うちの喫茶店にはアイドルの方がいらっしゃる   作:テンツク

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第二十一話

 

ある日の事、部屋で炬燵に入って、まったりしていると。

 

 

ピンポーン

 

 

っと、チャイムが鳴った、それに気づいた幸人は炬燵から出て、扉へと向かった。

 

 

「はい、どちらさんです・・・か・・・お前らか、どうした?」

 

幸人が玄関を開けると、そこには四人の女の子が立っていた。

 

「あ、幸人さん、こんにちは」

 

まず最初に挨拶をしたのが、桜木 真乃、283プロのアイドルで、変態灯織ともう一人の女の子と一緒にグループで頑張っている子です、ちなみによく幸人の店に行ったりしますが、基本的にぼーっとしているらしいですよ(幸人の方を見ながら)

 

「こ、こんにちは、幸人さん」

 

 

次いでぎこちない感じで挨拶をしたのが、大崎 甜花、同じく283プロのアイドルで、前に登場した大崎 甘奈の双子の姉である、妹の甘奈とは対照的な、引きこもりアイドルである、普段は絶対に一人では外には出ないのだが、幸人の店に行く時は、自ら率先して外に出て行く大胆ぶりも見せる。

 

「こんにちは、幸人さん」

 

その次に挨拶をしたのが、幽谷 霧子、こちらも同じく283プロのアイドルで、不法侵入の恋鐘と咲耶と同じグループで活動を行っている、いつも体に包帯や絆創膏をしている、っが、別段、怪我をしている訳ではなくその理由は本人にしか分からないのである、彼女は極度の心配性で、幸人の店に訪れては、料理を食べる訳でもなく、ただただ幸人の厨房での光景を見て、幸人が怪我をしないかを見ている、その事で前に三峰に突っ込まれたことがあったとか。

 

「こんにちは、幸人様」

 

最後に挨拶をしたのが、杜野 凛世、こちらも283プロのアイドルで、良い所の娘さんで、いつも着物を着ている、感情表現に乏しく、喋り方も、ゆったりとしている、少女漫画を読むのが好きで、何でも勉強になるだとかで、よく同じグループのチョコ好きの子に漫画を借りて勉強しているのだとか。

 

 

「よう、いらっしゃい、しかし珍しい組み合わせだな各グループから一人ずつって感じか」

 

「えっと、私が今日お仕事だったんですけど、午前中だけだったから、幸人さんのお店に行こうとしていたんですね、その時に」

 

「私と凛世さんも同じ考えだったので」

 

「真乃さんに一緒に行きませんかとお話をしたんです」

 

「へー、そうなのか、甜花はどうしたんだ?」

 

「えっと、甜花も夜から、お仕事で、なーちゃんが遊びに行っちゃったから、寂しくなって、来ちゃった」

 

「なるほど、とりあえず寒いだろ、中に入りな」

 

「「「「はーい」」」」

 

 

 

四人を中に上げた幸人は、飲み物の準備をし、四人は部屋へと入った。

 

「適当にくつろいどいてくれ、今飲みもんを出すからさ」

 

「あ、炬燵だ」

 

「寒いからな、流石に出しちまったよ」

 

「この炬燵に幸人様は」

 

「ああ、先まで入ってたぞ」

 

「「「「!!!!!!!」」」」

 

「ち、ちなみに、何処に入っていたの?」

 

「ん?ちょうどお前らが居る所の向こう側に入ってたぞ」

 

「「「「!!!!」」」」ドドドドド

 

「おいおい、部屋の中で走るなよ・・・・って、何してんの君たち?」

 

飲み物の準備が出来た幸人がそれを持って、部屋に戻ると、そこには炬燵の一ヶ所に四人が入っている、奇妙な光景だった。

 

「おいおい、全員で入ったら流石に狭いだろ、ほい、どうぞ、おー寒」

 

「そうですね、それでは凛世は出るとします」

 

「あ、私も出ますね」

 

「おう、そうしな、ほらこっちとこっちも空いてるって・・・君たち何で俺の横に座っているのかな?」

 

「向こうがいっぱいでしたので」

「向こうがいっぱいになっちゃいましたから」

 

「いや、だからさ、そことそこにも場所は」

 

「「いっぱいでしたから」」

 

「いや、だ「「いっぱいでしたから」」・・・うん、そうだね」

 

幸人は考える事を諦めた。

 

「ったく、って、お前等は何でそんな怖い顔をしてるんだ?こっちはこっちで何か勝ち誇った顔してるし」

 

「「何でもない!!」」

 

「ハァー、分かったよ、ていうか今更だけど、何しに来たんだ?」

 

「「「「?????」」」」

 

「いや、こいつなに言ってんの?みたいな顔で見るのやめような」

 

「そうですね、私は幸人さんのお店にご飯をと思って」

 

「て、甜花は、ゆ、幸人さんに会いたくて

 

「私と凛世さんも真乃さんと一緒ですね、後は私は包帯の交換をと思って」

 

「そうですね、後、私は最近経験したことをお話したくて」

 

「そうか、って事は、お前等飯は食ってないのか?」

 

「「「「はい」」」」

 

「そうか、それじゃあちょっと待ってな、簡単な物作ってやるから」

 

「「「「!!!!はい!!」」」」

 

 

 

ーーーーおじさん調理中ーーーー

 

 

 

~数十分後~

 

 

「はい、お待ちどおさん」

 

「「「「うわぁ~~!!」」」」

 

「冷めないうちに食べな」

 

「「「「いただきます!!!」」」」

 

四人は幸人が作ったオムライスを一心不乱に食べ始めた、それを見た幸人は顔を綻ばせながら、その光景を見ていた。

 

 

 

 

 

「「「「ご馳走さまでした!!」」」」

 

「はい、お粗末様、味は大丈夫だったか?」

 

「「「「はい!とっても美味しかったです!!」」」」

 

「そりゃあ良かったよ、しかし」

 

「「「「???」」」」

 

「来たのが君らで良かったと思ってな、真乃じゃなくて灯織だったらとか、霧子じゃなくて、恋鐘だったらとか、凛世じゃなくて、○○だったらとか、甜花じゃなくて甘奈だったらと思ってら・・・・・・うん、何か思っただけで疲れてきた」

 

「幸人さんの前での灯織ちゃんって、どんな感じなんですか?」

 

「変態」

 

「・・・・・え?」

 

「変態なんだよ、人のパンツを盗んだり、シャツを盗んだりとかいろいろだ」

 

「・・・・・あはは」

 

「逆にお前らの前ではどうなんだ?」

 

「キリっとしていて、クールな感じですよ」

 

「考えつかんな、霧子、こっち来な」

 

「はい!」

 

「あ、あの?」

 

「??どうした甜花??」

 

「えっと、その、霧子ちゃんの、包帯って、幸人さんが?」

 

「ん??ああ、何か知らんが、俺に変えられるのが良いらしくてな」

 

「そ、そうなんだ」

 

「と言っても、手首の一ヶ所だけと言うよく分からん感じではあるがな」

 

「うふふ♪」

 

「幸人様!」

 

「おう、どうした?」

 

「これをしてください!!」

 

そう言って凛世は幸人に、少女漫画のワンシーンを見せた、それを見た残りの三人は、驚愕の表情を浮かべた。

 

「ん?なんだこれ?壁ドン??」

 

「はい、何でも、これが今流行っているらしく、〇〇〇さんが、『どうせ会うならこんなこともやってもらうよ!』って言っていたので」

 

「またいつか、今度来た時はチョコなしでやってやる、へいへい、やりますよ」

 

そう言って、幸人が立つと、他の四人も立ち上がった。

 

「???お前等までどうした??」

 

「「「私達もされたい!!」」」

 

「へいへい、順番でな」

 

 

 

そうして、順番に、壁ドンをしていき、その後は、日常会話を談笑しながら、のんびーーりとした時間を五人で過ごしたのであった、その後、時間になったので、四人は笑顔で帰って行ったのだった。

ネタギレなのでゴール(終了)してもよろしいでしょうか?

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