うちの喫茶店にはアイドルの方がいらっしゃる   作:テンツク

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第十六話

あの後俺達は問題が起きているという控え室に向かい、今はその部屋の前に来ている。

 

 

「ここだよな?」

 

「はい、そうですよ」

 

「んじゃまあ、見てみるとしますか」

 

「分かりました、それじゃあ開けますね」

 

そう言って茄子が入り口を開け、確認をしてみると。

 

「あ!茄子さんおかえり、ほたるちゃん見つかった?」

 

「あ、加蓮ちゃん、ええ、いましたよ、ほらここに」

 

「あ、あの、ごめんなさい」

 

「あ!ほたるちゃん!おかえりー!それよりよく分かったね、あ!もしかして茄子さんの事だから!」

 

「うふふ、今回はそうじゃないですよー」

 

「そうなんだ?じゃあどうしてほたるちゃんの居場所が分かったの?」

 

「それはですね、この方に連絡を貰ったからですよ」

 

「この方って・・・・・・・・・・・・・・・・・え?ゆ、ゆゆゆゆゆゆ、幸人さん!?」

 

「よう、相も変わらずだらしない格好してるなお前さんわ」

 

「え?あーーー!!ちょっと待って!なし!これはなしーー!!」

 

そう言って勢いよくどこかに行った。

 

あ、さっきのは加蓮、北条 加蓮で346プロのアイドルで元病弱少女で、店にはポテトのみを注文してくる変わったやつだ。

 

「あんまり加蓮を困らせないでね」

 

「困ってはいないだろうが、てか今は俺が困ってるよ」

 

「あら?何でかしら?」

 

「原因であるお前がそれを言うなよ」

 

「うふふ、ごめんなさい、それじゃあいつものようにキスをしましょうか」

 

「いつやったんだよ、一度もした事ねーよ、妄想と現実はちげーぞ」

 

「あらつれないわね、いいじゃない、一度だけで良いのよ?」

 

「その一回が一回じゃないから遠慮しておこう」

 

「あら、残念、それじゃあいつなら良いのかしら?」

 

「いつでも良くねーよ、てかいい加減離れろ、奏」

 

「そうね、このままだとキスも出来ないものね」

 

「そう言う問題じゃねーよ、ったく」

 

そう言って振り返ってみると、そこには先ほどの加蓮ともう一人、俺に抱き着いていた奴がそこにいた。

 

こいつの名前は、速水 奏で346プロのアイドルで、よく店に来ては、キスを迫ってくるキス魔だ、高校生なのだが、よくOLと間違えられるらしいぞ。

 

「加蓮戻ってたのか?」

 

「うん!早く戻ったらキスしてくれるって!!」

 

「誰もそんなこと一言も言ってねーよ」

 

「え?そうなの?」

 

「逆になんでそんな話になったんだよ」

 

「え?だって奏がそう言ってたから」

 

「お前か」

 

「うふふ」

 

「ったく、それよりも、お前らに聞きたいことがあるんだが?」

 

「「何?/何かしら?」」

 

「あそこで漫画やアニメでしか見た事がないようなたんこぶを何段もなって、伸びている、あの状況は一体何があったんだ?」

 

「「え?どれですか?」」

 

「ああ、お前らの角度からじゃ見えねーな、ほら」

 

「「あ、ホントですね」」

 

「あれは幸子ちゃんだよー」

 

「いや、誰かとは聞いてねーよ、なんであんな感じになってるのかを聞いてるんだよ」

 

「ああ、あれかしら?あれはなるべくしてなったものよ?」

 

「何だよ、なるべくしてなったって」

 

そう言って加蓮と奏の方を見て見ると、ハイライトの無い目をして、明らかに怒ってます見たいな目をしている二人がいた。

 

「そ、そうなのか、何があったんだ?」

 

「それはね」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~数時間前の控え室~

 

プロデューサーとちひろが出て行った後、アイドル達が各々で話をしていた。

 

「卯月ちゃん、何だか機嫌が良さそうだね?」

 

「あ!響子ちゃん!えへへ、実は、これなんです」

 

そう言って卯月は幸人とのやり取りをした画像を響子に見せた」

 

「幸人さんから!?卯月ちゃん良いなー」

 

「えへへ、頑張れって言って貰っちゃいました?」

 

「卯月~~」

 

「あ!凛ちゃん、大丈夫なんです?」

 

「うん、何とか落ち着いてよ」

 

「みんなも何とか戻ったみたいだね」

 

「そうだね、幸人さんは来ないけど、私達はライブを成功させないといけないからね」

 

そんな事を話していると。

 

「意識が低すぎます!!」

 

っと、控え室全体に聞こえるような声が聞こえてきたので三人はそちらを見て見ると、そこには腰に手を当てて、立っている幸子がそこにいた。

 

「皆さんアイドルとしての自覚が低すぎます!!何ですか、たかが男の人一人来れないからって、そんなもの、カワイイボクには関係ありません!!それに、話を聞いていたら、どうやら、あの出来損ないの店のマスターの事を話しているみたいじゃないですか、ボクを待たせるあんな店つぶした方が良いに決まってます!」

 

それを聞いたアイドル達はほぼ全員のハイライトが無くなり、ゆらゆらと体を揺らしながら、幸子に近づいて行った。

 

「それにあんな人のどこが良いと言うんですか?どう考えたってボクに不釣り合いな人じゃないですか?あんなおじさん・・」

 

その言葉を最後に、アイドルほぼ全員がハイライトを無くした状態で、幸子に襲い掛かった結果、ヤム○○した幸子はボコボコにされて、何段ものたんこぶを作り、某龍の玉の○○チャの最後のシーンみたいな感じの格好で動かなくなった、そのまま幸子を引きずって、控え室の端に持って行き、わざわざ倒れた状態の格好に戻して放置をし、その近くを通るアイドル達は、通るたびに蹴りを入れながら通ると言う奇妙な光景がそこにはあったのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「って言う事があったんだ」

 

「お、おう、そうか、それで?あの探偵アイドルは何をしてるんだ?」

 

「ああ、あの子?何か、事件ですか!!??って嬉しそうにしながらずっとあんな感じで見てるよ」

 

「事件で嬉しそうにするって、まぁ良いや、あいつだし、それで?今のアイドルの状態は?」

 

「私は元気だよ♪」

 

「お前はきいてねーよ、お前ら以外を聞いてんだよ」

 

「ええー、ひどーい」

 

「・・・・・それで?どうなんだ?」

 

「みんな一応ライブに向けての状態には戻ってるわ、幸人さんを見たらもっと元気が出ると思うけどね」

 

「はいはい、それで?他の奴らは?」

 

「各々で、リハーサルや休憩をしているわ」

 

「なるほど、そんじゃ、探しに行きますか」

 

そう言って俺は他のメンバーを探しに行くことにした。

ネタギレなのでゴール(終了)してもよろしいでしょうか?

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