ダルマリーの町を後にした<八つの大罪>達は、死者の都に一番近いと言われている集落に来ている
「寂れたところだなハチマン♪」
「まずは、キングと『死者の都』に関する情報集めだ」
「それと当面のメシ代を稼がねーとな」
「早速開店準備だ」
「マジで団ちょが店ちょやってるよ~♪」
バンは、バカにした顔で言っている
当然だメリオダスは、料理が下手くそだからだ
「働く団長もス・テ・キ」
ディアンヌは、頬を染めながら言っている
「お前らも働くんだぞ」
「呼び込みは任せたぞ大看板娘」
「ボク」
「うまいメシを頼んだぞ脱獄料理人」
「俺が?」
「(バンが料理人ならこれで俺は、働かなくてすむ)」
ガッツポーズをしていると
「そしてもう一人頼んだぞ腐り目料理長」
「俺もかよ」
「(何で働かなきゃいけないんだよバンがいるだろうがメリオダスはメリオダスで料理が由比ヶ浜よりひどいってどんなレベルだよそのくせ見た目は、凄くうまそうなのが余計に腹が立つ)」
「お前働いたら負けだと思ってるくせによ思い切り働いてんじゃねえかよ♪」
「(そうだ働いたら負けなんだ)」
「クサいメシじゃいのかよ」
「上手い・・・と言いが本当な話これが上手いんだな」
「じゃハチマンとバンどっちが旨いんだ」
「それはだな」
「100戦53勝47敗でハチマンの方が旨いしかもハチマンいまだに本気で料理してないんだよ」
「マジかよ俺がいつも食っているのは、まだ本気出してないのかつまり本気を出せばもっと旨い残飯が食えるのか」
ホークは、目をキラキラさせてハチマンを見てくる
「さぁっ仕事だじゃんじゃん働こう」
メリオダスは、手をパンパンと二回叩いた
「あの・・・私にもウェイトレスの仕事をさせてくださいもうケガもなんともありません」
エリザベスには、聖騎士にケガを負わされ未だに絆創膏や包帯を巻いている状態でいる
「(そんなに働きたいのかよすげえなお前はうらやましいよハチマンには到底真似できない。まあ新しくバンも入ったから俺の代わりに仕事を押し付けてやる)」
「バン食料庫は店の裏に回って・・・ってバン」
バンの姿がなかった
「逃げられたな大変だな腐り目料理長」
「(クソ、バンのヤツめ逃げやがってしかもディアンヌ宣伝間違ってるぞ)」
ディアンヌは、外で
「おいしいお酒かわいい看板娘がお出迎えの豚の丸焼き亭だよいっぱいサービスしちゃうぞ」
<豚の帽子亭>のことを<豚の丸焼き亭>と間違っているその間違いをホークはツッコミ
「帽子亭な」
帽子亭なと教えている
しぶしぶテーブルなどをみんなで拭いていると
「キング様ってどんな方なんですか?」
「そうだなーどんなって・・・一言で言えば<八つの大罪>のマスコット・・・ペット的な位置?」
「オイオ~イペットは勘弁しろって飲食店で畜生を飼うってどんなわけ」
「ホーク自分を鏡で見てこい」
ハチマンが開店準備をしながら言うと続いてメリオダスが
「そういう意味じゃないぞ」
「あ・・・キングと言えばたしか昔バンの奴がぬいぐるみ集めにハマったとき」
「プッ」
「かわいいなソレ」
メリオダスが過去の話をしている中でハチマンは、ハチマンで思い出していた
「(確かバンがリオネス中のぬいぐるみを強奪してきてそれを聞いたキングが怒り泣き出したんだっけなそしてバンが寝た時にぬいぐるみを返したんだけな)」
「少し変わってるみたいですけどとても心の優しいとても心の優しい方なんですねキング様って」
「それに引きかえバンは本当ろくでなしだな相当二人は仲悪かっだろ」
「それがどうしてバンがそんな奴だからその尻拭いのためになるのかしょっちゅうバンの後ろをキングがついて回ってたっけなま、なんだかんだ良いコンビだったんじゃねーの?」
「まあ、仲良かったのは、ハチマンとだったなハチマン」
「ある程度な」
「そうなのかよハチマン」
「そうなんのですかハチマン様」
「そうなんだよハチマン」
「メリオダスが返すなよあと開店準備しろお前ら(俺一人じゃねえかよ)」
メリオダスは、ハチマンの言ったことを無視して
「それにしても客が来ねぇな」
「ハチマンの話聞いてくれてる?」
「バンを探しに行くぞ」
みんなでバンを探すことになった
そしてみんなで探しているとメリオダスが先に気付いた
そこにいたのは、バンと子供がいた
「「「キング」」」
キングがいた
「あれの何処がキングなんだ」
バンが大声を出した
「どっから見てもキングだろ」
昔のキングは、中年のおっさんの見た目だか今は、子供だった
「キングボクたちみんなキングのことを探してたんだ」
「久しぶりだなキング」
ディアンヌとハチマンがキングに喋ったが逃げるように飛んでいった
そしてバンか店を抜け出した時に出会った少年少女を豚の帽子亭に連れてきて
死者の都への行き方を聞き出そうとした
情報を聞き出すかわりにバンは、料理を出した
そしてそれを情報を聞き出すことに成功したそれは
『何にもかえがたい死者との思い出が都へといざなう・・・』
みんなで死者の都に行くことになったがまさかのハチマンは、店番だった
「ひまだ~」
ハチマンは、メリオダスから年のために店番を任されたが客は一向に来ずにそのまま眠ってしったそしてハチマンは、ある夢を見ていた
そしてハチマンが寝ていると
「Zzzzz」
「おきろー」
メリオダスの声で目が覚めた
「何に店番をしないで寝てるんだよ」
「悪い」
見てみるとキングもいた
そしてキングがハチマンに近づき
「ハチマン大丈夫かい泣いてるけどどうしたんだい」
キングが心配そうに近づいた
そしてハチマンは、目から涙が流れていた
「いや、少し夢を見てな」
「ハチマンが大丈夫なら良いんだけど」
その後メリオダスに少し怒られた後に死者の都で起きたことを聞いた死者の都で聖騎士が現れまだこの集落に仮死状態でいるのでこの場から離れ違う場所へ向かった
そして向かった先でキングが仲間に戻ったことで宴会が始まった
「成る程その聖騎士にボロボロにされたと」
ハチマンは、話を全て聞きメリオダス達に話をしている
「あの聖騎士はなかなか手強い相手だったけど本来の力なら倒せたハズだろ」
「三人とも神器はどうしたの」
「失くしちゃった」
「売っちゃった」
「盗られちゃった」
ディアンヌ、メリオダス、バンの順で喋った
それを聞いたキングは、怒り
「ありえない<八つの大罪>結成時にリオネス王国国王から賜った神器を」
「売った」
「店の資金の為に」
メリオダスはヘラヘラしながら
「盗まれた」
「投獄された時にな~♪」
バンは、酒に酔いながら答えた
そしてディアンヌは涙目になっている
「失くしちゃったものは仕方ないよね」
「ボクってばダメな娘」
「そんなことないよ」
ため息をつき
「ハチマンを見習ってよ」
ハチマンは恐る恐る
「悪いキング俺も売っちゃった」
「ハチマンまで何やってんの」
「<八つの大罪>の情報を集めるために店の資金へと」
そのまま宴会が進み夜になった
そしてハチマンは、一人で外にいるとキングがハチマンの横に来て
「隣大丈夫かいハチマン」
キングを見ながら
「大丈夫だ」
「久しぶりだなキングこうしてお前と二人で喋るのは」
ハチマンは、前からキングとよく二人で喋っていた
「そうだねキミとは、よく話が合うからね」
キングは、ハチマンの顔を覗き
「どんな夢を見たの」
「どんな夢を見たのってそれは・・・
ハ「一人で店番を任されるのは良いが本当に一人も来ないとは・・・」
ハ「早く帰ってこないかな」