とはいってもしばらくはゆっくりと構想を考えたいと思います。
それでは68話どうぞ。
友達からはよく双子の姉妹なのに似てないね、と言われる。
寮もグリフィンドールとレイブンクローで違っていた。
それでも特に気にしたことはない。
私も、パーバティも自分が好きだと思ったままに行動するという点は姉妹だと思っている。
ただその好きになるものや方向性が違っているだけだ。
……最も一番好きな人が一緒になったのには驚いたけれど。
パーバティのように体を動かして元気いっぱいの積極的にならないが、私も自分の思うままに動いている。
まぁ、大なり小なりリリを前にすれば女の子の欲は刺激されてしまうものだけど。
最近ではダフネもその傾向が現れてきた。あの子は結構内に秘めている方だからこっそりホッとしていた。
ジニーは……会った時から解放しすぎている気がする……。
まぁ良いわ。
いつかのホグズミードで誓ったのだ。リリの事を一生愛すると。
そのためにはクールに、冷静に常にリリの事を考えなければと心に決めている。
それでも他人には見せたくないが、甘えたい時もある。
思う存分、何も考えないでリリに溺れたい。
そう、今日はそんな気分なのだ。
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ジニーの暴走にダフネの解放。
そんな事が続いたのでハーレムメンバーにはわがままを許す日と言うものを設けた。
リリの事を一日自由にできるというホグワーツ女子生徒であればグリンゴッツが空になってでも手に入れたい権利である。
『ハーレムは平等』 ……まぁ完全にそうじゃない時もあるができる限りはそう心がける。
リリが
休日の朝速くに元グリフィンドールの談話室でリリを中心にハーレムメンバーが集まっている。
ジニーとダフネ以外の三人が用意された箱をじっと見つめる。
これから箱に入ったくじの数字でリリとの自由権を行使できる順番を決めるのだ。
ちなみに箱は『リリ特製! 一日自由権!』とカワイイフォントで書かれているリリの手作りだ。
ハーマイオニー、パーバティ、パドマの順番でくじを引く。
一斉にくじに書かれていた数字を見る。
パドマが1、パーバティが2、そしてハーマイオニーは3だった。
「くじ引きの結果! 次はパドマの番ね。さぁさぁ! 何時が良い? 何がお望みかな!? 私は何をすればいい? それとも……何かされちゃう?」
「何かテンションが高いわね……。そうねぇ……早速使わせてもらうわ。必要の部屋に行きましょう。」
パドマが必要の部屋に望んだのは『ゆっくりできる空間』
現れたのは二人がリラックスできるように設計された部屋。
紅茶もお菓子も座り心地の良いソファーや本、いい香りのするアロマに娯楽用品も充実している。
だが、それより凄いのが『時間』だった。
何とこの部屋、外と比べて時間の流れが遅いのだ。
時計が2種類あり、部屋の経過時間と外の実際の時間が表示されている。
「時間をいじれるなんてこの部屋本当に何でもありなのね。」
「
知に富んだレイブンクローに所属していただけあってしっかりとズルしていた。
そんな自信に溢れたところもまたカワイイとリリは何も文句はない。
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二人きりになって最初にしたのは紅茶を楽しむことだった。
パドマが望んだのは一日(時間延長在り)まったりと何もかも忘れて過ごすというもの。
ジニーのように激しさも、ダフネのように蕩けるような愛も良い。それは認める。
でも
ここにいるのは二人だけ、存分に甘えられる。
いつもは主従とも愛人とも言える関係だが、今この一時だけは恋人という関係だ。
そんな二人は向かい合って座ってティータイムを楽しんでいた。
出ているお菓子は一口サイズのケーキだ。
「どう? 料理担当のリディアさんに習って作ってみたんだけど。」
「うん、うん! 美味しい! 皆でお菓子作りの勝負なんていうのも面白いかも。」
「良いわねそれ。でもやるからには負けらえないわね。」
その後も他愛のない会話をしながらケーキを楽しむ。
「はい、あ~ん。」
いきなりリリがフォークでケーキをこちらに向けてくる。リリは結構突発的に感覚で行動しがちだ。
「あー……んっ。」
少し恥ずかしいがそれを口に入れる。
いつも以上に甘い。フォーク越しにリリの味を感じる。
「次はパドマがやって?」
「もう。どれがいい?」
「チョコレートケーキの上のチョコでコーティングされたのフルーツ! あ、フォークじゃなくて手で詰まんで。」
可愛らしくおねだりされては堪えきれない。リリの小さな口まで持っていくと美味しそうに甘みと酸味のハーモニーを堪能し始める。
「あ、残ってる。」
リリは引き戻すパドマの手を取り体温でわずかに溶け付着したチョコをなめとる。
「うん、甘い……。もっと食べていい?」
「それはチョコよね。私は食べても美味しくないわよ?」
「でも今までも食べたけど最高よ?」
「はいはい。今日はそういうのは禁止。」
「むー。」
「膨れてもダメ。と言うか最近ジニーの影響か歯止めが効かなくなっているわよ。」
「むむむ……。自制自制! よしさぁ次ちょうだい?」
その後も食べさせ合いっこは続いた。
こういうことをするのは初めてではないがいつもは周りの女子たちがリリとやり合いたいと取り合いになるのでこんなにいっぱい独り占めしたのは自分ぐらいではないかとちょっと優越感に浸っていたパドマだった。
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その後は魔法使いをダメにするソファーでリリの肩に寄りかかって何をするでもなく時間を過ごす。
「んっ……。」
たまに髪を撫でられたり、不意打ちにキスをされるがお互い無言のままだ。
それでも心地よい。この静かで、この世で最も安心できる存在がそばにいるのがたまらなく気持ちがいい。
(う……ん……。私、寝てた?)
パドマは余りの心地よさに気が付いたら眠っていた。まだ目をつむっているが頭の後ろが気持ちいい。
感触からソファーではない。人肌の温度の快適な枕の正体はリリの膝のようだ。
薄っすらと瞼を開けて時計を見ればそう時間は経っていない。ゆっくり時間が流れるこの部屋とは言えどこの日を少しでも無駄にしなかったことにほっとした。
しっかり目を開けるとリリも寝ていたのかかっくり頭が沈んで目の前にある。
少し体を浮かして目覚めのキス。
おとぎ話のように
「おはよう。お姫様。」
「おはよう。お姫様。」
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その後は二人でキングサイズのベッドに。
でもイヤらしいことは何もない。ただ横になるだけだ。
抱きしめ合ってこれからの事、授業の事、家族の事、お互いの事を、とりとめのないことを話すだけの時間。ただ、気をつかわれたのか他の女の子の話だけは出なかった。
「リリはやっぱりエッチなことしたい?」
「え~と~そんな事は……あるけど……。でもこういう本当に何もしないでイチャイチャしてぬくぬく寝ているだけでも満足よ。」
「じゃあ、もっと抱きしめ合ってキスしてくっついてましょう。今日はまだまだ長いわ。」
1日が終わるまでまだまだ時間がある。
こういう日があってもいい。お互いにそう思える一日だった。
ジニーが激しいプレイ。ダフネがアブノーマルな3P。
という流れだったのでパドマはゆったりとイチャイチャタイムになりました。
パドマは普段はクールでいるけど突発的に甘えてくるような感じですかね。
動物だと猫かな?
必要の部屋が時間をいじれるというのは捏造設定ですけど逆転時計がある魔法界なので
そのぐらいなら創設者は作れるかなと思いました。
それでは次回お楽しみに。