アカデミーでの授業は基本の勉強は簡単でその間一緒に授業を受けている皆んなと小声で雑談したりしながら過ごすことが多い。
だが忍びの修行的な授業はかなり役に立つ。
前々世・前前前世の記録はあるがどちらかというと一人の人生を一冊の本にして読んだ程度でしか無い。
実際に経験した前世に比べると正直印の結び方やチャクラの練り方は今世が初めてだ。
これが前世に経験した武士の操縦ならお手の物なんだがな。
アカデミーでは基本お昼前の時間は料理の授業になる。何故なら忍びは何が起きても生き残ることが大事だからだ、食料が無くなり飢え死に、毒を食って服毒死などあってはならない。
そこで料理の授業なのだがまず食材を選ぶ、これは既に用意したものがあるが中には毒や。調理法によって毒を抜かなければならないものもあるので皆んなで図鑑を観ながら手に取って、ひとしきり選んだら先生に確認してもらう。
ここで選んだものが明日のお昼ご飯になる。
だが1週間に一度だけ皆んなで料理をする時間があり今日はその日だ。
基本俺たちはいつも一緒に調理していたが、今回は先生がくじ引きで決めることになった。
そして一緒になったのは。チョウジとシノそしてシカマルだ基本忍はスリーマンセルだからと言われたが女の子が居ないとやる気が出ないぜ。
今日の料理はどうするか。目の前には見るからに大食感のチョウジ、肉は少なくみんなに行き渡るように考え短時間で出来るもの……パスタにしよう。
よろしくなシノ、チョウジ、シカマル。
「ああ」
「よろしくね」
「めんどくせ〜」
それぞれ作る料理を決める。
「僕は焼肉を作るよ」
「サラダを」
「適当に任せるわ」
オッケー俺は主食を作るぜ。
ごっそり肉を持って行ったチョウジは凄まじい勢いで肉を焼きはじめた、その目は真剣そのもので焼きあがった端から食べていく。
オィ!何してくれてんのお前はァ!それこの班の肉お前だけの肉じゃないんだけど!
「ふっ肉は全て僕の物だ」
キメ顔で言うな[鎖条鎖縛]
彼の身体を封印術の鎖がボンレスハムのようにしてあげたのでベーコンの様に吊るしといた。
シカマルお前何もしないんだったらこいつ見張ってろ!
「え〜」
やれ
「は〜めんどくせぇ」
床に寝転んで居たシカマルは重い腰を上げてチョウジの側でめんどくさそうに横になると目をつぶって寝息を立てた。
この中でマトモなのはシノだけだ、野菜を的確に切って芋虫のハラワタと醤油酢を混ぜてドレッシングを作ってる。
周りは引いているが案外美味しいんだぞ芋虫。
俺は俺でフライパンで肉を焼きながらもう一つのコンロでお湯を沸かし、その間に干し肉を細かく切って卵を全卵四つに黄身四つと粉チーズを適度に混ぜておく。
親が沸いたので塩を入れパスタを入れて肉を盛り付け。そこにニンニクを潰して入れる肉の脂にニンニクの香りが着いたら干し肉を入れて、その間に残った白身を白くなるまで混ぜて胡椒を入れておく。
パスタが茹で上がる一般程前に茹で汁をフライパンに入れてパスタも入れておく。タイミングを見計らい火から下ろしたフライパンに卵液を入れて一気にかき混ぜる。
火が通りすぎない様にドロっと乳化した時点で皿に盛りフライパンを熱いうちにたわしで洗い水を拭いてコンロの上にフライパンが温まる間に鍋を洗い干しておく、フライパンに少量の油とチーズを乗せて溶けはじめたところに卵白を被せるように入れてその上にミニトマト手で潰しながら入れてバジルを散らす。蓋を閉じて焼きあがっていたら簡単卵白ピザの完成だ。
二人で三品か、少し少ないかと思ったらなんとシノが芋虫の串焼きとコオロギの串焼きをトースターで作ってくれていた。
見回りに来た紅先生に味見をしてもらったら文句無く合格だったが肉を勝手に食べたチョウジと何もしなかったシカマルはこの授業受けた意味があるのかと疑問だった。
当然チョウジの肉は食べた分他より少なめにして他人のを取らない様に鎖条鎖縛で椅子と床に縛り付けておいた。