ナルトはイルとデートしながら波の国の島々を移動しながら楽しむと同時にこの島に必要な迷宮を考えていた。
雲隠れでは怒りのままにその人が犯した罪の分だけ難易度の上がる迷宮にしたがこの国はどうだろうか。
現状この国が他国の侵略を受けないのはその価値がないからだ。売れるものは海洋資源それも海産物のみ。全くと言って良いほど旨味がない。
その上でこの国にガトーカンパニーという犯罪組織が麻薬をばら撒き大名やそれに連なる支配者階級や彼等に連なる商人だけが腐った果実に群がる虫のように集まって国の形を作っている。
ここで間違ってはいけないのは、ナルトにとって重要なのは育った人間の魂の回収出会ってこの国の民の救済ではないということだ。
先の戦闘で傷付けた再不斬の魂が身体に流れてきているから思考を保って居られるが、それもどこまで持つかわからない、現状徐々に魂が磨り減るのを感じ再不斬の寿命が長くないのを感じていた。
「やはり力ある者達が入りたがってなおかつ他国にとって旨味のない迷宮が一番か」
「この国の民にとって欲しいものら食料ですが、大名やガトー達が望むものは他国が望む資金その他に該当します」
「だよな」
こうして今日もイルと宿で話し合いの場を設けるがうまい考えが浮かばず悩む中、箱庭の門が開きケイさんが良い香りのするお酒を持ってきてくれた。
「三日ぶりですねナルト君、良いお酒が手に入ったので持ってきました」
口からは少し酒精の匂いがする事から、酔っていることがわかる。その手にしているお酒はこの宿では飲んだことのない酒で、興味も湧いてきて一度休憩する事にした。
「成る程な、魚の旨味を酒の力で熟成させた酒か美味いな」
グラスに注がれた赤みがかった琥珀色の液体を喉の奥に流せば魚の匂いなど気にならないほどの旨味を感じる。酒精を飛ばせばスープとして飲めそうなくらいに美味い。
ここ三日の出来事を聞いてみればケイさんは美味しそうな酒や薬草が置いてある倉庫に行って襲われては襲い返してその中の酒や薬草を慰謝料として根こそぎ奪っていたらしい。
そんな彼女ならターゲット層達の求める物が何か分かるかもと話を聞いてみたら。
「うんうん、成る程それならやっぱり食料かな。他国に狙われない事を一番に考えれば分かりやすく資金になりそうなものはダメ。
その上でターゲット層が求めるものは一に食料二に女、この国は現状食料を輸入で頼ってらから、それらが簡単に手に入るなら自分達の護衛に使ってる強者を迷宮に向かわせるだけで良い食料迷宮が一番だと思う」
「成る程な」
それならば、何階層に分けて始めの三回層くらいは簡単に狩れる食料を、三回層から下は美味いが強者でなければ命を落としかねない迷宮を作るとしよう。
やるべきことが決まれば、身体が火照っている事に気がついた。
何故か息子がズボン越しにも分かるほどそそり立ち、いつも以上にイルとケイが可愛く見える。
酒のせいか?
魚介類の中には性が高まる物も少なくない、これを持ってきたケイも望んでいたのだろう。頬を上気させて俺のそそり立ったテントを熱ぽい視線で視姦している。
その後お互いに求めるままに貪りあった。
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ガトーカンパニー波の国本社
「クソ・クソクソクソクソクソクソガァァァァァァ‼︎」
どういうことですか?何故倉庫街が襲われてそこに有った物資が根こそぎ無くなっている。
不味い不味いぞ、あの中には各国にばら撒く用の麻薬など大切な物が山程有ったというのに、このままでは他の国や里の奴らに殺される。いや殺されるならばまだしも契約不履行で、この俺の財産全てが奪われるかもしれない。幸い資財が破壊された形跡はない何としてでも回収しなくては。
「オウ、イエス。オウイエスイエス‼︎」
「黙れ貴様ら‼︎」
ガトーにとってもう一つ頭の痛い問題。監視と資財の護衛に置いておいた護衛どものドM化だ。
皆んな一様に後ろの穴に逸物や腕を突っ込んで喘いでいる。高い金を払った上でこの有様。ガトーは自分に逆らい[エロの伝道師]と名乗った女を絶対に許さないと心に誓う。
捕まえたらピーしてピーピーしてピーピーピーしまくってやる、俺の息子が痛くなるまでやってやってやりまくった後はカンパニーの男全員で慰み者にしてやる‼︎
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ナルトとケイ・イルは波の国の首都から少し離れ廃棄された村跡に来ていた、ガトーに逆らって見せしめに皆殺しにされたらしい。良い怨念と魂の叫びが感じられる。
「さあ始めよう【顕象・陂池処】」
波の国中の怨嗟の魂がナルトを通って大地に至り星に穴を開ける。それは星の口、神樹だけでは足りない人々の魂を喰らうための穴に他ならない。