ーそれから数日後ー
「よーし今日がライブ本番だな」
「ああ、このメンバーだ失敗なんてしないだろう」
「そうさ、何たって幸人さんが選んでくれたメンバーだ幸人さんさんの為にも失敗するなんて許されないからね」
「大丈夫ですよ!何たってみんなであんなに一生懸命練習してきたんです!」
「そうだよな、ここでミスして幸人さんに恥かかせたら死んでも死にきれねーからな」
「そうだね、幸人さんが信用してくれて私達を選んでくれたんだ」
「だな!ここで緊張して失敗しましたなんて言ったらそれこそアイドルとして終わりだから」
「お前等意気込むのは良いがあんまり張り切り過ぎて空回りすんなよ?てか特に失敗しようが俺としちゃあどっちゃでも良いってーの、失敗したらお前らが恥かくだけだしな」
「なに、心配いらないさ」
「ああ、幸人さんはその目で私達のライブを見届けてくれればいい」
「さようで」
「準備お願いします!」
「さーてお呼びがかかったな、そんじゃま行ってこい」
「「「「「「ああ!/はい!」」」」」」
幸人は彼女達をステージへ見送るとステージ袖から彼女達のライブを子供を見守る親のような目で見届けるのであった。
「こんにちは!今日は私達のライブを楽しんで行ってくれ」
「君たちに最高のライブを私達が見せてみせるよ」
「一生懸命頑張るから応援してくださいね!」
「結成して日は浅いがそれでも気にしなくて大丈夫」
「私達はある人の為にこのライブを全力で成功させようと思う」
「それじゃあいくぜ!今日だけのスペシャルユニットだ!」
「「「「「キャァァァ!!!!!!」」」」」
「「「「「「それでは聴いてください・・・・」」」」」」
こうしてこの日限りのライブが始まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーライブから数日後ー
この日幸人は346プロに呼ばれたため、346プロへと来ていた。
「よう、今日はどうしたよ?」
「こんにちは、先日のライブお疲れさまでした」
「何、俺は何もしちゃいねーよ、頑張ったのはあいつらだしな」
「それでもだよ、あの短い期間であそこまで彼女達を完成させるなんて普通じゃ考えられないよ」
「そうか?あいつらも今じゃプロのアイドルとしてやってるんだ、俺は出来ると思ってたがな」
「ははは!流石だな!」
「それで?今日は何で俺を呼んだんだ?」
「ええ、今日お呼びしたのはこれをお渡ししたくて」
「これは?」
「まぁ開けてみたまえ」
「??・・・旅行券?」
「あのライブの後に我々の事務所、特に彼女達への仕事オファーが殺到してな」
「それとこれとどう関係があんだ?」
「一つは私達からのお詫びです」
「お詫び?」
「ああ、我々の勝手な行動で君を巻き込んでしまったからね」
「自覚あったのかよ」
「もう一つはこれから彼女達が忙しくなるからなその前に君との旅行で少し英気を養ってもらおうと思ってな」
「なるほどな、それで旅行券ってか、これはどこでも良いのか?」
「ああ、日本国内ならどこでも使えるとも」
「交通費などは我々が出しますのでご心配なく」
「そうかい、それよりスケジュールの調整とかは大丈夫なのかよ?6人全員を合わせるのは難しいだろ?」
「その辺は大丈夫だ!その辺は我々が何とかしてみせよう」
「そうかい」
「それで、何処か行きたい所とかありますか?彼女達はあなたと行く所ならどこでも良いと言っていましたが」
「行きたい所かそうだな・・・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「見てくださいよ幸人さん!冷たくて気持ちいですよ!」
「おいおい、あんまりはしゃいで転んだりすんなよ?」
「なぁジュリア、あそこの岩まで勝負しねーか?」
「お、イイねーその勝負乗った!」
「あ!それなら僕もやりたい!」
「良いぜ!参加したこと後悔させてやるぜ!」
「それじゃあスタートの合図は私がしよう」
「お前らはあっちに行かなくて良いのか?」
「ああ、流石に彼女達のあの元気さについて行けなさそうだからね」
「真奈美なら行けんじゃねーの?」
「確かに可能かも知れないが今日はゆっくりしたい気分なのでね」
「そうかそれよりお前等」
「「どうかしたかい?」」
「どうしたもこうしたも暑くねーのか?腕にピッタリ抱き着いてよ」
「ああ、暑くないともむしろ気持ちイイぐらいだよ」
「それなら私はここにお邪魔しようかな」
「って、咲耶膝の上は流石にしんどいってーの」
「空いてるところがここしかなかったものでね」
「だからって座るなよ全く」
その後夜になり。
「今回の旅行は楽しめたよ」
「ありがとう幸人さん」
「これからもアイドルとして精一杯頑張りますね!」
「幸人さんにプロヂュースしてもらったんだ、これからのアイドル活動は変に出来ないしな」
「私達は前回のライブでまた一皮剥けたような気がするよ」
「それもこれもみんな幸人さんのおかげだぜ!」
「俺は特に何もしてないんだがな、まぁお前らがためになったんならこっちもやって良かったってもんだ」
「そこでだ、ここからは私達で幸人さんにお礼をしようと思う」
「お礼?別にいらねーんだがな」
「なに、遠慮する事はないさ、ここには私と真奈美さんは少し上だがピッチピチの生きのいい女子高生、しかもアイドルがいるんだ」
「・・・・何が言いたい」
「幸人さんも分かってるんじゃないのかい?私達一人一人ではあなたを満足させてあげられないかもしれないがここには6人もいるんだ、どんなプレイにだって答えてみせるよ」
「・・・・」
「「「「「「・・・・・・」」」」」」
「後悔しねぇーんだな?」
「「「「「「もちろん!!」」」」」」
「そうか、なら俺もそれに答えねぇとな、全員相手してやる、へばっても知らねぇからな!!」
「「「「「「はい!!」」」」」」」
その夜1人の男と6人の女性とで熱い夜を過ごしたと言う。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「ぴよぴよついに出来たぴよ!!後はこれを」
「これを、何です?」
「ぴよ!?り、律子ちゃん、ど、どうしたの?」
「さっきから呼んでるのに全然反応しないんですもん、何かありました?」
「い、いや、何もないわよ」
「ホントですかー?」ジトー
「ほ、本当よ、それより何かあったの?」
「もうすぐ時間なんで春香と千早の迎えをお願いしてたじゃないですか」
「そ、そうだったわね、そ、それじゃあ行ってくるわね」
「もう、しっかりしてくださいよ?」
「だ、大丈夫よ、それじゃあ行ってきます」
バタンッ
「全く」
ガチャ
「よう」
「あ、幸人さんこんにちは、今日はどうされました?」
「ああ、近く寄ったもんでな、挨拶がてら寄ってみた」
「そうですか、お茶でもいかがです?」
「お、良いのか?それじゃあ頂こうかな」
「はい!今淹れてきますね」
「おう・・・・・ん?」
「待たせしました、それどうしたんですか?」
「ん?ああ、床にこれが一枚落ちてあってな、拾ったところだ、てかはえーな」
「まぁうちはお茶とかはこんな感じで常備してますから、どうぞ」
「おうサンキュー」
「もうそれ見られたんですか?」
「いやいや、流石に何書いてるかわかんねえもん勝手に見ねーよ、ほい」
「あ、どうも・・・・・・」
「どうした?顔真っ赤だが」
「いえ、ちょっと席外しますね」
「ああ、行ってら」
「やっぱり」
「何か分かったのか?」
「ええ」
「そうか、そろそろ俺はお暇するよ」
「あ、分かりました、また時間があれば寄って行ってください、彼女達も喜びますので」
「了解、また近くに寄った時に寄らせてもらうよ」
「はい!それじゃあお気を付けて」
「ああ、じゃあな」
バタン
「さて、あのクソ鳥仕事中にこんなもの書いてやがったなんて」
ガチャ
「天海春香ただいま戻りました!!」
「ただいまです」
「あ!おかえりなさい春香、千早」
「律子さんただいま!」
「あれ?誰か来られてたんですか?」
「ええ、少し前まで幸人さんが来ていたわ」
「幸人さん来てたんですか!?」
「来ていたって事はもうおかえりに」
「ええ」
「送迎完了しましたー」
「こ・と・り・さ・ん」
「ど、どうしたの律子ちゃん」
「これ、見覚えありませんか?」
「そ、それは・・・し、知らないぴよ」
「へぇそうですか、それなら何で小鳥さんの机の上にこんなものがあるんですか?」
「そ、それは」
「それは?」
「それは」
「それは?」
「し、知り合いに渡すものぴよ」
「へぇそうなんですか、ちなみに誰に渡すもの何ですか?」
「そ、それは律子ちゃん達の知らない人ぴよ」
「そうですか、これはその人に渡すものなんですね?」
「そ、そうぴよ」
「そうですか、それじゃあ小鳥さんのカレンダーの所に書いてある『同人 販売 当日』って書いてあるのは何なんですかね?」
「そ、それは・・・」
「それは?」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
piririririr
「電話ですね、出ても良いですよ、もちろんスピーカーモードで」
「ぴ、ぴよ!?」
ピッ
「も、もしもし」
≪あ!小鳥さん!同人誌の方はどうっすか?こっちは良いものが出来そうっすよ!≫
「そ、そうなの、それは良かったわね」
≪あれ?何か元気ないっすね、大丈夫っすか?≫
「え、ええ大丈夫よ心配しないで」
≪そうっすか?それなら良かったっす!それで、そっちは間に合いそうっすか?≫
「え、ええ大丈夫よ心配しないで、そっちは大丈夫?」
≪バッチシっす!≫
「そ、そう、それじゃあまた何かあったら連絡するわね」
≪ハイっす!≫
「そ、それじゃあまた」
ガチャ
「 」ギギギギギギギ
「こ・と・り・さ・ん」般若
「うわぁ!千早ちゃんこれ凄いね」
「凄く・・・・エッチーです」
「小鳥さん、私とあっちでO・HA・NA・SI、しましょか?」
「ぴ!ぴよ、待って!」
「問答無用!!」
「ピヨ―――!春香ちゃん、千早ちゃん助けて!助け」
バタンッ
「「・・・・・・・・」」
「ぴよーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
こうしてまた一つ悪は滅びたのであった。
ネタギレなのでゴール(終了)してもよろしいでしょうか?
-
OK
-
NO