無愛想な君に恋をした   作:R R R R

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お久しぶりです!RRRRです!最近少しリアルで忙しかったのでなかなか投稿できませんでしたが、とりあえず、第13話スタートです!


TOKYO

千歌の強引な命令により、俺は梨子のピアノコンクールに付き添うことになり、今、東京にいた。

 

「悠哉君、本当に良かったの?私についてきて。」

 

「仕方ないだろ。そうじゃないと千歌と鞠莉先輩に何されるか分からなかったんだから。」

 

そう、仕方なかったのだ。俺だってこんな人の多い所にはあまり行きたくない。ただ、鞠莉先輩が出てくるとものすごく面倒くさいことになるので仕方がない。

 

「まぁ、そうだけど、迷惑じゃない?」

 

「別にもうここまで来たんだからもういいよ。」

 

「そっか。じゃあ、よろしくね。」

 

何をよろしくすればよいのか。まぁ適当に返しておこう。

 

「ああ、よろしく。もうすぐ夜だから予約してあるはずのスタジオに行こう。」

 

「そうだね。」

 

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スタジオ

 

スタジオに到着すると、そこの人から驚愕の一言を伝えられた。

 

「すみません。もう、桜内梨子様のお部屋以外、空いていないんです。」

 

嘘だろ、おい。じゃあ、俺はどうすればいいんだ。そう思いながら、スマホを開き、近くで空いてそうな旅館を探す。

 

「ええ、そんな!悠哉君はどうしたらいいんですか?」

 

「そう言われましても...」

 

「梨子、大丈夫だ。今どっか泊まれそうな旅館探しているから...」

 

だが、あんまり空いていないようだ。空いていてもとても手が出せそうにないほど高いホテルだった。さて、どうしようか。

 

「チッ。なかなか空いてねえな。」

 

「大丈夫?どうしたらいいんだろう...」

 

「えっと、お部屋ですが、あなた方が良ければ二人ぐらいだったら入れると思いますが...」

 

は?何言ってんだこいつ。できるわけないだろ。男女がひとつ屋根の下で寝る?梨子がOKするとは到底思えない。俺も乗り気ではない。

 

「ええ、いくら何でもそれは...でも、それ以外に方法はないし...悠哉君はそれで大丈夫?」

 

「俺が良くても梨子がダメだろ。」

 

「う~ん、悠哉君がいいなら、いいけど...悠哉君は変なことしないだろうし...」

 

それでいいのかよ...まぁ、あんまり良くないが泊まれる場所があるわけでもないので泊まるしかないか。

 

「はぁ、仕方ない。梨子、それでいいか?」

 

「うん。」

 

「じゃあ、お部屋にご案内いたします。」

 

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部屋

 

「こちらです。」

 

部屋に案内されて、部屋の中に入ると色々な設備が整っているように見えた。

 

「案外いい部屋だな。」

 

「そうだね。ピアノもあるから練習もできるし。ちょっと練習しようかしら。」

 

「そうか、じゃあ、俺は先にシャワー借りてもいいか?少し汗かいていて気持ち悪いから。」

 

「うん、いいよ。」

 

「じゃあ、私はフロントに戻ります。何かあったら、フロントまでお越しください。」

 

「ちょっと待て。見た感じだとベッドが一つしかない。だから布団を用意してくれ。」

 

「分かりました。少しお待ちください。すぐ用意いたします。」

 

「頼む。」

 

そう言うと、俺はシャワールームに入る。

 

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数十分後

 

シャワーを浴び終えて、シャワールームから出る。ただ、少し変である。さっきまで聞こえていたはずのピアノの音が聞こえない。もう終わったのか。

 

「いいな~、私もされてみたいわ~。こんな事。」

 

「何しているんだ?梨子?」

 

「へ、わわ!」

 

梨子はピアノの練習を終えたのか、何か本を読んでいた。本のタイトル部分にはアゴクイと書かれていた。

 

「いや、ち、違うの!これは、そ、その、が、学校の友達に預かってて、ちょっと中を覗いただけだよ!」

 

「私もされてみたいって言ってたのは俺の聞き間違いか?」

 

「あ、あわわわわ!聞こえちゃってたんだ~、恥ずかしい///悠哉君には内緒にしておきたかったのに...」

 

「悪かったよ。勝手に見て。それ、内緒にしておけばいいんだな。」

 

「えっ...」

 

まぁ、梨子の秘密をばらしたところでなんの利益もないし。面倒くさいし。

 

「えっ、じゃわかんないだろ。何も言わないんだったら。Aqoursのやつらに言うぞ。」

 

「あ、うん。じゃあ、秘密にしておいてください...」

 

「分かったよ。もうピアノの練習はいいのか?」

 

「うーん、もうちょっと練習しようかな。じゃないと明日のコンクールで前と同じような結果になったら嫌だし...」

 

「そうか、あまり遅くなるなよ。明日本番なんだろ。今日根詰めすぎて明日まともな発表できなかったら元も子もない。」

 

「うん、なるべくそうするね。」

 

「あと、ピアノの練習が終わってもさっきの本読んでんなよ。終わったらシャワー浴びてベッドで寝ろ。」

 

「わ、分かっているわよ!」

 

本音はどうだかね。

 

「そう、ならいいけど。あと、今からコンビニ行ってくるけど、なんか欲しいもの、あるか?」

 

「あ、う~ん、特にないかな。」

 

「分かった。じゃあ、行ってくる。」

 

そうして俺はコンビニに向かった。

 

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梨子Side

 

悠哉君にばれてしまった...悠哉君だけには本当に内緒にしておきたかったのに...でも悠哉君はやはり優しい。あんな本を読んでいたら普通、気持ち悪いとか言われるものだと思っていた。嫌われると思っていた。それなのに悠哉君はみんなに秘密にしてくれると言ってくれた。しかも私の身体を気遣ってくれた。そんな彼のためにも、今回は失敗できない。これで失敗したら彼に合わせる顔がない。頑張らなくちゃ。私のためにも、Aqoursのためにも、そして、悠哉君のためにも...

 

梨子Side End




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