うちの喫茶店にはアイドルの方がいらっしゃる   作:テンツク

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第十四話

 

別室に移動したちひろとプロデューサーは頭を悩ませていた。

 

「どうしましょう、このままだと」

 

「はい、まずいですね」

 

「「・・・・・」」

 

二人が頭を悩ませていると、扉が開いたので、二人はそちらを見ると、一人の男性が部屋へと入って来た。

 

「困っているみたいだね」

 

「「今西部長!」」

 

入って来たのは、二人の上司にもあたる部長の今西だった。

 

「それで?どうかしたのかね?」

 

「はい、実は」

 

プロデューサーは今西にさっきの事と、これからの事を話した。

 

「なるほど、彼女達が・・」

 

「ええ、このままだとライブどころ話じゃなくなっちゃいます」

 

「「「・・・・・」」」

 

そんな時、ちひろの携帯が鳴った。

 

「あ、私ですね、はいもしもし・・・はい・・ええ・・え!?・・はい・・ホントですか!?・・・はい・・・分かりました・・・はい・・それでは」

 

電話を終えたちひろはさっきの絶望した顔ではなく、正反対の満面の笑みを浮かべていた。

 

「あ、あの」

 

「あ!ごめんなさい」

 

「いえ、それで、先ほどの方は?」

 

「幸人さんからでした!!」

 

「「!!」」

 

「それで?彼はなんと?」

 

「はい、幸人さんが乗ろうとしていた飛行機が北海道の空港の方が濃霧のために、いつ出発できるか分かんなくなっちゃったらしくて、お相手の人に連絡したところ、後日に変更になったらしくて、時間があるから見れそうなら見に来てくれらしいです!!」

 

「「本当ですか!/本当かね!」」

 

「はい!」

 

「それではこの事を彼女達に・・」

 

「まあ、待ちたまえ」

 

「しかし」

 

「ここはサプライズと行こうじゃないか」

 

「「サプライズですか?」」

 

「ああ、この事で変に空回りされても意味がなくなってしまうからね、そのためのサプライズだよ」

 

「「はぁー」」

 

果たしてこのサプライズが吉と出るか凶と出るのかは、この時は誰もあんなことになるなんて。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一方幸人の方は言うと。

 

 

「はいよ」

 

「終わった?」

 

「ああ」

 

「それで、これからどうしよっか?」

 

「ああ、それなんだがな」

 

「?」

 

幸人は先ほどの電話の事を話した。

 

 

「ってな訳なんだが、どうだ?」

 

「良いんじゃないかな、確か346って、楓ちゃんいたよね」

 

「ああ、そういやお前って一緒に仕事した事あったんだっけか?」

 

「うんそうだよ、まあそれから少ししてアイドルになったみたいだけどね」

 

今幸人と話しているこの男は、天城 光(あまぎ こう)でこの男もさっきの話で分かると思うが、モデルをしていて、超が着くほどの人気のある男だ。

 

「それでさ?どうやって行こうか?」

 

「うーん、そうだな、電車とかだとお前がバレた時が大変だからな、どうすっか」

 

二人がどうするかを悩んでいると、後ろから。

 

「あれ?幸人さん?」

 

声をかけられた幸人が振り返ってみるとそこに居たのは。

 

「律子?それにあずさ?」

 

765プロの律子とあずさだった。

 

「どうしたんだ?ここで?」

 

「またあずささんが迷子になっちゃって、ここまで迎えに来たんです」

 

「相変わらずだなお前は」

 

「あらあら~」

 

「ったく」

 

「あはは、それで、幸人さんはどうしてここに?」

 

「ああ、それがな」

 

幸人は律子に今までの経緯を説明した。

 

「ってな事でな、困ってるんだよ」

 

「それでしたら私の車で送りましょうか?」

 

「良いのか?」

 

「ええ、どうせこの後は事務所に戻るだけなので」

 

「どうする?」

 

「お言葉に甘えようよ」

 

「それもそうだな、それじゃあ頼むわ」

 

「はい!それじゃあ急ぎましょう!」

 

こうして俺達は律子の車であいつらがライブをする会場へと向かった。

 

ネタギレなのでゴール(終了)してもよろしいでしょうか?

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