うちの喫茶店にはアイドルの方がいらっしゃる   作:テンツク

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第二十二話

ある日の出来事。

 

 

 

 

ピピ!

 

 

「んっと、うわー、やっぱりか」

 

 

この日俺は朝から体がだるく、何か熱っぽかったので、体温を測ってみると。

 

「何か久しぶりにこんな熱出たかもな、39℃って、そりゃあだるい訳だわ」

 

幸い今日は元々定休日だったので、店に影響することはなかったのが救いだな。

 

「とりあえず薬飲んで寝るか」

 

俺はバナナ一本を食い、薬を飲んで、再び布団で寝る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・が・・・です」

 

「そう・・・・これ・・・」

 

「・・・・それ・・・ですね・・・」

 

 

あれからどれくらい経ったかな?それに何か声が聞こえるな、とりあえず起きてみるか。

 

俺はそう思い、目を開けた、開けたのだが。

 

 

「暗い」

 

そう、目を開けたはずなのだが、目に見えたのは何か暗い光景だった。

 

「あ!幸人さん、起きましたか?」

 

「ああ、それより、今何時だ?」

 

「今は昼の三時ですよ」

 

「・・・・・三時?」

 

おかしい、昼の三時のはずなのになんでこんなに暗いんだ?

 

 

「あの、千雪さん、その体制だと幸人さんが見えてるのって、えっと・・」

 

「え?あ!そうだったわ、幸人さんの寝顔何て滅多に見れないものだからと思って・・・はい、どうですか、幸人さん?」

 

その声と共に俺の視界も良好になり、部屋の電気の明るさが目に入って来た。

 

「幸人さん、調子はいかがですか?」

 

「ああ、少しはましになった・・・ってか、一つ良いか?」

 

「はい、何でしょうか?」

 

「じゃあ聞くけど・・・・何で膝枕?」

 

「それはですね、幸人さんが何だか寝苦しそうだったので」

 

「それだけ?」

 

「はい!それだけです!」

 

「ああ、そう、てことはさ、俺がさっきまで見ていたのって」

 

「・・・・・・・///////」

 

「そこは照れないで貰いたかったな、とりあえず起きるy」

 

「あ、まだじっとしていてください!結構な高熱だったんですから」

 

「風花か、お前もいたんだな」

 

「はい!千雪さんに誘っていただいて、それで来てみたら、何だかうなされていたからビックリしましたよ」

 

「そんなにうなされてたのか?」

 

「はい、それで私が薬とかの準備を、千雪さんには膝枕を、それと料理の方を」

 

「どうして膝枕に行きついたかわ聞かないことにして、まだ誰かいるのか?」

 

「すみません、勝手にお邪魔しちゃってます」

 

「美優もか」

 

「はい!あの、おかゆを作ったんですが、食べられますか?」

 

「ああ、丁度腹も減ったからいただくよ」

 

俺は美優からおかゆを受け取ろうとした、今更かもしれんが今日来てくれたのは、千雪と美優、それに風花の三人だった。

 

風花は豊川 風花って名前で、765プロのアイドルで、元々は看護師をやっていたらしく、風邪とかになった時とかによく対処法などよく聞いたりもする、仕事に関しては、正統派アイドルを目指したらしいのだが、どうもプロデューサーの取ってくる仕事が、セクシー系ばっかりを取ってくるらしい、一度その事で相談を受けたことがある

 

さて話は戻って、美優からおかゆを受け取ろうとした俺だったが、美優がなぜかこちらに渡そうとしない、するとおかゆをスプーンですくい、そして。

 

「ふぅーー、ふぅーー、はい、あーーん」

 

「いや、えっとだな」

 

「あーーん」

 

「いや、だからね」

 

「あーーん」

 

「ちょっと美優s」

 

「あーーん」

 

「・・・・・あーーん」

 

「ふふ、どうですかお味は?」

 

「あん・・・・・ん、うまいな」

 

「うふふ・・・良かった♪」

 

「「・・・・・・・・」」

 

美優からの強制的なあーんでおかゆをいただいた。

 

「それじゃあ次は体を拭きますので、失礼しますねー」

 

「ふ、風花!?」

 

「汗かいていましたからー、身体を拭かないと気持ち悪くなっちゃいますよー?」

 

「そ、それはそうだが」

 

「「・・・・・・」」

 

「それじゃあ、さっそk」

 

「あっと、手が滑っちゃったわー(棒)」

 

 

パシッ

 

「あ!?」

「わっぷ!」

 

風花が濡れたタオルで俺の身体を拭こうとした時に、千雪が明らかな棒読みで奪い取った、その時に、千雪の体勢が前屈みになった事により、千雪の胸が・・・・ってなことになり、只今絶賛息苦しくなっております。

 

「ちょ、ちょっと!何するんですか、千雪さん!?」

 

「あら、手が滑っちゃっただけですよ」

 

「むーーー!!返してください!私が幸人さんの身体は私が拭くんです!」

 

そう言って風花は千雪に奪われたタオルを取り返そうとした、っが、その時に足を滑らせ、そのままの勢いのまま、幸人の身体の上に。

 

 

ムニュ

 

ってな感じの音が鳴りそうな感じで、その大きな胸を幸人の身体に押し付ける形となったのであった、しかしそのはずみで。

 

「ん!」

 

「あ!///」

 

勢いがあったため、幸人は若干ダメージをくらい、そのはずみで幸人の顔で千雪の胸を押し上げる形となり、千雪は喘ぎ声?をあげた。

 

「返してください!」

 

「それはダメよ!」

 

「・・・・・」

 

「わ・た・し・が拭きます!」

 

「いいえ!わ・た・し・が拭くの!」

 

ってな感じで千雪と風花のタオルの奪い合いが始まった、始まったのは良いのだが、いや、良くはないか、まあそんなことよりも、一瞬だけ千雪が後退したため、千雪の胸が俺の顔からどいたことで、呼吸を確保出来たと思ったら、今度は風花の胸で俺の呼吸をさえぎられ、今は絶賛呼吸困難な状態になっている、いつもの俺なら力づくで退かしているのだが、いかんせん今は風邪の影響で、あまり力が入らないのである・・・・・てかそろそろヤバいかも。

 

 

「だから!」

 

「でもね!」

 

「「ううーーーーー!!」」

 

「あのー二人とも」

 

「「何です!?」」

 

「そろそろ本当に幸人さんが危ないですよ」

 

「「・・・・・・ああ!!」」

 

今の状況に気づいた二人は、すぐさま幸人から離れた、そう、二人が離れたって事は、すなわち。

 

 

ガン!

 

「ん!」

 

そう、膝枕状態だったため、千雪が離れた事により、幸人は勢いよく頭をぶつけたのであった。

 

 

「「「幸人さん!?」」」

 

幸人はそのまま視界をブラックアウトしていったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は三人で協力しあいながら幸人の看病をした、だが、その数日後に千雪と風花は幸人から軽く説教を受けるのであった。

 

 




感想と評価をお待ちしてます!!

ネタギレなのでゴール(終了)してもよろしいでしょうか?

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