俺と桜内の自己紹介が終わると前田先生は教室に案内してくれた。
「じゃあ、君たちのの事をクラスの皆に話してくるから、呼んだら来てね。」
『はい』
俺と桜内は先生に言われ、教室の外で待っていた。すると、桜内が話しかけてくる。
「土井君、自己紹介ってどんな事言ったら良いと思う?」
何故俺に聞いてくるのか。でも聞かれたからには返すのが礼儀だと思う。
「前の学校とあとよろしくって言っておけば良いと思う。」
「そ、そっか~。」
簡単に適当に返す。それに対し、桜内はなんだか曖昧な反応だ。
「土井君は好きな物とかってあるの?」
何でそんなことを聞いてくるのだろうか。正直面倒くさい。
「それ言わないとダメか?」
「あ、別に言いたくなければいいんだよ。ちょっと気になっただけ...」
変な奴。俺の好きな物聞いたってなんの役にも立たないだろ。
「俺の好きな物聞いてなんか意味あるか?」
「そ、そうだね...」
「桜内さん、土井君、入ってきて!」
「はい。じゃあ先に行って。」
「あ、うん。分かった。」
そして教室に入っていった。
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梨子Side
土井君は前田先生が言っていた通りの人物だった。とても無愛想で人を寄せ付けない雰囲気。先生は同じ転入生だから仲良くしてって言ってたけどとても仲良くする雰囲気はあちら側にはない。とりあえず、色々と質問してみる。
「土井君、自己紹介ってどんな事言ったら良いと思う?」
すると、土井君はとても冷たい口調で、
「前の学校とあとよろしくって言っておけばいいと思う。」
と返してきた。なので私は
「そ、そっか~。」
と返した。とても適当だったから嫌な気分にさせてないかな。一応好きな物とかも聞いてみる。
「土井君って好きな物とかあるの?」
すると土井君は
「それ、言わないとダメか?」
と返してきた。やはり仲良くする気など毛頭ないのだろう。
「あ、別に言いたくなければいいんだよ。ちょっと気になっただけ...」
少し小さな声で返事をする。
「俺の好きな物聞いてなんか意味あるか?」
土井君は少し怖い口調で返す。
「そ、そうだね...」
そんな会話をしていると、前田先生に呼ばれた。
「桜内さん、土井君、入ってきて!」
「はい。じゃあ、先に行って。」
「あ、うん。分かった。」
私の中で彼は少し怖い存在になっていた。
梨子Side End
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先生に呼ばれて教室に入る。教室の中は見事に女子しかいなかった。苦痛でしかない。
「今日からこのクラスに転入生の二人です。仲良くしてあげてね。じゃあ、桜内さんからお願い!」
「あ、はい。東京の音ノ木坂学院から来ました。桜内梨子です。よろしくお願いします。」
「奇跡だよ!」
は?と思って顔を上げると高海が立っていた。
「高海さん、静かにしなさい。まだ土井君の自己紹介が終わっていないんだから。」
「は~い、ってあれ?悠君何でここにいるの!?」
「高海さん!静かにしなさい!」
「は~い。」
何やってんだあいつは。相変わらず後先考えずに行動するんだな。
「ごめんね。じゃあ次、土井君、自己紹介しちゃって!」
「はい、分かりました。えっと、共学化のテスト生で名山学院からこの学校に来ました。土井です。よろしく。」
簡単に挨拶を済ませると前田先生が最後に
「土井君は男の子だけど仲間外れにしたり、いじめたりしないように。じゃあ、二人は、窓側のあの空いてる席に座ってくれる?」
と言う。
『わかりました。』
と言うと俺と桜内は窓側の席に座った。
「それでは、ホームルームを始めます。」
とりあえず、しっかり授業を受けよう。
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