大地はアスナと共に地上からジオブラスターで、ワタルとハヤトはスカイマスケッティで空から攻撃を仕掛ける
ワタル「くらえ!!」
―バシュッ!バシュッ!
―ズドドォォォンッ!!
スカイマスケッティは金色の怪獣―『超力怪獣ゴルドラス』に攻撃するが…
「グルルルル…」
ハヤト「効いてないのか!?」
爆煙が晴れるとそこには無傷のゴルドラスがいた。ゴルドラスは自身の能力であるバリアでスカイマスケッティの攻撃を防いでいたのだ
一方、地上からの攻撃チームは
―バシュッ!バシュッ!
「ガルルルル!」
アスナ「あんまり効いてないわね」
大地「だったらこれだ!」
そう言って大地はウルトラブースターを取り出し、ジオブラスターに装着した。それを見たアスナもジオブラスターにウルトラブースターを装着する
〈ウルトライザーモード、起動します〉
大地「いっけぇぇぇっ!!」
―バシュウゥゥゥッ!!
―ズドドォォォンッ!!
ウルトラマンの力をチャージしたウルトライザーが銀色の怪獣―『剛力怪獣シルバゴン』めがけて発射され、命中するが…
―ズンッ!ズンッ!
「ガアァァァッ!!」
アスナ「嘘ッ!?」
大地「ウルトライザーも効かないなんて…」
橘「隊長、どうします?」
神木「金色の怪獣はバリアで防ぎ、銀色の怪獣は自身の体そのものが頑丈な鎧……。どうすれば?」
ワタル「こうなったら、効くまで撃ち続けてやる!」
大地「待って!怪獣達の様子が変だ!!」
大地の言う通り、先ほどまで暴れていた怪獣は大人しくなっていた。そして…
「ギャアァァァッ!」
「ガアアァァァッ!」
―キュウゥゥゥンッ!
ゴルドラスとシルバゴンは時空に穴を開けてその場から消えた
アスナ「あっ、逃げられた…」
大地「いったんXioベースに戻ろうか?」
アスナ「そうね」
そしてXioベースに帰ってきた隊員達は悩んでいた。悩みの種は当然、先ほどの怪獣達の事だ
ハヤト「スカイマスケッティの攻撃も、ウルトライザーの攻撃も効かない怪獣だなんて…」
ワタル「いったいどうしたら?」
橘「博士、何とかなりませんか?」
橘がそう言って話しかけたのはファントン星人グルマン。Xioの武器を開発している博士だ
グルマン「あの怪獣達の事を解析できれば、それに対抗できる武器を作れるのだが……。データが少なすぎてな…」
大地「無理って事ですか?」
グルマン「残念ながら…」
そう言ってグルマンはすまなさそうに頭を下げる
その時、司令室に神木隊長が2人の男女を率いて入ってきた
神木「皆、紹介したい方達がいる」
大地「紹介したい方達?」
神木「彼らだ」
隊長の後ろにいた男女が一歩前へ出て、一礼する
ツルギ「はじめましてツルギです」
ユイ「妹のユイです」
アスナ「2人は兄妹なんですか?」
ツルギ「ええ。」
神木「この2人は怪獣解析では右に出る者はいないと言われる程の持ち主でな。先程の怪獣達を解析する為に来てくれた」
2人「よろしくお願いします」
ユイ「後、解析の助けになると思ってこれも持ってきたよ」
ユイが持っていたケースを開けると、そこにはゴルドラスとシルバゴンのスパークドールズが納められていた
グルマン「これは!?」
大地「どうして貴方達がこれを!?」
ユイ「実はこの怪獣達の時空を超える力が興味深くて近々、解析しようかと思ってたんです」
ツルギ「この怪獣達の全てを解析しましょう」
そして、ツルギとユイXioのメンバーはゴルドラスとシルバゴンのの解析を始めたが…
アスナ「うぅ~ん?」
大地「なかなか解析出来ない…」
上手く解析出来ないのでイライラし始める大地とアスナ
ユイ「焦らない焦らない」
ツルギ「焦ったら解析出来るものも出来ないぞ」
大地「あっ、はい」