五歳になったぜ。
里は大丈夫かなぁ?まさかあんな風になるとは思ってなかったぜ、どうせ不死なんだしここのG達みたいに三億年単位で考えればいいと思ってたけどそれじゃあダメらしい。
星は割とせっかちだ記憶の通りなら四十六億年は生きてるはずなのに。
さてどうするか自然に命を回収するシステムを作ればいいんだが。こういうのに詳しいのは真中の妹の静香なんだけどな。
確かゲームで小鬼だったかな後オーガ?とかの魔物がいたよな、アレを魂の回収役にするか。
でも星の触覚として作っても良いけど弱いと意味ないからそこそこ強めで。後人間が成長すればするほど魂の強さが上がるから弱いのも含めて……強い奴らの近くには強いのをバンバン出して弱い一般人の近くには弱いのを出そう。
まてよこれ出して真中や静香・イルの転生体が死んだらどうする。そんなことになったら耐えられない。先ずはあいつらを探そう。
最初は雲隠れの里だな誘拐を頻繁にするみたいだし誘拐された中にあいつらの誰かがいたらと思うと星とは関係なく殺意が湧く。
ついでに里を移動して人前でも力を抑えられるようにしよう。
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着きました雲隠れの里‼︎
神樹の管理者になって星の触覚となったから星の上だけなら距離が意味をなさなくなったぜ。あそこに行きたいと思えば一瞬だ、ついでに変化の術で前世の俺の姿だぜ。
しかし雲隠れの里は本当に酷いところだな、誰もかれもが熱で苦しんでるし感染症…疫病に性病、免疫異常などなどこりゃ酷い道を歩けば其処彼処に人の死体が転がっている。
死体の腹が動いているのは寄生虫か?生きている人間の身体からも馬蝿の幼虫が覗いているし。
確かGの襲撃にあったんだよな……まじで人間滅ぼしてGだけで対応したら星の問題なんて速攻で終わったんじゃね。
「珍しいね、旅人さんかい」
おや珍しく元気なお姉さんだね。
気がつかないうちに変な雰囲気の場所に来ちゃったよ目の前には際どい服のお姉さん。
ゴクリと喉がなる、前世の記憶を思い出してから性欲も人並みに、いや若さ故か人並み以上にある出すこともできないのに何おと思うかもしれないが男はいつまでたっても男ということだ。
「話聞いてんのかい一発やっていかないか、ここ最近病人ばかりでまともにできるやつがいないんだよ」
申し出はありがたいが出せないんだよな〜……
いや待てよ前世風俗街で指先の魔術師と呼ばれた俺の手がこの世界でも効果があるのか試すチャンスでは。
これはあいつらに会う前にやらねばならないよう検証事案だ早速確かめよう。
お姉さんに入る事を伝えれば俺の手を引いて店内へ店の雛壇を見るがどの子も痩せて覇気がない。
う〜む食指が伸びないなぁ誰もが疲れ切った顔をしている、いや一人だけこっちをしっかり見ている女性がいるぞ。
清楚そうな雰囲気で胸も手に収まるくらい、しっかりとしたくびれ、これは行くべきだろう。
早速彼女を依頼、彼女が雛壇を降りて俺の手を取って二階へ案内してくれる。
そばで見れば分かるが彼女だけ栄養状態が良いわけじゃない化粧で隠してあるが目にクマと栄養失調による肌と髪の荒れが目に入る。
これはいかんこんな状態でもプロであろうとする彼女は一刻も早く気持ち良くさせねば。
部屋に入ると丁子が居た、話して見れば食事のメニューやお酒、シングルからフルタイムまで選べるらしい。
ちなみにシングルは一発出して終わり。フルタイムは朝までコースだ。
当然出せない身体なのだからフルタイムだ。彼女は優しげな顔で俺を見てくれている、ちょっと見栄を張った若者っぽく見えて微笑まれたみたいだ。
さて、食事の前にお風呂らしい彼女に案内され服を脱がされる彼女も服を全て脱いで、しっかりと体で泡だてた泡を使い体をお互いこすりあわせるようにして洗ってくれる、暖かいし程よい弾力と柔らかさ極上の柔らかさの中にある硬さが普通なら俺を高めてくれそうなものだが彼女の僅かに歪められた眉が萎えさせる。他が完璧だからこそ余計に申し訳なさが先に立つ。
風呂から出た時に彼女に謝らせてしまった、これは申し訳ない。
食事を終えて彼女がベットに案内されるが俺は彼女にベットにうつ伏せになるようにお願いする。
ーーーーー
久しぶりにお客様が来た、どう見ても田舎者だが恐らくこの状況でお金を稼ぐために地方から来たのだろう。
精一杯お金を貯めて来てくれたのだ、この娼館で少しでも疲れを癒して欲しい。
そう思ってお風呂に誘って奉仕して見たがまるで良い反応がないむしろ私を難しい顔で見ている、何か至らないところがあるのだろうか。
お風呂を出て食事中もじっと私を見るだけで楽しそうな顔をしない、ここまで乗りの悪い客は久しぶりだ。
次のベッドの上だけでも満足して欲しい。
そう思って彼をベッドに案内したら。
「ケイさんちょっとベッドにうつ伏せで寝てもらえませんか?」
あら、初めて意見を言ってもらえたはもしかして奉仕してもらうより自分で動きたいタイプだったのかしら。
うつ伏せに寝た私を彼の手がゆっくりと優しく撫でてくる。まるで壊れ物を扱うようなその手の動きが焦らされているようにも感じるが、直接敏感な所に触れているわけでもないのに気分が高まってしまう。
そして手を離された、危なかった撫でられただけで息も絶え絶えなのだ下腹部からは甘い疼きと前から水が流れているのを嫌でも感じる。ここで休憩だろうか?
そう思って気を抜いた瞬間彼の手がふくらはぎの中央を先程よりも強めにグッと押し込まれた、体を駆け巡る今まで感じたこともないような圧倒的な快楽。
このまま脳が溶けてしまうのではと思うような刺激とともにあられもない声と体から水が迸った。彼はそれを気にした風もなくふくらはぎから足裏、登って腿、お尻と揉みほぐして行く。
信じられないほどの快楽だ。だがここで気をやってはいけないこの技術は凄まじいふくらはぎや足の裏背中腰など一揉みされるたびに疲れが抜けて行く。それに伴う圧倒的快楽が何度も何度も襲ってくるがそれが嫌じゃないのだむしろもっともっとと望んでしまう。
うつ伏せで全身を揉まれた後今度は仰向けにされた、今更どこを見られようと恥ずかしいことはないが、彼の余りの真剣な瞳に飲まれるように私は快楽を貪って行く、自分でも驚くほどの水を吐き出し獣のような声を叫ぶ。
きっとオーナーや他の子達にも驚かれてしまっているはずだ恥ずかしい。
最後額の中心を押された瞬間今までにない刺激が全身を駆け巡り私は気をやってしまった。
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ふぃ〜
不味かったよこの子幾多もの性病に栄養失調、一番驚いたのは癌があった事だ。チャクラを針のように細く伸ばして他の健常な組織を傷付けないように癌細胞だけ焼くのは手間がかかった。
それもだいぶ転移していたし相当痛かったはずだ、それなのに必死に奉仕して俺は人間では爺ちゃんに次ぐ二人目の尊敬できる人を見つけた。
息を荒げ一糸まとわぬその姿は本来なら情欲を高めるのだろうが彼女のそのプロであろうとする意思には尊敬の念しか感じない。
これは拝んでおこう。彼女の足を開いてM字を作りその先にあるアワビとお供物の菊の花に彼女が健康に過ごせるように祈りを捧げた。
さていくら大人の姿でもマッサージを四時間もしたんだ流石に疲れた彼女の甘い匂いと淫靡な匂いに包まれてそのまま寝てしまった。
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心地よい眠りから意識が浮上する、何時もなら激痛が体を襲って寝付けないし寝ても直ぐに目を覚ましてしまうのに。
目を開いたらここがどこか一瞬わからなかった、昨日は確か…そこで横に寝ている人に気がついた。
そうだそうだったは彼と同衾したんだった、てことはここは店の部屋ね、そう思って起き上がろうと布団をめくったが可笑しい私の前に使った後がない、彼が出したものもないし。
さらに疑問が浮かぶ、体が軽いのだこんなに軽いのはこの娼館に身売りされた時以来だ。
慣れないうちは媚薬で強制的に高めて、慣れた後はひっきりなしにお客さんのお相手をしたせいで泥のように眠っていた。
まじまじと横の男性を見る彼は田舎の出だと思ったがもしかして高名な指圧の先生なのだろうか。もしそうなら定期的に治療をして欲しいほどだ。
「んん…ああ、おはよう。気分はどうかな?」
正直感じたことをそのまま答える。満足したのか昨日の仏頂面ではなくキチンと満足した顔で笑ってくれた。
これでは申し訳ないからと思い私のシフトを伸ばしてはどうかと聞いて見たが彼はどうやら探し他人がいるらしい。もし真中・静香・イルという子に出会ったら彼が探していたと伝えて欲しいそうだ、その程度全く問題ない他にはないかと聞けば。
そう言ったら今度きた時サービスしてくれとキスだけしてシャワーを浴びにいってしまった。
ちょっと最後狙い過ぎな行動だが多分彼の素の態度なのだろう。
彼が帰った後皆んなに心配された、あんなに激しくされたのに大丈夫なのかと。
全く問題ないと言ったがなかなか信じてもらえなかった、その上部屋を掃除していた丁子が通常の数倍、もう一度フルタイムできるだけの金額をチップとして残していったのでさらに心配されてしまった。
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里の中を歩くあてども無く歩くのもいいが今日は星の意識に引っ張られない訓練の為に。
[アクセス・我が星]
星との接続を自分と自分の近くの人の集まる場所に指定して歩いていく。
自分の頭から長い触覚があちらの匂いこちらの匂いと忙しなく動きながら人の負の感情を探していく。
見つけるのは困難だこの里はGの襲撃で食べ物も飲み物も殆ど無い、昨日の娼館なんてそこらに見える普通の宿屋と比べればゼロが二つ程多かった。
当然それに見合うサービスは有ったが、逆にそれだけ出さなければまともな生活は送れないということだ。
道を歩いていけば柄の悪いのに絡まれるは、引ったくりにぶつかられるは。
「おっとごめんよにいちゃん」
はぁまたか……しけてんな今のやつ、まあ持ってたらスリなんかしないか。なけなしの金を貰って後は捨てよう。
広場だろう場所に出ても屋台の一つもない店は押入られたものも多い、食料店などは真っ先に狙われたんだな。
人々は炊き出しの列に長い行列を作って汁気の多いスープを飲んでいる。
正直今日は得るものが無かった、少し高級そうな宿に早めに入り泊まりが可能か聞いてみる。
「ああ、可能だぜ」
ついでに何枚かチップを差し出して良い酒場を教えてもらう。
「酒場か、それなら雷影様のお屋敷の側の電気武乱がオススメだ」
お礼を言って夕食はその酒場に行くことを伝え、部屋に入って昌遁で宝石を鉱遁でお金を作って日が落ちるまで時間を潰す。
夕方そろそろいいかと電気武乱に向かった。
電気武乱はこの里の忍びが集まっているのか、中に入ればジロジロと気にならない人には分からない程度に見られたが、解る俺にはしっかり見られるよりも不快な視線だ。
店内はそこそこ小綺麗に掃除をしているのだろう埃などは目につかないが、客の質が悪いのか食べこぼしや酒の零れたシミなどがそこら中に見て取れる。
特に気にする事もなく店内で一番軽そうな兄ちゃんの席の横を通ってカウンターに向かえば、こちらのしてほしい態度で足を突き出してくれるので遠慮なく足を蹴り上げてやった。
湿った木を折ったような音と共に足が明後日の方を向き、何が起こったのかわからない男は痛みを認識した瞬間身体中から脂汗を流しながら床に転げ落ちた。
「ダン!」
「テメェ雲隠れの忍びにこんな事して無事に帰れると思うなよ」
「忍びねぇ、忍びだろうとちょっかいをかけたらやり返されるその覚悟を持ってその兄ちゃんは足を出したんだ他人がとやかく言う資格はないぜ。その上であんたらがここで拳を振るえば俺はあんたらを殴る理由ができる覚悟のある馬鹿だけかかってこいよ」
こういうのは前世の時から知ってるノリだ。久し振りに血が騒ぐ。術や体術は使わずあくまで喧嘩の範疇で殴り飛ばす。
さっきの兄ちゃんは力加減を間違えたが覚えてしまえば間違いは起きない。
楽しくなって笑い声が上がってしまう
「何だこいつ笑ってやがるぞ」
「いかれてんじゃねえのか」
楽しいな、飲み屋でも良くやったし聖や静香の祝福だとか言って基地の皆んなとよく殴り合ったなぁ。
気がついたら全員倒れていた、おいおいもう終わりかよ。
ハンガーの整備員なんて鉄筋ぶん回しても次の日の日の出まで殴り合ってたぜ。そのあと副司令官にトイレ掃除と機体の油落としまでがセットだっていうのにだらしがない奴等だ。
「おいマスターこいつら全員に一番強い酒をくれよ。」
仏頂面のマスターに店の修理費込みの金を払う。
「何お前らびっくりしてんだよ、こんなん俺の故郷じゃあ挨拶みたいなもんだぞ殴り合った後は勝った奴が酒を奢って朝まで騒ぐんだよ。」
「訳わかんねぇ」
「そこはどんな人外魔境だよ」
「はっ人外魔境?ちげぇよ人だからその日をめいいっぱい楽しむんだろうが、人以外が娯楽なんか求めるかよ」
「はは、そりゃそうか」
それじゃいくぜ「この出会いに乾杯」