。」
ナイン「目を覚ませゼロ!グラビティ!クライン!僕に涙を…心を教えてくれた君達が……その心を失ってどうする…」
3人に懇願するジャンナインの目には悲しみの涙が流れていた
Tグラビティ「下らんな。カオスツイングラビティバースト!!」
ナイン「グアァァッ…アァァァァッ!!!」
テネブライグラビティはジャンナインを突き飛ばし、両手に闇のエネルギーを溜めて前に突き出すとゼロツインシュートに負けず劣らずの強力な闇の光線―カオスツイングラビティバーストが発射される
それを受けたジャンナインは上半身と下半身を真っ二つにされ、バラバラになったジャンボットの側に倒れた
ナイン「グッ……クウッ…」
ジャンナインは機能が停止している兄の手を握ろうとするがそれは叶わず、自分も機能が停止してしまった
グレン「そりゃねぇぜお前ら。こんな所で終わりかよ?俺達の…俺達のウルティメイトフォースゼロの快進撃は……まだ始まったばかりじゃねぇか。うっ…」
グレンはジャンボットとジャンナインの手を重ねると、ベリアルとカラミティに体を乗っ取られた3人を見てそう叫ぶ
グレン「違うのかよ……違うのかよ!!ゼロ、グラビティ、クライン!!!」
ファイヤーコアが輝き、体が炎に包まれたグレンは3人に向かっていき…
ゼロD「ここは任せる」
Tクライン「分かった」
グレン「ダアァァァリャアァァァッ!!!ファイヤァァァダァァァシュッ!!!」
自分の前に立ったクラインに炎を纏った拳をくらわし、最後にはおもいっきり力を込めて殴り、クラインの背後に立つ。
Tクライン「フン、暑苦しい」
そう言ったテネブライクラインの両手には黒いビームブレードが出現していた。そして…
グレン「アアア…」
すれ違い様にビームブレードで背中と首を切られたグレンからマグマが噴出する
グレン「へへっ、強ぇな~お前ら。だがよ、お前らの本当の強さは……ハートの強さだろ。信じてやるからよ…早く戻って…来やが…れ…」
そう言ってグレンは倒れてしまい、ウルティメイトフォースゼロは全滅してしまった
3人「ハハハハハ!ハ~ハッハッハッハ!!」
テネブライとはラテン語で『闇』という意味です。カオスヘッダーが兄妹の体を乗っ取ったとはいえ、カオス化したわけじゃないのでこの単語を使っています