うちの喫茶店にはアイドルの方がいらっしゃる   作:テンツク

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第二話

カフェを準備していると。

 

 

カラン

 

っと扉が開く音が聞こえたので。

 

「まだ開店してはないのですが」

 

俺がそう言うと。

 

「あらあら、ここはどこかしら?あら?マスターさん、こんにちは」

 

「またお前かあずさ、今回はなんだ?また迷ったか?」

 

店に入って来たのは、765プロ所属のアイドル三浦あずさだ、ここには良く来る、主に道に迷った挙句に、歩いていくと何故か最終的にこの店に着くらしい、そんなこいつとの出会いは、まあお察しの通り、同じ理由だ、撮影の間の数分で道に迷ったところでこの店に来て、道を教えてくれって言われたから教えて、それから一緒に現場に戻ったのが最初だな。

 

 

「今日はどうした、また迷子か?」

 

「ふふ、ええそうなんです、でも着いちゃいましたから大丈夫ですよー」

 

「あ?なんだ、ここに来る予定だったのか」

 

「はいー、そうなんですー」

 

「たく、それなら連絡しろって毎度言ってるだろ?」

 

「携帯電話、どこかに忘れちゃってー」

 

「たく、またかって、ん?」

 

そう言うと俺の携帯がなった、俺はとりあえず出てみると。

 

「はい」

 

『あ!幸人さんですか?』

 

「おう、律子か、どうした?」

 

『今そこに、あずささん来てませんか?』

 

「ああ、バッチリといるぞ」

 

『やっぱり』

 

「どうした?」

 

『いえ、あずささん、携帯を事務所に忘れてまして、もしかしたらと思って』

 

「なるほどな、まあ読み通り、ここにいるぞ」

 

『そうですか、それなら携帯の事、あずささんに伝えといてもらえますか?』

 

「おう良いぞ」

 

『そ、それとですね』

 

 

「ん?」

 

『わ、私もまた、お、お店に伺います、ね?』

 

「おう暇な時にでも来な」

 

『は、はい!』

 

こうして律子との電話を終えた。

 

「どなからでしたか?」

 

「律子から。携帯、事務所に忘れてたってよ」

 

「あらー、そうですか、お帰りの時にでも取りに行きますね」

 

「いや、今行けよ、ったく、もうすぐ店開けるから適当に座ってな」

 

「はいー、そうさせてもらいますー、ふふ」

 

とりあえずあずさを席に座らせ、軽い飲み物とつまめるものを出して、おいてやった。

 

 

 

 

ーーーーーー

 

開店の時間が来たので、俺は看板を店の外に出し、準備を整えた、そしてお客さんが来るのを待っていると。

 

 

カラン

 

っと、音が鳴り、お客さんが来たみたいだ。

 

「いらっしゃい」

 

「こんにちは、幸人さん」

「幸人さんこんにちは」

 

「いらっしゃい、千雪、美優」

 

店に来たのは、346プロでアイドルしている、三船美優と、283プロでアイドルをしている桑山千雪の二人だった、二人もあずさ同様にここの常連だ、と言っても、あずさみたいにではなく、ちゃんと、自分の意志で、ここに来てくれているのだがな。

 

美優がここに始めてきたのは、前に仕事で失敗をしたみたいでな、その時に気晴らしでたまたま立ち寄ったのが、ここだったらしい、その時は俺は色々話を聞いてやったら、すっきりしたらしく、その後は調子を取り戻したみたいで、今もアイドルを続けているみたいだ。

 

千雪は雑貨屋、で良かったかな?まあそう言った所で働きながら、アイドルをしているみたいで、雑貨屋の方での仕事の合間に、ここを見つけたらしく、一度来てもらってからは、よくここに来てくれる、美優とよくいる事が多い。

 

「二人とも、好きな席に座りな」

 

「「はい」」

 

そう言って二人はテーブル席ではなく、毎度のことながら、カウンター席に座る。

 

「毎度思うが、なんでカウンターなんだ?あっちの方が広々してるだろうに」

 

「ここの方がお話が出来るので」

「ここの方が幸人さんのお顔がよく見えるので」

 

「・・・・まあいいや、それで、注文は何にする?」

 

「私はコーヒーとサンドイッチを」

 

「私はコーヒーとホットケーキを」

 

「美優がサンドで、千雪ホットケーキね、了解、あずさはどうする?」

 

「私も美優さんと同じのをお願いします~」

 

「了解、ちょっと待ってろよ」

 

そう言って俺は厨房へと向かった。

 

 

 

幸人が厨房へと向かった後のお話。

 

「あずさちゃん、来てたのね」

 

「はい~、お店が始まる前に来ちゃいまして」

 

「そうだったの、また迷子に?」

 

「そうなんです~、でも最後にはここに着くんですよー、これは運命でしょうねー」

 

「「それはないわね」」

 

「そうですか~?」

 

「「だって、幸人さんの運命の相手は私なのだから、ん?」」

 

「千雪ちゃん何を言ってるのかしら?幸人さんは”私の”運命のお相手なのよ?」

 

「美優さんこそ何を言ってるんですか?幸人さんは、”私の”幸人さんなんですよ?」

 

「二人とも、何を言ってるんですか?幸人さんは、”私の”運命のお相手ですよ?」

 

 

「「「・・・・・・ふふふふふ」」」

 

「へい、お待ちどーさん、って何やってんだお前ら?」

 

「いえ、三人で”仲良く”お話をしていただけですよ」ニコッ

 

「そうですよ?、美優さんとあずさちゃんと、”仲良く”お話をしてたんです」ニコッ

 

「そうなんですよ~、”仲良く”お話を」

 

「なんで三人揃って、仲良くの部分を強調しているんだよ、まあいいや、ほら注文のもんだ、食っちまいな」

 

「「「いただきまーす」」」

 

そう言うと三人は注文の品を食べ始めたので、俺も次の時のための準備を行った、それをしていると。

 

「幸人さんは、その、あの、か、か」

 

「ん?どうした?」

 

「えっと、・・・彼女とかはいてるのですか?」

 

「「!!」」

 

「俺?いないいない、、一度もそんなのは出来た事ないよ」

 

「そ、そうなんですか」

 

「「「良かった」」」

 

「まあそんな感じの事は言われたこともあるかもしれないがな」

 

「「「それは誰に言われたんですか!?」」」

 

「近い近い、いろいろだな、最近だと、あいと真奈美、それに響子、咲夜に恋鐘かな」

 

「「「!!もう先に・・・!!」」」

 

「それで幸人さんはどのように返事を?」

 

「いやいや、君たちもそうだけどさ、彼女らもアイドルでしょ?彼氏何か出来たら問題でしょうよ?」

 

「「「うちの事務所は全然です!!むしろウェルカムです!!」」」

 

「それ前にも言われたな、それは事務所の話でだろ?一般の人たちが許さないでしょうに」

 

「「「そこは事務所で・・・・」」」

 

「なにをしようとしているのかとは言わないけども、まあ俺はそこまで焦ってはいないからなー、気長に待つよ」

 

「そうですか、なら、この三人なら、もしお付き合いするなら、誰がいいですか?」

 

「君らかい?そうだな・・・・・千雪かな」

 

「「!!」」

「やった!」

 

「そ、それはどうしてですか?」

 

「んー、なんか、落ち着くからかな」

 

「「「落ち着く、ですか?」」」

 

「落ち着けるが正しいかな、何か勝手なイメージだけど、何でも出来そうなお姉さんって感じがするんだよな」

 

「そ、そうですか」

 

「まあ美優も良いんだけど、何か千雪の方が落ち着ける感じがするんだよな」

 

「私は~?」

 

「・・・・その迷子癖を直さないとな」

 

「そんな~~~」

 

「「「「あははは!!」」」」

 

そんな感じで楽しくわいわいしながら時間が過ぎて行ったのだった。

 

ある程度時間が過ぎた所で、三人は一緒に帰って行ったのでした。

 

ネタギレなのでゴール(終了)してもよろしいでしょうか?

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