ヤンデレ梨子ストーリー第22話スタートです!
梨子Side
悠哉君が私の家から逃げ出してから数日が経った。今日はAqoursの練習があるため、学校に向かう。悠哉君をどうやって連れ戻そうか、そんなことを考えながらいつものバス停に向かう。しかし、いつもはそこにいるはずの悠哉君の姿が見えなかった。
「梨子ちゃん、おはヨ~ソロ~!」
「曜ちゃん、おはよう。千歌ちゃんもおはよう。」
「…おはよう。」
曜ちゃんが私に挨拶をしてきたので返事を返す。そのまま千歌ちゃんにも挨拶をする。しかし、千歌ちゃんはこっちを睨みながら小さい声で挨拶を返してきた。
「どうしたの?」
「…何でもない。」
千歌ちゃんの心配をするも、何でもない、と返されてしまった。
「ところで曜ちゃん、今日悠哉君見てない?今この場にはいないみたいだけれど。」
「う~ん、悠君先に行ったんじゃない?」
「そうだね。きっと悠哉君のことだから先に行ったんだろうなぁ。じゃあ私たちもバス来たし行こっか。」
「うん!」
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学校に着いて屋上に向かう。屋上には3年生の3人がいた。私たちが来た後から1年生の3人が到着する。だが悠哉君の姿はない。
「あれ?悠哉君まだ来てないずらか?」
「寝坊しちゃったのかな?」
「あのリトルデーモン、ヨハネにはいつも寝坊するなっていうくせに、寝坊するなんてありえない!」
「…あのね。」
1年生の3人が悠哉君が来ていないことに対し、色々言う中、突然鞠莉ちゃんが口を開いた。
「どうしたの?鞠莉ちゃん。」
「悠哉のことなんだけど...もう悠哉はここには来ないわ。」
「えっ?」
私は一瞬鞠莉ちゃんが何を言っているのか理解出来なかった。
「それってどういうこと?」
「そのままよ。彼、この前引っ越したの。」
私は鞠莉ちゃんが言ったことに驚きを隠せなかった。
「…!どうして!どうして引っ越したの!悠哉君はどこに行ったの!」
私は思わず鞠莉ちゃんの胸倉をつかんでいた。
「梨子ちゃん!落ち着いて!」
「梨子!やめなよ!」
「梨子さん!やめなさい!」
曜ちゃんと果南ちゃんとダイヤさんに止められる。でも私は鞠莉ちゃんをつかんでいる手を離さなかった。
「ねぇ!鞠莉ちゃん!教えてよ!ねぇ!早く!」
「…教えられないわ。」
「…!なんで!なんで教えてくれないの!」
「私は理事長よ。元とは言えこの学校の生徒の個人情報をそうやすやすと渡すわけにはいかないわ。それに悠哉からあなたの話は聞いたわ。それを聞いて私は確信した。最近のあなたはおかしいわよ。」
「鞠莉!さすがにそれは言い過ぎだよ!」
「いいわよ...」
『えっ?』
「いいわよ!悠哉君を助けるためなら私はおかしくてもかまわない!だって悠哉君を助けられるのは私だけなんだもん!そのためなら私はなんだってできるの!」
「梨子...」
「だから早く教えてよ!」
「…ダメよ。」
「なんでよ!」
「果南ちゃん!ちょっと手伝って!」
「わかった!」
曜ちゃんと果南ちゃんに取り押さえられる。
「曜ちゃん!果南ちゃん!離してよ!」
「梨子ちゃん、どうしちゃったんずらか?」
「ぴぎぃ...梨子ちゃん...怖いよ...」
「こんなリリー、初めて見た...」
「仕方がないので今日は解散といたしますわ...」
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ダイヤさんの一声で今日の練習はなくなった。私は悠哉君がどこかへ行ってしまったことに悲観しながら家に向かおうとする。すると後ろから聞き覚えのある声がした
「ねぇ、梨子ちゃん。」
私は後ろを振り向く。そこにいたのは千歌ちゃんだった。
「どうしたの、千歌ちゃん?今私あんまり機嫌がよくないんだけど。」
「なんで?」
「?」
「なんで梨子ちゃんの部屋に悠君がいたの?」
千歌ちゃんにこの前悠哉君を私の部屋に閉じ込めていたことを追求される。
「なんでって、悠哉君を助けるためよ。」
「それは梨子ちゃんの役目じゃないよ。」
千歌ちゃんにそう言われる。
「何、それ。」
「悠君は私のだよ。だから悠君を助けるのは私の役目。梨子ちゃんの出る幕はないよ。」
「何を言うのかと思えば、そんなこと?」
「?」
「千歌ちゃん、悪いけど嫉妬にしか聞こえないわ。」
「…!」
千歌ちゃんが私の胸倉をつかんでくる。
「千歌ちゃんには悪いけど悠哉君に必要なのは私だよ。」
「梨子ちゃんにそんなこと決める権利ないでしょ!」
「そうね。でも悠哉君は私を選んでくれるわ♡///」
「なんでそんなことわかるの?」
「だって私と悠哉君は相思相愛なんだもん♡///悠哉君は私の血も美味しいって言ってくれたし♡///」
「何...それ...」
「だからね?千歌ちゃん。千歌ちゃんの出る幕はナインダヨ。」
梨子Side End
ここから梨子ちゃんの闇がさらに深くなってゆく...もしこの作品がよいと思っていただけたらお気に入り登録していただけると嬉しいです!感想などはいつでも受け付けております!