ここは346プロダクションのライブ会場、今ここには今日行われるライブのために、346プロのアイドル達が集まっている。
そこで彼女達をまとめる役として、プロデューサーで彼、武内君は今日の予定を伝えるために、彼女達がいる控え室へと足を運んでいた。
「すーー、ふーー」
「ふふ、緊張されてます?」
「え、ええ、こんな事は初めてなので」
「そうですよね、今まではシンデレラプロジェクトの子達だけでしたからね」
「はい、なので、346プロのアイドル全員をまとめるとなると」
「さすがに緊張しますね」
今武内プロデューサーが話しているのは、彼のアシスタントをしている千川ちひろだ。
「準備は出来ましたか?」
「はい、それでは参りましょうか」
「はい!」
気持ちの整理がついたプロデューサーは静かに控え室の扉を開けた、そこに浮かんだ光景はと言うと。
「「「「「「「「・・・・・・・・・ 」」」」」」」」ズーーーーン
何とも不思議な光景と言うよりは、悲惨な光景がそこにはあった。
「「・・・・・」」
それを見た二人は絶句しており、黙り込むしかなかった。
そこにここのアイドルである島村 卯月が二人に話しかけた。
「あ!プロデューサーにちひろさん!」
「島村さん」
「卯月ちゃん、これって」
そう言ってちひろが指を指したところを見て、卯月は。
「ああ、これですか?実は今日のライブに榊さんが来てくれるとみなさん思い込んじゃったみたいで」
「それで来れないと知って」
「はい、みなさん落ち込んじゃって」
「ちなみに誰が来れないって聞いたの?」
「凛ちゃんです」
「その凛ちゃんがいないみたいだけど」
「凛ちゃんならあそこに」
そう言って卯月が指を指した方を見て見ると、椅子に座って、真っ白に燃え尽きた姿の渋谷 凛がそこにいた。
「「・・・・・」」
その姿を見た二人は、開いた口が塞がらなかった。
「凛ちゃんはいつからあの状態に?」
「えっとですね、少し前までは元気にしていたんですけど、いきなり声が聞こえなくなったので、見て見ると、あの状態になってました」
「え?じゃあどうやって榊さんが来れないって分かったの?」
「あ、それは私がそれを見た時に気になって近づいたんですけど」
「うん、それで?」
「その時にですね」
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「凛ちゃん?どうかしましたか?」
そう言って卯月が近寄り、凛の体に触れる直前に。
「幸人さんが来ないーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
「わ!!」
っと、雄たけびをあげて凛が立ち上がったのだ、それに驚いた卯月は尻もちを着いたのだった。
「痛た、り、凛ちゃん?どうしました?」
「しぶりんどうしたのさ?いきなり大声出して」
大声を聞きつけた本田 未央が凛に声をかけると。
「あ!?今は未央に付き合ってる暇はないのよ!!」
「ちょ、ちょっとしぶりん落ち着いて」
「これが落ち着いていられるかーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
「何々?」
「どうしたの?」
「ちょっと、うるさいわよ」
「どうかしましたか?」
「かわいいボクが来ましたよ!」
「むむ!何ですか今のは!?まさか!サイキックですか!?」
「行けーー!キャッツ―!!」
凛の声を聞きつけたアイドル達が一斉に控え室へと集まり、ごった返していた。
「ちょっと凛、落ち着きなって」
「うるさい!これが落ち着いていられますかってんだ!」
「どうしたのさ、そんなに怒って」
「これを見てもそんなことを言えるか!?」
そう言って凛がみんなに携帯を見せると、そこには。
『幸人さん、今日のライブ、来てくれるんだよね?』
『え?ライブ?そんな事一回も聞いてないが?』
『え?言ってなかったっけ?』
『聞いてねーよ』
『そうだっけ、まぁ良いや、それより来てくれるんだよね?』
『良かねーよ、残念だが行けねーぞ』
『・・・・・・え?』
『いや、今日は泊まりこみで北海道の方に行かねーとならんから、行けねーんだよ』
『その用事って・・・・何?』
『幼馴染の結婚式だよ』
『結・婚・式・・・・』
『そ、そんで今は空港で飛行機を待ってるところだ』
『・・・・・・・・』
~五分後~
『凛?』
『おーい』
『どうした?』
『大丈夫か?』
このメールが送られている時に凛はと言うと、真っ白になっています。
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『大丈夫か?』のメールを最後に、連絡が途切れており、それを見たアイドル達はと言うと。
「「「「「「「「 」」」」」」」」orz
幸人が来ないことを知り、絶望をした顔をして、落ち込みだしたのである。
・・・
「ちょ、ちょっと、みんなまで!?で、でもさ、たかが一人来れなくなっただけじゃん?ほ、ほら?お客さんはいっぱい来てくれるわけだしさ?」
・・・
「そうですよ!かわいいボクのために大勢のお客さんが来てくれるんです!たかが一人来ないだけで、みなさんは何を落ち込んでいるんですか?」
・・・
「「「「「「「「・・・・あ!?たかが、だと!!??」」」」」」」」
「「そ、そうだけど/ですけど」」
「「「「「「「ふふふふふふ」」」」」」」」
「「な、何?/何ですか?」」
「「「「「「「ちょっと、私とOHANASIをしようじゃないか??」」」」」」」」
「「い、いや、大丈夫」」
「「「「「「「そう言わずにさ?たかがって言った罪を教えてあげないといけないからね」」」」」」」」
「「い、いやーーーーーーーーーーーー!!!!!」」
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「っと言う事がありまして」
「「そ、そうですか/そうなんだ」」
「だ、だから未央ちゃん達はあそこであーなってるのね」
「はい」
「そ、それで、卯月ちゃんはその」
「私は大丈夫です!こんなメールをいただいたので!」
卯月が二人に見せたメールを見て見ると。
『なんか凛からメールが来たんだが、今日ライブらしいな』
『は!そうなんです!』
『なんか急に凛のメールが途切れたから、頑張れとだけ伝えといてくれ』
『分かりました!』
『そんじゃあ、ついでみたいで悪いが、卯月も頑張れよ』
『はい!島村 卯月!頑張ります』
[エヘ顔ダブルピースの写メ]
『お前は大丈夫そうで安心したよ、じゃあな』
『はい!幸人さんもお気を付けて!』
[グッドの絵文字]
「そんな訳で、私は頑張れます!!」
「この事は凛ちゃんには」
「まだ言えてないです」
「そ、そう、それじゃあ後で言ってあげて」
「はい!」
「それじゃあ私達はちょっと話し合わないといけないことがあるから、失礼するわね」
「はい!分かりました!」
「それじゃあプロデューサーさん、行きましょうか」
「はい」
今の現状をどうにかするための案を出すために、二人は控え室を後にした。
ネタギレなのでゴール(終了)してもよろしいでしょうか?
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OK
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NO