宇宙人軍団の襲来から数日後のXioの研究室では、大地が「うんうん…」と唸っていた
グルマン「何をそんなに唸っているんだ、大地?」
大地「博士!?いつの間に!?」
グルマン「さっきからいたぞ。それより、何か悩み事か?」
大地「はい。昨日、宇宙人軍団と戦ってくれた例の2人について……。博士、彼らは一体どういうウルトラマンなんですか?」
グルマン「よくぞ聞いてくれた!!」
大地の言葉を聞いたグルマンは目を輝かせて、パソコンを操作し始めると画面にウルトラマングラビティとウルトラウーマンクラインの画像が出てくる
グルマン「ウルトラマングラビティとウルトラウーマンクライン。2人は以前この宇宙に来たゼロとマックスと同じ宇宙出身でな、『若き最強兄妹』の渾名がある。」
大地「『若き最強兄妹』……ですか?」
グルマン「うむ、彼らはウルトラマンゼロと同等の力の持ち主なのだ。それだけではない。ゼロと共に数々の強敵を倒してきている」
大地「凄いですね……」
グルマン「最近では、時空を超えて7人のウルトラマンを封印した者と互角の戦いをしたそうだ」
大地「7人のウルトラマンを封印した相手と!?はぁ~、そりゃ凄いや。」
大地がグラビティとクラインの事に驚いていると、グルマンは何かを思い出したように「ポンッ。」と手を叩く
グルマン「あっと、そうだ。司令室にお客さんが来ているから呼んでくるように頼まれていたんだった」
大地「お客さんって……僕に?」
グルマン「うむ。待たせるわけにはいかんから、早く行くといい」
大地「はい」
大地は研究室から出て、司令室へと向かう。そして司令室に到着し、中へ入るとそこには…
ツルギ「遅かったな大空大地、ウルトラマンエックス」
ユイ「今、皆に紅茶を淹れてるんだけど、貴方も飲む?」
大地「えぇぇぇぇぇっ!?なんで2人がここにいるのぉぉぉっ!?」
司令室にツルギ(=グラビティ)とユイ(=クライン)がいる事に大地は驚く
―数分後、何とか落ち着いた大地は2人になぜここにいるのか、理由を訊ねる。するとツルギは真剣な顔になり、大地を見て一言
ツルギ「お前とエックスの力を見せてもらおうと思ってな。」
大地「俺達の力を?」
エックス『どういう意味なんだ?』
ユイ「そのままの意味よ。ゼロとマックス、ギンガ達が認めた力を兄さんに見せてみなさい」
エックス『ウルトラマン同士で戦うという事だな』
大地「えぇぇっ!?」
兄妹の言葉に大地は驚愕する。
ユイ「ビクトリーの稽古よりはキツイでしょうけど、今の貴方達なら大丈夫でしょ?」
大地「いや、まぁ……。」
エックス『大丈夫だと思うが……』
ツルギ「ゼロやマックス、そしてギンガとビクトリーからお前達の事を聞いて、気になっていてな。『善は急げ』と言うし、早速やろう。」
そう言ってツルギは立ち上がり、大地の服の襟を掴んで引きずる。
大地「ちょっ、ちょっと!!首が絞まってるよ!!」
アスナ「ストップ!ストップ!」
それを聞いたツルギはしかたなく手を離し、首が解放された大地は咳き込みながら立ち上がる
ツルギ「行くぞ。」
大地「ゴホッ、ゴホッ。はっ、はい……」
ツルギと大地が司令室から出ていったのを仲間達はポカーンとした表情で見ていた
ユイ「良かったら、皆さんも兄さんとエックスの対決を見ますか?」
アスナ「ウルトラマン同士の対決か……」
―とある山中にて
ツルギ「さて、それじゃ始めるか」
大地「その前に良いですか?」
ツルギ「何だ?」
大地「あれは良いんでしょうか?」
そう言って大地が指差した先にはXioの仲間の面々がいた。しかも神木隊長と橘副隊長まで来ていたのだ
ツルギ「別に俺は構わない。それより、お前達の方は良いのか?」
大地「はい、大丈夫です」
ツルギ「それじゃ、いくぞ大空大地!!ウルトラマンエックス!!」
大地「よろしくお願いします!!」