NARUTOは始まりませんでした。   作:ウラウララ

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ヒナタはどこですか?

ああ頭がいたい。

 

いくら大人の体だってこの世界で初めての酒だ、前世ほど飲めないのは体のせいか年齢のせいか。

 

しかしいい情報は手に入ったぜ、上忍以上だけに許された娼館があるらしい。少し里から離れてるみたいだが、今日はそこに行くか。

 

遠目にその建物を見る、里から少し離れた崖の洞窟をそのまま流用した様な入り口だ、扉は無く木の柵が天井から突き刺さり中から引き上げる構造、その前に見張り二人が常にいる事から奥に行くにはもう少し情報が必要そうだ。

 

しかし、俺の触覚には腐臭と汚物、そして消しきれない血の匂いが感じられる。間違いなくあそこは後ろ暗い場所だろう。

 

ゴキブリを召喚しあの柵の中を探らせることにして、一度里に戻り再び娼館に行くことにした。

 

 

ーーーーー

 

彼が来てから二日目、皆んなは見違えるほど回復した私に驚いていた。当然だろう治療するお金が無かったから無理をしていたが正直この仕事を辞める事をマネージャーに伝えていたほどだ。

 

しかし、自分が楽になったからか周りを見れば特に調子の悪い子が一人いることに気がつけた、浅黒い肌の銀髪に赤い瞳発育が悪く実を言うとそういう方面の方々に需要のあるミキちゃんだ。

 

「ミキちゃん大丈夫」

 

「先輩大丈夫です、皆んなより若いんだからこんな程度でへこたれて入られません」

 

私は長年やってきたおかげで身請け金も返せているし、貯金も生活していくのに困らないくらいは溜めている、でも新人のミキちゃんには身請け金すら払えない。心配することしかできなかったが

 

その数日後彼女は倒れた…

原因は不明だオーナーは使えないならと捨て値同然で、あの廃棄場に送ると言っていたが冗談じゃない。

あそこは地獄だ、女は上忍以上の男の子を産む道具として、子が産めなくなったら只の性欲処理要員として扱われる。

そんな事はさせたく無いそう思って店の寮から出てこの里からも逃げようとしたら。

 

「ケイさんこの前ぶりです」

 

彼に出会った。

彼なら彼女を直せるかもしれない。そう思って頼もうとしたら、彼は既に真剣な目でミキちゃんを見ていた。

 

「ずいぶん調子が悪そうですね治療しに行くんですか?」

 

そんな事は出来ない。治療するお金も無いしそもそも正規の医者は私達のような商売女は見ない。

血で性感染症になった医者が多くその危険度からまともな医者程避けるのだ。

 

「なら俺が看よう」

 

そう言って宿まで連れて来てくれた。宿の店主は彼が背負っているミキちゃんを見てついでに私を見ると嫌な顔をしたが彼が一掴みも宝石を出したら渋々許可を出した。

 

嫌な目と汚すなよという言葉、商売女としてお客さんに満足してもらおうと頑張っていたし貴方だって昨日も先週も私の中で何回も果てた癖に。

 

部屋に連れ込まれたら早速彼女の服を脱がし、彼女の身体を診察している、それは前回私にやったような優しい手つき壊れ物を決して壊さないように痛みを与えないように。

その思いが伝わったのかミキちゃんの息が甘いものに変わっていく。

 

部屋の中に響く甘い吐息と女の子の匂いとめどなく溢れる二つの液体と汗とともに吹き出る発情した香り。

知らず知らずのうちに立ち上がっていた自分を刺激していた。

 

彼女の身体を刺激してどの位経っただろうか、彼女の顔にあった苦痛は完全に消え失せ、只純粋に快楽を求めようと喘いで身体をくねらせている。

彼は最後とばかりに額に指を置いて僅かに力を込めればミキちゃんは全身をエビのようにそらして身体中から雫をほとばしって果ててしまった。

 

「ふう」

 

彼は椅子に腰掛け額の汗を拭うとテーブルの上の水指しからコップに水を入れて一息に飲み干した。

 

「それであんたは何の用だ」

 

彼の視線の先にはいつのまにこの部屋に来たのかオーナーと護衛が突っ立っていた。開いた口は塞がらず血走った目とズボンを痛い程押し上げている逸物。そしてズボンの中で果ててしまったのだろうズボンの前はしっとりと濡れ栗の花の様な匂いが漂ってくる。

 

後ろの護衛も真っ赤な顔して腰を引いてる事からミキちゃんの痴態に行ってしまったのだろう。

 

「こほん、お客様困ります当店でキチンと処理していただかないと。」

 

「すまんな、で二人を買うとして幾らだ」

 

「二人一晩で時間外ですので五万両で如何でしょうか」

 

なんてぼったくり、そもそも私も彼女も体調不良で売値は最安値に近いのにゼロが二つも多い。

彼に伝えるか迷うが彼は私を抱き寄せて。

 

「違う違う、一晩借りるんじゃなくてこいつらを買いたいんだよ」

 

そこで意味を理解した彼は私達を見受けしたいもの言っているのだ、この答えはオーナーとしても驚いたのか唖然としてる。

 

「取り敢えず二千万両でどうだ?」

 

その値段もビックリだ、田舎で買われた私の値段は十万両その百倍の値段。オーナーもこの値段を言われた時は不思議そうな顔をしていたが、意味がわかってからはだんだんと顔が青くついで興奮からか赤くなって行く。

 

「そっそうですな、普通の女性ならそれでもいいのですがそちらは二人とも当店自慢の一品ですので値段の方は「なら幾らだ?」……ハイ?」

 

「幾らなら売ると聞いている」

 

「そうですな、さっ三千万両でしたらお譲りしても…」

 

「決まりだ証文を持ってこい、金を渡してやる」

 

「かしこまりましたお客様。おいお前らいつまで突っ立ってるさっさと証文を持ってくるんだよ‼︎」

 

護衛の一人を蹴りながら指示を出し揉み手にいやらしい顔でヘコヘコしているオーナー。売り上げが伸びない子を傷がつかない様に鞭打つ男には正直見えない。

 

彼は立ち上がり荷物入れから革袋を取り出しオーナーに投げ渡した。

 

「その中に三千万入ってる確認してくれ」

 

硬貨の入った袋は重い音を立てて部屋の床に落ちその結び目から私でも初めて見る小判が数枚飛び出した。

 

小判は基本紙幣よりも価値が有るとされていて一枚十万両、それを300枚数えたオーナーは早く護衛が来ないかソワソワしながら待っていた。

 

 

ーーーーー

 

『殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ』

 

さてと潜入していたゴキブリ達の情報を見た。正直言おうこの里滅ぼそう。

でも目の前のこの二人とは縁ができたからな、この里が完全に終わる前に逃げてほしいとお願いしてお金を幾ばくか渡しておいた。

 

「私達を買ったのに流すんですか?」

 

知り合いに死なれるのは目覚めが悪いからね。

じゃそういう事で機会があったらまた会おうぜ。

 

深夜俺はあの洞窟の前に来ていた、最早隠す気などない真っ向から突っ込んで殲滅しよう。

 

「止まれ!」

 

「誰だ貴様は!」

 

返せ。

 

只そう念じただけで彼等に貸し出されていた命は俺を通して星に帰って行く。

 

『殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ』

 

黙れ、この気持ちは俺だけのものだ心無きものが俺に指図するな。

 

星がうるさい。

 

その怒りを目の前にいる雲隱れの忍びにぶつける。

死ね、その命を星に返せ。そう思うだけで藁の様に倒れて行く人々。

 

洞窟の壁には一面の檻。

誘拐されたのだろう少女や女性が鎖に繋がれてこちらに下半身を晒している。

陰部は何度も出産をして裂け。肛門も裂傷し本来閉じている穴は開きっぱなしになっておりその穴から白濁した液体がこぼれ落ちている。

 

彼女達にはもうまともな意思は無いのだろうただ近づいてくる俺に腰を振り、獣の様な鳴き声でアソコを慰めるよう懇願する。

 

これが人間のやる事か、彼女達にだって大切な家族がいて愛した人がいたのだ。

それを自分の里の為という免罪符で持って陵辱の限りを尽くすなどGにも劣る。

 

貴様らは震えながらでは無く只死ね。

 

最奥のドアを開けて目に入って来たのは。年端のいかない子供達の姿、有るものは解剖され、有るものは焼印を入れられて、有るものは椅子にタンスに楽器に。

 

周囲の騒めく声など聞こえない。誰かが肩を掴むが知った事か、身体を幾ら傷つけられようとこの冷え切った心までは届かない。

 

【急段・顕象】

 

お前らに誰かを思う気持ちがあるならきっと助かる、だからお前達人の輝きを俺に見せてくれ。

 

【大叫喚地獄】

 

星が歓喜の歌声をあげる俺の意識と同調する。

輝きを見せろ。ここまでお前達は落ちたんだ。だからこれ以上の愛を俺に見せてくれ。

 

自己を守ろうとしたものは己が罪に飲まれて死んでいく。

淫行にふけったものは自分と同じだけの淫行を経験した。

殺しをしたものは殺されたものが気の済むまで殺された。

暴食にふけったものは腹のなかに今まで食べた全ての食材が詰め込まれた。

 

罪を犯したのは意思持ってだろうならば耐えて見せろよ。足掻いて見せろ。絶望の中から立ち上がれ。彼女達や子供達を犠牲にしたのはそれだけの価値が有るんだろう?

 

なぁにたった数十万年の責め苦だ。

 

ーーーーー

 

マスターが泣いている。泣かないでくださいその為に当機はあるのですから。

 

 

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