新たな光の戦士ウルトラマングラビティ   作:カオスカラミティ

7 / 63
予告していた通り、ゼクスって誰?という人の為のビギンズストーリーです


BEGINS・STORY
グラビティの両親


6000年前、宇宙警備隊本部

 

ブラザーズマントを羽織ったゾフィー、ウルトラマン、セブン

 

そして彼らの前に1人の戦士が立っていた。彼の名はウルトラマンゼクス……グラビティの父親だ

 

マン「君の子はもうすぐ生まれるんだったな?」

 

ゼクス「ああ、男の子だそうだ。今から楽しみで仕方がない」

 

ゾフィー「先日の異動の件、大隊長に話しておいた。快諾して下さったぞ」

 

ゼクス「ありがたい、助かるよゾフィー」

 

セブン「しかし良いのか、宇宙警備隊入りを見送って?名誉な事だぞ?」

 

ゼクス「恥ずかしい話だが、これからは家族と過ごす時間を作りたいんだ」

 

マン「いや、恥ずべき事ではない。家族を幸せに出来ない者に周りを幸せにする事など出来ないさ」

 

ゾフィー「それに異動先も十分に名誉な任だ。勇士司令部の部隊長だぞ」

 

ゼクス「何!?なぜそんな大役が?!」

 

ゾフィー「大隊長の計らいだ。良かったなゼクス」

 

セブン「うむ。お前が勇士司令部の部隊長なら安心して俺達も遠出が可能だ」

 

ゼクス「ありがとう。後で大隊長にも礼を言っておくよ」

 

マン「それがいいな。ところで子供の名前は決めたのか?」

 

ゼクス「ああ。名前はグラビティだ」

 

 

100年後、勇士司令部にて

部下「ゼクスさん、息子さんはどうですか?」

 

ゼクス「健やかに育っているよ。しかも先週娘が生まれたしな」

 

データチェックしつつ平静を装って答えるが顔はとても嬉しそうだった

 

部下「それでですか。先程からソワソワして心ここにあらずですよ?」

 

ゼクス「何を言っている?俺はいつも通りだが?」

 

部下2「と言いつつ地団駄踏んでも全く説得力がありませんよ」

 

部下3「他の業務は我々でやっておきますから自宅に帰ったらどうですか?」

 

ゼクス「ありがたいがそうはいかん。宇宙各地で謎の円盤群が確認され、ウルトラ兄弟たち精鋭の戦士達が出払っているからな。もしもの時の為に俺は待機してなくては…」

 

部下「全くこんな日に事件とは…残念でなりません」

 

ゼクス「仕方ないさ。これも光の国の為、ひいては息子と娘の為だ。さぁ、業務に戻ろう」

 

部下達「はい!!」

 

部下達が一斉に返事した時、突如警報が鳴り響き戦士達ではない者達がパニックになり避難する

 

部下2「何者かが光の国へ強制侵入してきます!!」

 

ゼクス「何だと!?」

 

戦士達は各所から出撃し侵入に備えるが……

 

部下「この反応は!部隊長、ここに来ます!」

 

計測器を見ていた戦士が報告を終えた瞬間、上空から閃光が降り注ぎ吹き飛ばされた

 

そして巻き起こった砂塵と黒煙から現れたのは数百体の怪獣や宇宙人だった!

 

?「ご機嫌よう。忌々しき光の戦士達」

 

ゼクス「貴様、メフィラス星人!」

 

「ウルトラ兄弟たち精鋭はまんまと陽動にかかったようですね?これで簡単に目的を達成出来ます」

 

ゼクス「何!?まさか宇宙に現れた円盤群は!!」

 

「我々の仕業です。まぁ、あれは無人なので追っても無駄ですが……」

 

ゼクス「貴様等、何を企んでいる!!」

 

「簡単な事です。光の国を……潰します」

 

メフィラスが言い終わると同時に周りの怪獣達が怒声を上げて襲いかかってくる!

 

ゼクス「全員迎撃!タワー内に一歩も入れるな!」

 

ゼクスの指示で戦士達も怪獣の群れに恐れず、迎え撃つが…

 

部下「グアァァッ!!こっ、こいつら…並の怪獣じゃない!」

 

部下2「1体1体が凄まじい凶暴性と強さだ。このままでは……」

 

ギラドラス、ゲラン、ラゴラス、ゴルザなど、かつてウルトラ戦士を苦しめた怪獣達が何百体とかかってくる為、宇宙警備隊で訓練を受けた戦士とはいえ苦戦は免れなかった

 

ゼクス「怯むな!!各地に散っている戦士達が必ず戻ってくる!それまで持ちこたえろ!」

 

部下達を激励しながら光線でラゴラスを撃破し、続けてゴルザの首を手刀で斬り落とす!

 

特殊攻撃部隊・勇士司令部の部隊長である彼の力はウルトラ兄弟に勝るとも劣らない

 

先陣を切って次々と怪獣軍団を倒していく

 

「ほぉ、あんな戦士がいるとは誤算でした。仕方ありませんムルロアを…」

 

背後に控えていた宇宙人に合図すると真っ黒な黒煙が立ち上がり、宇宙大怪獣ムルロアが現れた。かつて同じ個体が地球に現れ、1度はタロウを撃退するという圧倒的な強さを見せている

 

「制御するのは大変なので早めに終わらせましょう」

 

そう言った瞬間、ムルロアが体に並ぶ穴からアトミック・フォッグを噴出し、光の国を覆い尽くし光のエネルギーが弱まっていく

 

部下「光が…」

部下2「まずい…力が入らない……」

 

人工太陽プラズマスパークの力の恩恵が極端に弱まった事で力を失う戦士達。その好機を見逃す事なく、怪獣軍団は一気に特攻してくる!

 

ゼクス(ジャックとA、タロウが我が家を警護してくれているとはいえ、このままでは危ない)

 

その時、1人のウルトラウーマンが現れた

 

?「あなた!」

 

ゼクス「リリア?!なぜここに!?」

 

現れたのはゼクスの妻であり、グラビティと生まれたばかりの娘クラインの母であるウルトラウーマンリリアだった

 

リリア「私も戦います!」

 

ゼクス「だがグラビティとクラインが…」

 

リリア「大丈夫です。ジャック達と共に2人はプラズマスパークタワーの中に…。聖なる光が2人をきっと守ってくれます」

 

ゼクス「……分かった。息子と娘の未来の為に一緒に戦おう!」

 

リリア「はい!」

 

そして夫婦は見事なコンビネーションで迫り来る怪獣達を次々と倒していく

 

「フム、なかなかやりますねぇ。なら…ゼットン!」

 

メフィラスが手を上げるとかつてウルトラマンを倒した最強の怪獣…宇宙恐竜ゼットンが現れた

 

「ズェェットォォォンッ!!」

 

-ドガァァァンッ!!

 

ゼクス「ウワァァァァッ!!」

リリア「キャァァァァッ!!」

 

ゼットンは必殺技の1つであるゼットン光弾を撃ち、それを受けたゼクスとリリアは吹き飛ぶ

 

ゼクス「くっ…このままでは光の国が落ちてしまう……」

リリア「それを阻止する方法はただ1つ…」

 

ゼクス「ああ。ついてきてくれるかリリア?」

リリア「勿論です」

 

ゼクス「よし。全員、この場を死守しろ!」

 

部下達「了解!!」

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。