第12話スタートです!
俺がAqoursのマネージャーになってしばらくが経った。Aqoursは順調と言っていいほど進んでいった。そしてAqoursは夏休みを利用し、ラブライブ予備予選へ向けて特訓がてら合宿を行っていた。まぁやることはつぶれかけの海の家を手伝う事なのだが。俺は海の家で料理を作っていた。
「悠君、焼きトウモロコシとイカ焼き出来た?」
「ああ、できたぞ。渡辺の方は?」
「悠君、Aqoursに入ったからみんなの名前で呼ぶって約束したでしょ!」
そう言えばそうだった。面倒くさい。
「はいはい。曜。これでいいか?」
「うん!こっちはできているから、ルビィちゃんか花丸ちゃんに渡して。」
「分かった。」
「ルビィ、花丸、トウモロコシとイカ焼き終わったぞ。持っていってくれ。」
「分かりました。今行きます。」
「悠哉君、次、ラーメンずら。」
「おう、分かった。」
正直ここでの仕事は楽しい。料理を作るのは好きだし。
「ラーメン出来たぞ。」
「今行くずら!」
「今行きます!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夜
みんなが寝静まったころ、誰かが外へ出ていく音がした。もちろん俺は別室だ。少し無理を言ったが女嫌いが治ったわけではないので仕方がない。それよりもこんな時間に出ていくなんて変だ。部屋から出てよく見てみると千歌と梨子だった。気になって外へ出てみる。
「ばれちゃったか。」
何の話だ。ばれるって、なんか隠し事か?
「でも大丈夫だよ。予備予選にはちゃんと出るから。」
「おい、桜内、何を隠しているんだ。」
「あれ?悠君、どうしたの?」
「お前らが外出ていくのが見えたんだよ。」
「そうなんだ。なんかごめんね。」
「そんなの別にいいから。さっさと何隠しているのか言え、桜内。」
「悠君、梨子ちゃんも名前で呼ばなきゃダメだよ!」
「分かった分かった。で、梨子?お前は何を隠してる。」
「悠君、言い方がきついよ!」
少し位良いだろ、別に。
「ピアノのコンクールがあるの。予備予選と同じ日に。」
そうか。それで最近少し元気がなかったのか。
「でも、私、ラブライブ予備予選の方に出るから。安心して。」
「そうか。」
俺がとやかく言う筋合いはないな。
「うん。」
「私はピアノコンクールに出てほしいな。」
「千歌ちゃん?」
「私は、スクールアイドルをやって梨子ちゃんがもう一度ピアノに前向きに取り組めたらいいなって思ったの。」
「...」
「だからね、私はピアノコンクールの方に出てほしいな。」
「本当に千歌ちゃんって変な人。」
「梨子ちゃん!」
「私、ピアノコンクールに出る。」
「そうか。気を付けてな。」
「そうだ!悠君も梨子ちゃんについて行ってあげてよ!」
は?なんでそんな面倒くさいことを俺がしなければならないんだ。
「なんで俺が東京に行かなきゃいけないんだ。」
「そうだよ!私はピアノコンクールがあるからともかく、悠哉君は関係ないじゃない!」
「だって、梨子ちゃん、悠君がいた方がやる気出るでしょ。スクールアイドルの練習も悠君が入る前よりも良くなった気がするもん!」
「千歌ちゃん、それ以上言っちゃダメ!」
そうなのか。一応少しは役に立てているんだな。
「悠君、これはAqoursのリーダーの千歌の命令だよ!だから、梨子ちゃんと一緒に東京に行ってきなさい!」
「なんでそんな...」
「行ってきて!」
「少しは人の話を...」
「行かないなら悠君の話は聞かないもん!」
何なんだこいつは。ガキのように駄々こねて。
「どうしても行かないって言うなら鞠莉ちゃんに頼んでヘリコプターで無理矢理...」
ちょっと待て。そんなことまでするのか、こいつ。しかも鞠莉先輩の家はお金持ちらしいし、何よりあの性格だから実際にやられかねない。そうなるとものすごく面倒くさくなりそうだ。それは嫌である。
「分かったよ。ついて行けばいいんだろ。」
「うん!じゃあ、梨子ちゃんをよろしくね~。」
「待って、私の意見はどうなるの!?」
「悪いがこいつのわがままを素直に聞け。そうじゃないととても面倒になる。」
「ええ~、まぁいいわ。じゃあ、悠哉君、よろしくね。」
「よろしく。」
面倒くさいが仕方がない。行くしかない。
悠哉君と梨子ちゃんが二人っきりで東京に...これはなんか進展がありそうですな!シス様、tyatya様、白﨑 令様、vividだねぇ様、ハクアхорошо様、みーと様、元一様、お気に入り登録ありがとうございます!もしよければ、お気に入り登録よろしくお願いします!感想などはいつでも受け付けております!