カランカラン
「いらっしゃいませー、って久しぶりだな」
「ふふ、ようやく来ることが出来たよ」
「しばらく来なかったからな、もう来ないかと思ったよ」
「まさか、ここに二度と来ないことなんてありえないよ」
「さようで、それで?ご注文は?」
「そうだね、今までと同じで」
「了解」
彼女の名前は緋田美琴、アイドルをやっていたのだがやめてしまったらしい、実力は申し分ないからもったいないと思ったんだがな、アイドルをやっていた頃は頻繁にうちの店に来てくれていたんだが、やめてからはほとんど来ていなかった子だ。
「へいお待ち、プリンアラモード」
「ふふ、久しぶりだな、幸人さんの手料理」
「お前って基本それしか頼まないもんな、最初の頃は普通の料理を頼んでいたのにな」
「そうだね、これは一度食べたら止まらなくなってしまったからね」
「それは何よりで」
「それじゃあいただきます」
「はい、召し上がれ」
カランカラン
「ん、いらっしゃい」
「榊さんこんにちは、今大丈夫かしら?」
「ああ、全然いいぞ」
「それじゃあお邪魔するわね」
「好きな席に座ってくれ」
「分かったわ」
そう言ってカウンター席に座ったのは八神マキノ、346プロのアイドルで他の連中ほどではないがまぁそこそこ程度にはうちの店を利用してくれる子だ」
「あら、緋田さんこんにちは」
「八神さん、こんにちは」
「あん?お前ら知り合いなのか?」
「ええ、昨日一緒に仕事をしたの」
「??美琴、お前ってアイドルやめたんじゃなかったのか?」
「うん、そうなんだけどね実は今は283プロでまたアイドルをやってるんだ」
「へー」
[あいつが知ったら激怒しそうだな]
「?どうかした?」
「いや、なんでもない、それで注文はどうする?」
「そうですね、カルボナーラでお願いします」
「了解、ちょっと待っててくれ」
「緋田さんはこのお店には初めてですか?」
「いえ、前にアイドルをやってたときには頻繁に来てたよ」
「そうなんですね」
「八神さんは?」
「私はそこまで多くはないですが、そこそこ来てはいますね」
「そうなんだ、それは幸人さん目的で?」
「な//そ、それは・・・・そうです」
「ふふ、そうなんだ」
「それだけではないですけど、そう言う緋田さんはどうなんですか?」
「私?そうだね、私もそうかもしれないかもね」
「それじゃあ緋田さんも榊さんの事を」
「そうだね、あわよくば狙ったりもするかもね」
「そうですか、ライバルは多いですよ」
「そうなのかい?」
「ええ、うちの事務所のほとんどのアイドルが狙っていますからね」
「そうなんだね、確かうちの事務所の子達も狙ってるって聞いた気がする」
「ふふ、お互いに負けられませんね」
「ふふ、そうだね」
「「ふふ」」
そんな様子をとうの本人が知るよしなかったのであった。
ネタギレなのでゴール(終了)してもよろしいでしょうか?
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OK
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NO