ゲイムギョウ界に来てしまった!?〔改稿中〕   作:ULTRA-7

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MAGES.の回、そして龍神とは?なにやら謎だらけの回になりそうですがどうぞ!


第十九話 魔法の習得(改稿中)

「う…ん…朝か…」

 

 

翌日、俺は朝早くに目が覚めた。雪は相変わらず積もっており白銀の世界が

広がっている、鳥のさえずりも心地よい。

 

 

「二度寝しようにも完全に目がさえちゃったし、はたしてどうしたものか…」

 

 

う~んと考えてみる、そしてピコンとなにか思いついた。俺は自分の服に着

替えて部屋の外に出た。

 

 

そして教会の出口付近――

 

 

「あ、真司さん。おはようございます」

 

「フィナンシェさん、おはようございます」

 

 

丁度教会内の掃除をしていたフィナンシェさんと遭遇した、俺は彼女に朝の

挨拶、礼儀はきちんとな。

 

 

「どこかへお出かけですか?」

 

「ええ、早くに目が覚めちゃってもったいないな~とか思ったんです、なの

でちょっと散歩にでも行こうかなって。ルウィーの景色をゆっくり見て見た

いから」

 

「そうなのですか、ではお気をつけて行ってらっしゃいませ」

 

「はい、朝食までには戻ります」

 

 

俺は教会のドアを潜り外へとゆっくり歩き出した。

 

 

 

 

 

 

                  ◇

 

 

 

 

「はー…それにしてもいい景色だ…空気も澄んでる感じだし」

 

 

冬場のこの冷たい空気が俺は好きだ、吸い込んだときに感じる冷たさと爽快

感がまたいい。

 

 

「ん?そこにいるのは…真司か?」

 

「え?MAGES.!なんでこんなところに?」

 

 

声をかけられたと思い振り向くとそこにはルウィーに来た時初めて会った人

、MAGES.がいた。こんなところで思わぬ再開をするとは…

 

 

「なに、早くに目が覚めてしまってな。こうやって散歩に来た次第だよ」

 

「俺も同じだ、それにしてもこんなところで会うなんて…」

 

「うむ、案外私たちは運命の糸で結ばれているのかもしれんな」

 

「ぶっ!?いきなり何言ってるんだよ!?」

 

「冗談だ、本気にするなよ?」

 

 

笑いながらそう言ってるけど…ぶっちゃけMAGES.が言ってることは冗談に

聞こえん…

 

 

「まあ立ち話もなんだしこれから歩きながら何か話さないか?真司がどの

ようにしてこの世界に来たのかがすごく気になる」

 

「ん?ああ、そんなことだったら別に構わないよ。俺もMAGES.がどんな

旅をしてきたのかも聞いてみたいし」

 

「ふふ…よかろう、ならば心して聞くがいい!!」

 

 

あかん、もしかしたらだけどこの人結構危ない人だったりするのかも…俺

は若干不安になりながらMAGES.との会話に入るのだった。

 

 

 

―――――

 

 

 

「でるからして、ドゥクプェとはいかに至高なものかが…真司?聞いてい

るのか?」

 

「ア、ハイ。キイテマスヨ?」

 

 

MEGES.がさっきから話してるドゥクプェとは一体何なのか見当がつかな

い…飲み物の名前のようだが俺は聞いたことがない、機関がどうの至高が

どうの意味が分からん。

 

 

「ふむ、とりあえず私の話はここまでにしようか。ついつい熱くなってし

まったよ」

 

(はあ…やっと終わった…)

 

「何か言ったか?」

 

「何でもございませんですハイ!?」

 

 

ビックリした…聞かれてたかと思ったよ、勘が鋭い人は怖い…

 

 

「それでは真司、お前がここに来た経緯を話してもらうぞ」

 

「おう、あれはな…」

 

 

俺は自宅でCD-ROMを起動させ、謎の光に包まれるとこの世界の、プラネ

テューヌでの式典最中の上空から落ちてきたことを話した。その後、ネプ

テューヌに身柄を預かってもらったこと、ラステイションとルウィーでの

一件、そして現在までのことを。

 

 

「CD-ROM?それは一体どんなものだったのだ?」

 

「それが何にも書いてない真っ新なものでさ、なんとなく起動させたらここ

に来ちゃったわけ。イストワールさんも頑張って俺が帰れる方法を捜してく

れてるけどさっぱり、でもまあ気長にやるさ」

 

「魔法関連なら力になれそうだったのだがな、どうやらそうも行かないよう

だ。すまないな」

 

「今更だけどMAGES.って魔法使えるのか?」

 

 

魔女帽子に杖、どっからどう見ても魔法使いの何者でもないような格好だし

。そう言った俺を見てMAGES.は不敵に笑う。

 

 

「ならば見てみるか?私が魔法を使えるということを証明してみせようじゃ

ないか」

 

「いいのか?俺が言っておいてなんだけど…」

 

「別に構わんさ、確かに見ず知らずのやつなら躊躇するが真司はマーベラス

が気に入っている男だ。そんなお前なら大丈夫だと断言できる」

 

 

こんなところでマーベラスとの友好関係が役に立つとは思わなかった、でも

嬉しい。マーベラスが俺を信頼してくれることがとても胸に沁みた。

 

 

「そうと決まればどこか建物がない場所へと移動するか、こんなところで使

っては街に被害が及ぶかもしれん」

 

「どんな魔法使う気だよ!?」

 

 

内心冷や冷やした俺をMAGES.は笑いながら見ていた。

 

 

 

 

 

 

                 ◇

 

 

 

 

 

 

「ここならいいだろう、人気もないし建物もない」

 

 

来たのはすごく広い雪原、ルウィーにまだこんな場所があったのか。俺が周

りをキョロキョロと見ている中、MAGES.は着々と魔法発動の準備を始める。

 

「まずは基本の炎から…火の魔法は魔法の中でも扱いやすい。初心者向けと

言っても過言ではない。だが極めれば大きな武器になる、こんな感じに」

 

 

MAGES.が杖を一振りすると巨大な炎の塊が雪原の一部分に落ちた、落ちた

場所には大きな穴がぽっかり開いている。

 

 

「…すげぇ」

 

「ふふ、まだこんなものではないぞ?次は氷の魔法だ!」

 

 

そして次々に魔法を繰り出すMAGES.炎から始まり氷、風、雷など様々な魔法

を見せてくれた。まるでマジレンジャーの魔法を一気に見たような感覚だ!

俺は感動で眼を輝かせ続けた。

 

 

 

―――――

 

 

 

「これで私の魔法を見せたわけだが、どうだった?」

 

「もうすごいの一言に尽きる!俺感動した!!」

 

「そうか、それは見せたかいがあったというものだ。そして真司、魔法を使う

とき一番大事にしないといけないのはなんだと思う?」

 

「え?それは…技術とか力量とか?」

 

「それもある。だがそれよりもっと大事なのはイメージ、そして心の力だ。ど

んな技を出そうにもイメージを持たねば形にはならないしそれが強力であれば

あるほど心を強く保たねばならない。そのことを忘れてはダメだぞ?」

 

「イメージ…心の力か…」

 

 

確かにそうかも、俺も剣を使ったり格闘する時は仮面ライダーやウルトラマン

、スーパー戦隊の動きをイメージしながらやってたもんな。それにしても…魔

法か。

 

 

「俺も魔法が使えたらなあ…少しはみんなの足を引っ張らないようになれるの

に…」

 

「そう簡単にはいかんさ、魔法を使うにはまず自身に魔力がなければどうにも

できないからな」

 

「そうだよなあ…」

 

 

俺は目を閉じ少しイメージしてみた、魔法…炎…それが使えたら…いや、使いた

い。そう強く願っていた…

 

 

「お、おい!真司!!その手のものは…」

 

「え?どわ!?な、なんだこれ!?」

 

 

MAGES.が慌てた様子で俺に話しかけてきたと思ったら俺は信じられないもの

を見てしまった。

 

 

俺の手から炎が出ている!?

 

 

「な、何が起こって…」

 

「真司、落ち着け!そのまま冷静になって炎の制御を続けろ!!」

 

「それはどう言う…」

 

「お前は今魔法を使ってるんだ!!」

 

 

…マジ?

 

嘘だろ!?使いたいって言った傍から何使えてんの俺!?ご都合主義にもほど

があるだろ!?

 

 

「真司!イメージするんだ!!なんでもいい、お前がその炎を使う時一番強い

イメージを思い浮かべろ!!」

 

「この炎を使う時の一番強いイメージ…」

 

 

俺は再度目を閉じる、炎…確固たるイメージ…俺は思い浮かべた、この熱き炎を

使う一番強いイメージを。それを強く思い描きながら俺は炎をコントロールす

る。

 

 

「いいぞ!そのまま…行け!!」

 

「おおおおおおお!!炎のたてがみ!!」

 

 

俺の手から勢いよく炎が放たれ雪原にぶち当たる、炎の通り道がわかるかのよ

うに積もっていた雪がまっすぐに溶けていた。

 

俺が思い浮かべたイメージ、それは聖獣戦隊ギンガマンの一人、ギンガレッド

の技『炎のたてがみ』だった。まさか本当にできるなんて思わなかったけど…

 

 

「ハア…ハア…お、俺…」

 

「まさか魔法を使うことが出来るなんてな。隠していた…わけではなさそうだ、

その様子を見ている限りでは」

 

「お、俺も何が何だか…」

 

 

疲れたのかその場にへたり込む俺、MAGES.俺に駆け寄り声をかけてくれた。

 

 

「魔法の使い始めそんなものだ、徐々に使えるようにすれば自然になれてくる」

 

「そ、そうか…でも俺が魔法を使えるようになるなんて…」

 

「私も驚きだぞ、言った傍から使ってしまうなんて思いもよらなかったからな」

 

「でも…これは俺の武器になるよな」

 

 

感覚がまだある、この感覚を忘れないうちにもう一度…と思ったがうまくいかな

かった。

 

 

「あれ?何で…」

 

「最初から簡単にいけば苦労はしないさ、とにかくちゃんと制御できるように訓

練あるのみだ」

 

「それもそうだ、よし!絶対自由に使えるようになってやる!!」

 

「その意気だ」

 

 

その後俺はMAGES.と別れ教会へと帰って行った、まだ自由には使えないとして

も俺の武器になるものができた。何が何でも使いこなせるようになってみせる

ぞ!!

 

 

(…さっきの真司の魔法、炎なのだが炎以外に何かが混じっていたように見えた

。光のような神聖なものが…まるで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつてゲイムギョウ界を救ったと伝えられる龍神のような…)

 

 

 

MAGES.はただ真司の魔法に疑問を持っていた。

 

 




次回はライダーネタを入れたいと思います!
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