無愛想な君に恋をした   作:R R R R

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あの日から数日たったある日の1日。
第10話スタートです!


勧誘再び

あの日から数日。何事もなく平和に過ごしていた。何か変わったことがあるかと言われたら、この学校にスクールアイドルグループ、【Aqours】が出来たことだ。あの高海が作った9人のグループのようである。ただ、問題なのはAqoursが結成されたことにより俺をマネージャーにしようとするやつが増えたことである。今日もまた一人、俺の元へやってきた。

 

「悠哉~、おはよう!」

 

今日やってきたのは松浦果南さんだった。俺と果南さんは昔からの知り合いで、昔はよく遊んでもらったりもした。が、今の俺には関係ない。

 

「おはようございます。果南さん。」

 

「悠哉は冷たくなったね~。」

 

「それはどうも。」

 

「褒めてないよ~。」

 

ああ、もうこの人は本当に苦手だ。

 

「悠哉!Aqoursに入らない?」

 

「入りません。」

 

「ええ~、そういう悠哉には、ハグッ!」

 

これだよ。果南さんが苦手な1番の理由は。突然のハグ。しかもこの人は力が強いため、一度ハグされると果南さんが放してくれるまでは絶対に抜けられない。流石に暴力で解決するのは良くないと思うし。

 

「果南さん、放してください。」

 

「悠哉が入るって言うまでハグする!」

 

「子供ですか。」

 

「ム~、そういう事言う悠哉は放さない!」

 

こういう所も苦手な点である。面倒くさい。そんなことを話しているとチャイムが鳴る。

 

「あ~、チャイムが鳴っちゃった~。仕方ないから放してあげる。」

 

「ありがとうございます。じゃあ、俺は教室へ行きます。」

 

「分かった~。じゃあね~。」

 

そうして、教室に入る。が、そこにも俺を勧誘するやつが待ちかまえていた。

 

「悠君、おはよう!そしてAqoursに入ろ!ね!」

 

「悠君、おはヨーソロー!悠君もAqoursに入ろうよ!」

 

高海と渡辺の二人である。

 

「二人とも、あんまりしつこいとそれこそ入ってくれないよ。」

 

「それもそうだね...でも、悠君には早く入って欲しいんだもん!」

 

「だからいつも言っているだろう。入らないって。」

 

正直言ってしつこい。もう飽き飽きしている。

 

「土井君、いつもごめんね。でも千歌ちゃんも曜ちゃんも土井君にはAqoursに入って欲しいんだ。もちろん私も入って欲しいわ。」

 

はぁ、前までは桜内も俺と同じで入るのを拒んでいたのに今では誘う側に回ってしまったか。

 

「ごめんなんて言うな。聞きたくない。」

 

「あ、そうだったね。」

 

「あと桜内に入れと言われようと入らないからな。」

 

「私は強制はしないよ。でも、できれば入って欲しいなって思って。」

 

「悠君、何でそんなにAqoursに入るの嫌なの?」

 

決まっている。女嫌いだから。そして面倒くさいから。主にその二点だ。

 

「別になんでも良いだろ。お前には関係ないんだから。」

 

そう、関係ない。お前らには関係ない。




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