うちの喫茶店にはアイドルの方がいらっしゃる   作:テンツク

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第十八話

三人と別れた俺は再び歩いていると。

 

「あ!兄さん!」

 

そう言われた気がしたので振り返っていると。

 

「おう、涼か」

 

そこに居たのは346のアイドルの松永 涼だった。

 

涼は346でアイドルをやっているが、俺的にはモデルとかの方が似合っている気がするんだよな~、可愛いと言うよりはカッコイイの方が似合いそうだ、ちなみに俺の事を兄さんと呼んでおり、なんでかと聞いた所、「え?だって、兄さんは兄さんじゃん?」っと、何言ってんの?みたいな感じで言われたので、何となく納得しておいた。あ、後こいつ歌上手いんだよなー、店に来る時は、いつも年下の奴らと一緒に来て、面倒を見ていると、面倒見のいい姉御?って感じだ。

 

「やっほー、今日は来れないんじゃなかったっけ?」

 

「まぁそのはずだったんだがな、自然には勝てないもんだよ」

 

「何があったかは知らないけど、そうなんだ」

 

「そうなんだよ、それより一人なのか?」

 

「いや、もうちょっとしたら来るよ、、っと噂をすれば」

 

そう言って涼が俺の後ろの方を見たので、振り返ってみると。

 

「あれ?幸人さん?」

 

そこにはいかにもロックやってますって感じの少女がいた。

 

「夏樹か」

 

こいつの名前は木村 夏樹、346プロのアイドルで、某にわかロッカーアイドルの師匠?らしい、まぁ誰かは知らんが本人がそう言っているからそうなんだろう、夏樹はライブの時はいかにもロックって感じの衣装を着ているが、涼と同様に、こいつも、あい、と違った感じでイケメンなんだよな、涼とかあいとか夏樹とか真奈美を見てると、たまに悲しくなってくるんだよなー、負けてる感じで、こいつも涼と同様に歌が上手い。

 

「おっす、今日はどうしたんだい?確か結婚式に参加するとかで、北海道に行ってるはずじゃ?」

 

「それなんだがな」

 

~二人に事情を説明中~

 

「てな感じで、来たって訳だ」

 

「そうだったんだ、それは残念だったね」

 

「だなー」

 

「それより、今日のライブは二人で出るのか?」

 

「いや、後三人いるよ」

 

「そうなのか?」

 

「そうそう、後はたk」

 

涼が言おうとした瞬間、涼の後方の方からものすごい勢いでこちらに来る人物がいた、その人物はものすごい勢いでこちらに近づき、俺の前で止まり。

 

「幸人の兄貴!」

 

っと言って、空手とかでやる、”押忍”とか言って気合を入れる感じの構えを取っている、どこかの特効隊長ですか、言わんばかりの服装の人物が来た。

 

こいつの名前は向井 拓海、通称たくみん・・・・え?俺だけ?そうなのか、まぁそれは置いておいて、拓海も346プロのアイドルだ、ただ一つ疑問に思う事があるとするならば、こいつがアイドル・・・・・・・大丈夫か?ってな感じの事を当初から思っている、ちなみに俺の事を兄貴と呼んでいるかと言うと、こいつがアイドルになる前に、こいつが入っていた不良グループが家の店で盛大に大暴れしたもんでな、グループ全員にきつーいお・仕・置・きをしてあげた所、こいつ以外のメンバーは怖がっていたんだけど(なんでなんだろうね?)こいつだけは違っててさ、「あんたの弟子にしてくれ!」とか言われたんだよね、まぁ速攻で断ったけど、そしたら、「だったらアンタの事を兄貴と呼ばせてくれ!」って言って来たので、その当時は適当に返事したことがきっかけで、今こう呼ばれている。

 

「それよりどうしたんだよ、すげぇ勢いでこっちに来たけど」

 

「そんなの、兄貴が見えたからに決まってるじゃないですか!それより、今日は来れないんじゃなかったんじゃないのか?」

 

「それについては二人に後で聞いておいてくえ、それよりたくみn・・拓海」

 

「今たくみんって言おうとしたでしょ!?まぁ兄貴ならいいですけど、それよりどうしました?」

 

「どうしたもこうしたもねーよ、何話してる間にじりじりと寄って来て抱き着いてんの?」

 

「そんなの兄貴会ったらこうするしかないでしょ!」

 

「お前な、後ろ見てみ?」

 

「後ろ?・・・・・ふっ」

 

「「・・・・・・・」」

 

俺が拓海に後ろを見てみと言うと、拓海は後ろを振り返る、そこにはハイライトが何処かに行った目をしている、涼と夏樹が俺らの事を見ていた、いや、怖ぇよ、それを見た拓海は何故か勝ち誇った笑みを二人に見せた、それと同時に二人からの殺気?凄い事になったような気がした。

 

「おい拓海、何私の兄さんに抱き着いてんだ?誰が許可した?」

 

「そうだぞ拓海、幸人さんが困ってるんだから離れろよ?後幸人さんは私のな」

 

「何だよ、羨ましいのか?俺は胸がお前らよりデケェからな、お前らと違って、兄貴を満足させられるぞ、後兄貴は俺のだ、勘違いしてんじゃねーよ」

 

「「ああ!?」」

 

「あ!?」

 

「「「・・・・・・・・」」」

 

今にも三人が暴れだしそうだったので。

 

「はいはいそこまで、これからライブなんだから、仲良くしなさい」

 

「「「・・・・・・・・」」」

 

「これでライブが失敗したら、君たちには”一生”会えないなー」

 

「そうだな、今日は兄さんの事で争っている場合じゃないんだった」

 

「そうだな、今日はライブ当日だった、今ここで争って、ライブが失敗したら元も子もなくなるからな」

 

「確かにな、今はライブに集中しねーとな」

 

 

「「「それじゃあライブの準備があるから行くな」」」

 

「おう、行ってらー」

 

そう言って三人は横に並んで、奥へと歩いて行った、俺はそれを見送った後、再び歩き始めた、三人が角を曲がったところで、「ざんけんじゃねーぞ!」「殺す!」「やってみろや!」などと聞こえたのは気のせいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ・・・・・・      

「うふふ・・・・・・・・私の幸人さん、いつ見てもカッコイイですね・・・・うふふ」

 

ネタギレなのでゴール(終了)してもよろしいでしょうか?

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